最近読んでいた本の中で、その通りだなと心を打たれた言葉があります。
「チャンス自体をつかみに行くというアクションを起こさなければ、向こうからやってくることは決してない。だから人に会いに行くし、自分の作品を見てもらうし、声がかかればどんな些細なことでも全力でやろうとする。ホームランを打つためにはたくさんの打席に立たなければならないのだ。」(樋口景一『仕事という名の冒険』中央公論社 2015)
私自身、本校の生徒、教職員、みんながこのような姿勢で、今の社会で必要な存在であり続けたいと、いつも思っています。
今日は本校の生徒にそんな姿勢を感じた日でした。
今日午後に行われたオーストラリア研修の説明会の様子。
毎年夏休みの期間にオーストラリアの姉妹校等で研修を行っていますが、今回はかなり多くの生徒たち(&保護者の皆様)が参加していました。
高校生のうちから異文化の人と接したいと、自分から一歩を踏み出すことは、より広い世界に向かって歩き出したということです。もちろん高校生で海外に滞在するということは緊張を伴うことでもあると思います。ですが、多くの生徒がそのことに挑戦しようという気持ちを持っているということが嬉しく感じられました。
さらに、商品開発プロジェクトに応募してくれた1年生のエントリーシートを読ませてもらっていて、また感動した日でもありました。
1年生のエントリーシートの中にたくさん共通して書かれていたことが
"社会で役に立つ存在になりたい"
ということです。このプロジェクトを通しても役に立ちたい!と書いてあるエントリーシートがたくさんあり、本当に感動しました。みなさんがこれからの3年間でも、そして3年だけにとどまらず生涯、そんな気持ちを持ちつづけて、チャンスをつかみに行くことを重ねて欲しいと思います。