2013年3月31日日曜日

新たなステップへ

早いもので、今日で平成24年度が終了し、明日からはいよいよ25年度がスタートします。

25年度は学園が創立105年目を迎えるわけですが、私自身にとっては、この24年度の終了& 25年度の始まりは感慨深いものがあります。

というのも、私自身がこの高木学園にやってきたのが平成20年度、今からちょうど5年前の4月だったためです。それから5年。本当に色々なことがありました。最大の驚きは、平成20年度(=創立100周年度)の終了直後に先代の理事長である父が病気で急逝したことでした。そしてバトンを受け継ぐこととなり、今日に至っています。

この高木学園は創立者・高木君先生が「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てるために創立した学校です。現在の社会で女性が信頼され、役に立つためには、どのような力を学校で育てる必要があるのだろうか - そのことを日々考えています。

平成25年度からは高等学校の新学習指要領が導入されます。このことと、上記のような創立者の理念を今の世の中で忠実に実践することを掛け合わせ、教育内容の改革を行っていくことにしています。

本校に入学してくる生徒たち・在籍してる生徒たちが、在校中はもちろんのこと、卒業してからも、社会の一員として・女性としてしっかりとした生活態度が身についていること、そしてより多くの素晴らしい方に出会いながら世の中の何かの分野でこの子はすごい!”と言っていただけるような存在になるよう、教職員一同でサポートしてまいります。



そして本学園も、私自身もこれまでよりも一段高い目標に向かって邁進してまいります。

平成25年度も引き続きご指導を賜れれば幸いです。

(写真は、今日そのような決意を込めながら作った「飛び出すカード」です!)

2013年3月26日火曜日

テンプスタッフがインテリジェンスを買収






今朝の日本経済新聞1面をご覧になった方も多いと思います。

私の目にパッと飛び込んできたのが

「インテリジェンスを買収  テンプ、転職支援強化」

という記事です。









この記事にある「テンプ」とはテンプスタッフホールディングスのこと。実はこのテンプスタッフは、本学園の卒業生である篠原欣子(しのはら よしこ)さんが創業され、現在も会長兼社長をつとめられている会社なのです。

30代後半にゼロから起業され、現在では人材会社としては大手で従業員も5,000人以上とのこと。そのテンプスタッフさんですが、他のインテリジェンスという人材会社を買収されるとの報道です。

「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てようとした、本学園創立者の高木君先生の教えを、素晴らしい形で体現されている方だと心の底から感じます。

私も篠原社長には何度もお目にかかり、お話させていただく機会を頂きましたが、本当にいつも笑顔が素敵でイキイキとしていらっしゃいます。

そんな篠原社長の姿勢をいつも見習って、日々「社会で信頼され、役立つ女性」を育てることに攻めの姿勢でのぞみたいと思います。

2013年3月23日土曜日

3学期終業式&離任式

今日は平成24年度3学期の終業式が行われました。つい先日24年度がスタートしたように感じていましたが、今日で年度の区切りとなります。

生徒の皆さんは、これからしばらく春休みとなりますが、ぜひ勉強にスポーツに文化的なことに、充実した日々を過ごして下さい。

そして今日は今年度で学園を離任される先生方の離任式もあわせて行いました。






先生方に感謝の気持ちを込めて、生徒会より花束をお渡ししました。









この中で、ある先生が言っていた言葉が心に残っています。

「Live life to the fullest. という言葉のように、人生を生きぬいてほしい」

という言葉です。自分の可能性に最大限挑戦する、決して目標や夢をあきらめないで生き抜く - この言葉を話された先生は、これから彼女自身も自分の夢に向かって人生を歩いていくとおっしゃっていましたね。ぜひ皆さんもFull (完全)に、皆さん自身の人生を生きて欲しいと私も強く思っています。








お世話になりました先生方、ありがとうございました!そして在校生の皆さん、4月にまた元気にお会いしましょう。

(写真は、校庭に咲き誇っている桜です。今年はもうこの時期に桜が満開です。)

2013年3月21日木曜日

うれしいお手紙 - 卒業生から

先ほど、私のもとに見慣れぬ可愛らしい封筒に入ったお手紙が1通届きました。



お手紙を送ってくれたのは、3月3日に卒業したばかりの卒業生。

校内で話しをすることの多い生徒でしたので、改めてこうしてお手紙をもらい、背筋をぴんと伸ばしながら読ませていただきました。

(いつもここでご紹介していますが、私は自分からお手紙を出すのも、他の方からお手紙を頂くのも大好きです。このようなお手紙を頂いて、本当にうれしいです。)




今回もお手紙を読んで、とても感動しました。一部だけ紹介させて頂きます。

「高木学園を卒業してから2週間以上が過ぎました。まだまだ高木学園で過ごしていたかったなという思いがあります。

どうしても伝えたいことがありまして手紙を書きました。

3年間本当にありがとうございました。高木学園に入って本当によかったです。

(中略)

私は高木学園に入って自分の新しい面を見つけることができました。それはたくさんの友人や先生方に出会ったからだと思います。

先生方には色々な面で陰で支えてくださったんだと思いました。それがあったから新しい自分を見つけることができたんだと思います。

(中略)

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

校訓であもある「信頼し得る婦人、実際に役立つ婦人」を心に刻み、これから歩んでいこうと思います。」

創立者の君先生がこの手紙を読んだら、どのように思うでしょうか。自らが100年以上も前に「世の中で信頼されて役に立つ女性を育てよう」と設立した学校の卒業生がこのように校訓を心に刻んで生きて行こうとしてくれている - そのことを心からうれしく感じると思います。

これからのみなさんはさまざまなことを経験されていくと思いますが、本校で学んだことを活かしながら、ぜひ素晴らしい人生を歩んで行ってほしいです!またお目にかかる日を楽しみにしています。

2013年3月18日月曜日

春休みに考える「戦争と平和」

試験も終わり、生徒の皆さんはのんびりと時間を過ごしている時期かと思います。

少しまとまった時間がとれる今の時期に普段はなかなかできないこと(勉強やスポーツ、文化的な活動など・・・)にも挑戦してみてくださいね。

私はここ数日に読んだり頂いたりしたご連絡で改めて「戦争と平和」について考えています。

まず



普段から何かと親しくしていただいている作家の鬼塚忠さんが最新刊『恋文讃歌(こいぶみさんか)』を出版されたので、その本を3時間で一気に読みました。

あまりにも感動し、涙が止まりませんでした。

このお話は、鬼塚さんのお祖父様・お祖母様のお話をもとに創られていて、戦争によって悲惨な経験を余儀なくされたご夫婦の純愛のお話です。鹿児島・朝鮮と壮大なスケールで物語が展開します。

人をここまで大切に思うことができるのか、と心を打たれる場面がたくさんありました。

みなさんにもこの春休みの期間にぜひ読んでみていただきたいと思います。



(ちなみに、このお話の中になんと"暁子"が一瞬登場します!どのあたりに登場なのかも、お楽しみに!)

さらに


作曲家の三枝成彰先生からもご連絡を頂きました。三枝先生の最新オペラ「KAMIKAZE」は、2月末~3月初旬に世界初公演されたのですが、3月30日には、BS朝日で放送されるとのことです。

このオペラも第二次世界大戦によって特攻隊で命を落とした方々の実話に基づく作品です。

(私はオペラの最中から号泣してしまいました・・・)



戦後世代の私たちは、きっかけが無いとつい戦争のことを考えずに生きてしまいますが、この本やオペラを通じて、戦争はどのようなことを意味するのか、そして平和を維持することとはどのようなことなのかを改めて考えるきっかけになりました。

皆さんもぜひ読んで/鑑賞してみて下さい。

2013年3月16日土曜日

新入生説明会

今日は朝から良いお天気になり、4月から本校に入学予定の新入生を対象とした説明会を開催しました。






新入生と保護者の方が、少し緊張した面持ちで会場に集まりました。









そして



春休みの宿題をもとにした「テスト」を4月初旬に行う、という学習指導部長の話の際に、小さなどよめきが起こっていましたが・・・みなさんが今後3年間学んでいくための基礎固めはとても大切です。

ぜひじっくり取り組んで下さい!

入学式でお会いすることを楽しみにしています。

2013年3月14日木曜日

試作品の試食中!

ある大手企業さんと共同で開発させていただいている商品について、今日も「商品開発会議」が開催されました。

これまでは商品のコンセプトなどを考えたり、その商品の世界観・イメージなどを考えて「キャッチコピー」などを考えてくることがメインだったのですが、今日はそのアイデアにもとづく商品の試作品に初めてふれ、実際に試食をさせていただくことになりました!



味について真剣に感じながら試食している生徒たち。

味自体は大変美味しいのですが、人は真剣にその味について分析しなければならない時には「うーん・・・」と考え込んでしまうのだということが良く分かりました。




今日は3種類の試作品を試食させていただきました。さあ、一体どのような商品が、どちらの会社さんから発売になるのでしょうか?!お楽しみに!発売は秋ころからを予定しています!

かりんとうテレビ紹介のお知らせ

本校生徒たちが「横濱かりんとう」のパッケージデザインを担当させていただきましたが、そのかりんとうが明後日16日にTVK(テレビ神奈川)にてご紹介いただけるそうです。

以下、かりんとうのメーカーさんからのメッセージをご紹介します。

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3月16日の18時〜18時30分に放送されますテレビ神奈川「ずばり!横濱」番組内プレゼントコー ナーに弊社かりんとうが他社様の商品と共に紹介されます。

今回は貴校デザインの「みなとみらいパッケージ」がご紹介される予定です。
もしお時間御座いましたらご覧頂ければ幸いです。
(時間としては番組最後のコーナーでプレゼント全体で2分程度のご紹介です)

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楽しみですね!ぜひ確認したいと思います。

2013年3月13日水曜日

プロモーションって何ですか?

本日もまた朝から風が強く、花粉症の私にとっては大変つらいスタートとなりました。決死の覚悟で道を歩いていたところ、スキップしながら歩いて学校に向かっている生徒を発見!(自分とあまりに違うその軽い足取りが羨ましかったです・・・)

(マスクをしながら息も絶えだえになりつつ・・・)「あらー、Kさん。なんか楽しそうね!」

と話してみると

「あ!?せ、先生?!いやぁー、もうお休みだって思ったらうれしくって。」

とのことです。

「ところで先生、質問があるんですけど・・・。」

「はい?!何でしょうか。」

この彼女は、今年の秋に発売になる商品の開発プロジェクトメンバーです。つい数日前に生徒たちを集めて、今後

- 商品の中身・パッケージを中心に考えていくチーム
- 商品のプロモーションを考えていくチーム

の新チーム構成を発表し、宿題を課したところだったので、そのことで色々考えていたようです。

「あの、プロモーションって、どんなことまで考えればいいのかなって、よく分からなくて。。。」

確かに!高校生は、企業などのプロモーションに"受け手として接したり聞いたりする"ことはあっても、自分が"しかけ人"になる機会はありませんから、なかなか簡単ではない課題かもしれません。

「たとえば、テレビのコマーシャル作る、とかそういうことも言っていいんですか?」

「う、うん・・・ダメではないけれど、テレビのコマーシャル作るのってものすごくお金がかかるのね。15秒のコマーシャルをキー局の夜などの良い時間帯(ゴールデンタイムといいます)で頻繁に流そうと思ったら、何億円というお金がかかっちゃう。でも、多分それは難しいと思う。。。だから、そんなにお金をかけなくても、多くの人に商品を知ってもらう、買いたいと思ってもらうにはどんなことをしたらいいかな?ということを考えてきてほしいの。」

というところまでマスク姿で息切れしつつ一気に説明したところで、生徒が

「あぁ、そうか。コマーシャルって確かにすごくお金がかかるっていうのは聞いたことがあります。そっか、何か他のことで、多くの人に知ってもらえること・・・。先生、また後で質問に行ってもいいですか?」

との発言。

「うん、いいよ。今日はxx時頃だったら席にいるかな。」

と言ったにも関わらず・・・一日中忙しすぎて席につく時間がありませんでした。もし追加の質問があって私のもとを訪ねて来てくれていたら、ゴメンなさい・・・。

ですが!これから一緒に世の中の人が「あ!」っと言ってくれるような面白いプロモーションを考えていきましょう。

2013年3月12日火曜日

玉磨かざれば光なし

寒暖の差の激しい日が続いていますが、皆様お元気でしょうか・・・。

ここ数日、猛烈な花粉と(花粉症の私にとって、今まだ息絶えていないことが不思議なくらい辛い日々です)忙しさで、こちらをアップデートする余裕が全くありませんでした。

生徒の皆さんは今年度の試験も終了して、ほっと一息というところでしょうか。「これから春休みだ~!」と思っている皆さんも多いかもしれませんが、今日はこの場で最近私が目にしてその通りだと心を打たれた言葉をご紹介したいと思います。

週末はそれはそれは猛烈な花粉と強風で、本当に生きていることが辛くて仕方がなかったのですが、それでもなんとか日曜日に出かけてきました。場所は池坊お茶の水学院です。というのも、華道のお稽古を続けている私が、初めて池坊のお免状を頂くことになったからなのです。





このような「傳書(でんしょ)」というものを頂き、さらに現代語で分かりやすく解説されている本を読んでいました。

すると・・・そこにはこのような素晴らしい言葉が書かれていました。










"「玉磨かざれば光なし」という言葉があります。正しい稽古、自分にきびしい稽古によってこそ、美しく花をいけることができ、人間としての心をも磨かれるのです。磨かれた心によって、人の心を動かす美しいいけばながあらわれるのです。"

このことは花を活けるときにだけあてはまるのではなく、生きてゆくあらゆる場面であてはまることだと強く感じました。勉強をするときにも正しい方法で、自分を甘やかさずに努力することで能力が高まり、磨かれていくということでしょう。そして仕事に取り組む時にも同様です。生きてゆくということ自体に、常に稽古・自律心が求められるということなのだと感じます。

この4月から、高木学園女子高等学校では色々な新しい取り組みが始まります。

普通科では、現在慶應義塾大学の先生にご指導いただきながら英語の授業に大きな"面白さ"を取り入れて行きます。

商業科では、3年生の課題研究の授業に慶應義塾大学大学院の先生にご指導いただいたり、1年生はマーケティングの第一線で活躍する方に通年で講義していただきます。

情報科では、入学してくる1年生から女子美術大学さんと連携してMacパソコンを活用して日本のデジタル・コンテンツ・デザイン産業で活躍できるような力(PhotoshopやIllustratorなどを使って平面や動画のデザインを行う力)を養います。

家庭科でも、大変人気のあるファッションショーやレストラン(ともに学園祭に開催)をより一層充実させていきます。

生徒の皆さんにより充実した教育を受けていただくことができるように、先生たちも"玉を磨いて"います。ぜひ生徒の皆さんも、これからの春の半月程度の期間を何となく過ごすのではなく、自分に厳しく勉強に部活に精進して欲しいと思います。

2013年3月7日木曜日

電車でブツブツ - 試験勉強

今日で試験2日目ですが、1&2年生の皆さん、手ごたえはどうでしょうか?

一昨日、ある1年生に会ったときに

「あー、もうダメ―。なんか実際の試験になると自信が無くなっちゃう。今回は年度末だから大切じゃないですか、なんかうまくいきそうにない・・・。」

と弱気発言でしたので

「あのね、今、こうやって話して悩んでることを私に伝える時間を、勉強にあてたらいいと思うのよね。これから家に帰るんでしょ?そしたら、電車の中でもブツブツ暗記してみたら?」

と、私。

「え?!そんなー。変な人じゃないですかぁ!」

と生徒から反論されましたが

「変な人、結構じゃないですか。私なんて、高校生の頃は英語のsample sentencesをいつも電車の中でブツブツ言って覚えたよ。」

という話をしていました。その生徒が昨日、また私のもとに来て

「先生が言う通り、電車の中で暗記したら、その箇所が試験に出て、できた!」

とのことでしたので、私は自信満々に

「ほ・らー!言ったでしょ。最後の最後の瞬間まで諦めないのが大切よ。」

みなさんが良い結果を残すことを期待しています。

さて、先日、3年生から頂いたお花はまだ今日も美しく咲き誇っています。









頂いたお花に、ちょうど8分咲きくらいの桃を加えてみました。

きれいですね!










在校生の皆さんは、残りの試験勉強を頑張って下さい。

2013年3月6日水曜日

まずは自分でやってみる -電話体験

本日、本校のある生徒たちが、ある企業の方に郵便物を送りたいと思っているようでした。しかし、その送付先の住所がその住所で良いのか、確実には分からないという状態で私のところにやってきました。

「先生、住所どうすればいいですか?」

「どうすればいいですか?ということで私が答えてしまったら、全然自分で"考えてみよう" "やってみよう"という訓練にはならないよね。どうしたらいいと思う?」

「うーん・・・[無言]」

ヒントを出してあげる必要はあるかと思い、

「そうしたら、電話番号が分かっているのだったら、その電話番号にお電話してみて、電話をとって下さった方に、"そちらに郵便物をお送りしたいので、住所を確認させてください"って聞いてみてもいいかも。」

と伝えると

「え?!そんなー私が電話するんですか?」

と生徒がためらっています。

「あのね、そこで私が電話しても仕方ないよね。自分でどうにか対応していく力をつける、この力はこれから生きて行く上で、とても大切な力よ。はい、即電話!」

と言うと・・・




電話口で話すべき内容を全て原稿に準備して、深呼吸ののち、いざ電話をはじめました。

「あの、すみません、ちょっとお尋ねしたいのですが・・・」

そして何とか電話完了。

「先生ー、猛烈に緊張した!」

と言っていましたが、

「Good Job!!!よくやった!」

と熱く伝えました。



生徒たちは今は保護者の方や教員がほとんどのことを助けてくれるという環境の中で生活していると思いますが、ひとたび社会に出たら、状況は全く変わります。自分でいかに行動するかを考えて実際にそれを行動にうつすことがきわめて大切になってきます。

ですから、私は生徒にとってはハードルが少し高いと思えるようなことも、まず"やってごらん!"と言うようにしています。

本日のこの彼女も、これから何か知りたいことがあるときに、電話する勇気を持つことができたと思います。お電話で教えていただいた住所に、お手紙が無事到着するといいですね。

2013年3月5日火曜日

卒業生からのお手紙

つい2日前に3年生が卒業し本校から羽ばたいていきましたが、その日に何人もの生徒たちからお手紙をもらいました。



お手紙を自分からお送りするのも、頂くのも大好きな私は大変うれしかったです。

そして、お手紙を読んで、もう感涙を止められなかったです。




以下少しだけご紹介させていただきます。

「(・・・略) 先生は、アクションを起こすことが大事よ!!って言ってくれましたね。あの時以来、少しだけど変われた気がします。何か行動を起こすこと、気が済むまでやり抜くこと、それが大切なんですね。暁子イズムにどっぷりはまっちゃって、何をするにしてもやる気でみなぎってます!

(中略)

座右の銘は"信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人"です。本当です。私、本当にこの学校に入ってよかったです。

あと、受験した身として、後輩にもセンター、一般受験の良さを伝えたいです。

私は本当に先生に感謝しています。絶対忘れません。ありがとうございました。3年間お世話になりました。」

彼女は本当にやる気・ガッツのある生徒で、いつ会って話をしていても、行動力が素晴らしいと感心していた生徒でした。その彼女に(暁子イズムとまで言っていただくほど)印象に残ることをお伝えできていたのかなぁ・・・とふり返ってみて思うのですが、本校の校訓を座右の銘と言いきって卒業してくれたことが大変うれしいです。

卒業生の皆さん、今後の人生のお幸せを心からお祈りしています!

2013年3月4日月曜日

デザイン思考実践中!

今日は、慶應義塾大学システムデザインマネジメント研究科(大学院)の先生方に学校にお越しいただき・・・





商業科の先生たちとで盛り上がりました!

デザイン思考の実践中です。

「いいね!」を連発してテンションも上がります。







来年度(4月から)の商業科で何が行われるのか?!ご期待下さい!

スカートファッションショー

今日は家庭科1年生の合同「スカートファッションショー」が開催されました。








スカートを生徒たち自身がデザインし、製作したものを、自らモデルとなって着用して登場です。

上はピンク、下のスカートは白です。春らしいですね。




















彼女は全身白のコーディネート。爽やかです。



















この彼女は、チェック柄のスカートにロングブーツを合わせました。












アイテムを一つ一つ作るだけでなく、それをいかに着こなして見せる(魅せる)か、もファッションショーでは重要な要素です。皆さんはまだ1年生ですが、少しずつプロのファッションデザイナーのショーなども見ながら、勉強を重ねてくださいね。3年生のファッションショーのときに、きっと役立ちますよ。

2013年3月3日日曜日

第104回卒業証書授与式

本日は第104回卒業証書授与式を挙行しました。






午前中はお天気も良く、良い卒業式日和となりました。

3年生たちのこれまでの行動が良かったのでしょう!











3年前に新しい制服を着用する1期生として入学してきた彼女たちが、もう卒業と思うと、驚きと寂しさとを感じます。

ですが、式の中で一人ひとりの生徒の姿を見ていると、本当にこの3年間で成長したな、立派になったなと感慨もひとしおでした。




今回は私は着物で式にのぞみました。

その理由を、卒業生の皆さんには式の中でお話させていただきました。ぜひ「何事も挑戦してみる・行動してみる、そしてチャンスをつかんで社会で信頼され・役に立つ女性」になって下さい!






そして、式の中でも目録を頂きましたが、卒業生の皆さんたちから卒業記念品として軽自動車を寄贈して頂きました。実は数日前に・・・


納車の際に、このような記念撮影をして頂きました。(この鍵、テレビなどで見てはいましたが、実際に登場するとは思っていませんでした!)

学校での毎日に小回りのきく車は大変重宝します。本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。





さらに、卒業式終了後には、PTAの皆さまによる謝恩会にもご招待頂きました。

なんと保護者の皆様によるパフォーマンスがありました!(数日前に見た3年生のパフォーマンス?!と一瞬目を疑いました!)

本当にお忙しい中、このような会を開いて下さり、ありがとうございました。

お嬢様達・そして保護者の皆さま方のこれからのお幸せを心よりお祈りしております。

卒業生の皆さん、本当におめでとうございました。

追記) 卒業式の私の話の中でご紹介した本のタイトルと著者の方についてご質問をいただきましたので、こちらに記載させていただきます。

鬼塚忠(おにつか ただし)さんの「Little DJ」という本です。(詳しくはこちらをどうぞ。)

2013年3月1日金曜日

桃の節句目前!

桃の節句目前の今日は、卒業式の予行練習を行いました。3年生の皆さんは、式での動きは完全に頭に入ったでしょうか?

校内でも色々卒業式に向けた準備が行われました。





こちらは桃の節句用にと先日いけたお花。百合も少しずつ咲き始めました!3日までもってくれるといいのですが・・・。










さらに嬉しいニュースを2つご紹介します。

1) 先日の「おひな様プロジェクト」に参加してくれた生徒たちが、今日もまたお花の水をかえに来てくれていました。お花を大切にするやさしい心が、本当にうれしいです。




「みんな、先日のいけ花、どうだった?」と聞いてみると、

「すごく楽しかったです!またやりたい!」とのこと。








2) そして、そのいけ花指導をして下さった森先生が、先生のブログでも本校の様子をご紹介下さっています。先生も本校の生徒たちに接して、大変嬉しかったと言って下さっています。森先生、本当にありがとうございました。 (こちらをご覧ください。)

今日は昨日に引き続き、3年生達の卒業アルバムにサインをするのに大変忙しかったですが、その彼女たちとももうお別れかと思うと、本当に寂しいです・・・。