2015年5月30日土曜日

マンガ家登場!- 情報科生徒

情報科の生徒の才能に今日はノックアウトされました。




生徒たちに

「創立者 高木君先生物語」

をマンガで描いてもらったのですが、そのあまりの上手さに感動。

「あなたのこの才能は、絶対に将来、活かしたほうがいい!!!」

と絶賛(&絶叫)でした。







謙虚で控えめなうちの生徒は

「せ、先生、そんな・・・照れます」

とのことなのですが、私は彼女のこの素晴らしい才能が、将来どこかで花開くことを心の底から期待しているのです。

続きは近々、どこかに登場しますので、楽しみにしていてください。

2015年5月29日金曜日

れすとらんさいとうさんとコラボ -家庭科1年生

この高木学園の地元・菊名に、私もそして本校の先生たちも大好きなレストランがあります。それは・・・「れすとらん さいとう」さん。

地元の神奈川県や横浜などで作られた食材を使って、地産地消の美しい創作フレンチ料理のお店を開いていらっしゃいます。(詳しくはこちらをご覧ください。)

この「れすとらん さいとう」さんと、なんと本校家庭科1年生が今年、コラボをさせていただくことになりました!






どのようなコラボになるかについては、これから少しずつお知らせしたいと思います。

とにかく、私も家庭科の先生たちも、生徒たちもとても楽しみにしています!ご期待ください。

2015年5月28日木曜日

はじめてのクラシック@サントリーホール

今年もまた、作曲家の三枝成彰先生からご案内いただきました。





「はじめてのクラシック」コンサートです。

昨年から会場がサントリーホールになりました。

サントリーホールは日本のコンサートホールでベスト3くらいに入る、素晴らしいホールです。

そして指揮は炎の小林研一郎先生。

この素晴らしいコンサートになんと1,000円で(人数が多い場合はさらに割引になります)参加することができます。






今回は勉強合宿などとの日程とかぶらない日がありますので、みなさんぜひ!参加してください。

2015年5月27日水曜日

図書ワゴンで人と出会える - 図書委員さんへの新聞取材

今日の放課後には、読売新聞社さんが本校の図書館の取り組みについて取材してくださいました。

今日の取材には、普通科2年生の図書委員の生徒たちに協力してもらいました。

「4月の始業式に学校に来たら、いきなり"なにこれー”という存在感で突然図書ワゴンが登場していて、みんな唖然としていました。」

私はそれを狙って始業式の日に突然デビューさせたのですが、生徒の皆さんが驚いてくれたようで、彼女たちの話を、"狙い通り!"と嬉しく聞いていました。




さらに彼女たちの話は続きます。

「最初はあまり図書ワゴンに来てくれる人がいなかったけれど、徐々にどんどん立ち寄ってくれる人・友達と一緒に来てくれる人が増えて、人と出会う機会も増えてとても楽しい!」

・・・もう感動で涙が出そうです。





私は、本をきっかけにして、みなさんが

「世の中にはこんなに面白い人がいるんだ!」

ということに気付いたり、

「人生で、こんなことをしてみたい/ こんな人に会ってみたい」

というような、人との出会いにつながっていくことを願っています。

校内でもすでに本を通じて(これまでに話したことのなかったような人との)出会いがあったとの話は、本当にうれしいですね。

さらにそれを発展させて、本の著者の方や出版社の方との接点にできればと考えています。

今日取材していただいた内容は、近く読売新聞に掲載していただけるようです。掲載日が分かりましたら、またお知らせいたします。

CM作り講座@博報堂さん

昨日は生徒たちの試験~体育祭の練習の後、商業科マーケティングコース2年生の生徒たちとともに、赤坂の博報堂さんに向かいました。

というのも、この生徒たちはこれから数か月をかけて

「高木学園女子高等学校 商業科 マーケティングコースを宣伝する30秒CMを作る」

からなのです。

生徒たちは

「赤坂ってどこですか?何度乗り換えるんですか?え?遠いー」

という話をしていたのですが、博報堂さんの超・素敵オフィスにうかがって気分が一気に高揚した様子でした。




普段は、企業の偉い方々が

「こんなCMにしませんか?」

と博報堂さんから提案を受けるときにしか使われない会議室に入れていただき、広告の心得、CMはどうやったら作ることができるのか、などを教えていただきました。









高層ビルの会議室から見える東京の姿に生徒たちも感激中。

「あ、すぐそこに国会が見える!」












昨年よりも、若干厳しいスケジュールで生徒たちには頑張ってもらう予定です(!)

・・・ということをご存知の博報堂の皆様に

「本当に大変だと思うけど、頑張ってね」

と何度も何度も言われていた生徒たち・・・。




大丈夫!若さと気合い(また言ってしまいました)で頑張りましょう!

2015年5月26日火曜日

体育祭予行

定期試験も終わり、今日は夏のように暑く快晴となりました。

試験の後には




金曜日にせまってきた「体育祭」の予行を行っていました。

前回の2年生の練習のときにシャッターチャンスを逃してしまった私なので、今回は大玉ころがしのタイミングで・・・と思っていたのですが、どうやら今のところ大玉は転がしていない様子・・・このまま待ってみるべきか。





と思っていたのですが、これから生徒たちの授業で博報堂さんに向かわねばならないので、この瞬間だけパッと写真をとって終了しました。

間もなく生徒たちとともに博報堂さんへ出発です。

ファーストペンギンでありたい - キングジム宮本社長ご著書

週末に本屋さんで発見して、すぐにレジへと向かいました。





本校でお世話になっている、キングジムさん(オフィスに必ずある「キングファイル」や「テプラ」などで圧倒的シェアを誇り、最近はデジタル文具と呼ばれるものもたくさんヒット商品を作られている会社です)の宮本彰社長のご著書です。

『ヒット文具を生み続ける独創のセオリー』

宮本社長のエネルギー・パワーにあふれる言葉に満ちていて、読んでいるとどんどん元気になります。








中でも私が大好きな宮本社長の言葉は

「ファーストペンギンでありたい」

南極の海などにいるたくさんのペンギンは、空腹になっても海に飛び込むかどうかみなものすごく迷い、一歩を踏み出さないものが大半だそうです。

ですが、そこで勇気を持った一羽が海に飛び込むと、その後は次々と海に飛び込んでいくそうです。

宮本社長は、キングジムさんという会社が常に、勇気を持って最初に海に飛び込んだペンギンのようでありたいと考えていらっしゃるそうです。リスクを取って、まずやってみる。そして決して人まねではなく「元祖」と言われるように頑張る、そんな姿勢をとても大切にされているとのことです。

文房具の開発だけにとどまらず、生きていくうえでとても大切な姿勢だと心から共感しています。

数日以内に、この本を図書ワゴンのどこかに入れておきますので、ぜひ手に取ってみてください。

2015年5月22日金曜日

行動力&貪欲さが素晴らしい(卒業生来校)

昨日、3年前の卒業生が学校に来ていました。

たまたま正面玄関のところで、彼女の姿を見かけたので

「あらー久しぶり!」

と声をかけました。

「先生、覚えていてくれたんですか?」 (当然覚えてますよ。)

実はこの彼女、高校在校中から"養護教諭になりたい"と言っていました。その後進路はどうするか、考えは変わったかなと思いながら

「進路はどうするの?」

と聞いてみると

「養護教諭になりたいという、高校時代からの思いは全く変わっていません!」

ときっぱり。養護教諭になるための免許を取る前に、小学校で実習するそうですが、できるだけ多くの世代の生徒たちと接しておきたいから

「先生!高校生と触れ合える機会で、私がお手伝いできそうな場面があったら、いつでも声をかけてください!」

彼女は高校生の頃から、行動力のある生徒だと思っていましたが、その良さは全く変わらず、良い意味で貪欲にさまざまなことに自分から(学校から言われて、などの理由ではなく)挑戦しようとする姿勢が素晴らしいと思いました。

みなさんにもぜひ、この卒業生のように、どんな時にも"自分で考えて、とにかく動いてみる"- そのことを大切にして欲しいと思います。

朝日中高生新聞に本校の図書の取り組みをご紹介頂きます

本校では、今年度のはじめから図書館をより楽しくするための取り組みを進めています。(その第一歩として、図書ワゴンが登場しました。)

そして先週、普通科1,2年生の生徒たちは、ブックディレクター・幅允孝さんのお話を聞かせていただきました。

先週の幅さんの講演会の際に取材していただいた内容が、24日(日曜日)付の朝日中高生新聞でご紹介いただけるとのことです。

ご自宅でとっていらっしゃる方は明日ころに届くかと思います。学校でとっている新聞は月曜日にラックに入れておきますので、みなさんぜひご覧下さい。

2015年5月21日木曜日

明日のZIP!に登場?!

今日から中間試験が始まりました。

10時を少し過ぎた今、すでに今日の試験が終了して帰宅している生徒たちもいるようです。皆さん、残りの3日(まずは明日の1日、でしょうか?)頑張ってくださいね。

さて、試験の話とはガラッと変わりますが、明日の朝、もしかしたら本校の「トイレ」が一瞬、テレビに登場するかもしれませんので、お知らせします。

日時: 5月22日(金曜日) 朝6:10頃~

番組: 日本テレビ 『ZIP!』

コーナー: 「アレナニ?」

いまどきの学校トイレを特集するという内容だそうです。本校のトイレの写真がもしかしたら登場するかもしれませんので、朝ご飯を召し上がりながら、よろしければご覧ください。

追記) 放送を見ましたが、本校のトイレは紹介されませんでした。(特集のタイトルが「最新の小中学校トイレ事情」・・・にも関わらず、高校の本校の取材があったのが不思議でもあるのですが・・・。)

2015年5月19日火曜日

団子じゃありません、先生!- 商業科2年スイーツ開発

今年度、商業科2年マーケティングコースの生徒たちは授業でスイーツ開発をさせていただいています。

今日は企業の方が来校して下さることになっていて、その授業の前までにアイデアが黒板に書かれていました。

教室を入って行ったあと、私はこちらにくぎ付けに。



「あー、その班の団子は・・・」と平然と言ってしまった私なのですが





生徒から

「先生ー!団子じゃありません!これ。ちゃんと商品カテゴリー書いてありますよねー!?」

と指摘されてしまいました。確かにカテゴリが横に書いてあったのですが、どうも団子(or 大福)に見えてしまって仕方無いのです。

という冒頭からハプニングがありつつも・・・



生徒たちはかなりしっかり、自分たちの企画について発表することができました。

コンセプトとして、なかなか良くできているものが多かったと思ったのですが、「女子高生ならではの突飛なアイデア」が少ない印象。

実は授業が始まる前に、私がメーカーの方に

「こんな感じのとか、あんな感じのスイーツ、作れませんか?」


とあれこれ質問攻めにしてしまっていたのですが・・・、メーカーの方が授業の後に

「高木さんのアイデアのほうがぶっ飛んでましたね。生徒さんたちのアイデアはとてもきちんとまとまっていて落ち着いている感じでした。」

とおっしゃっていました。みなさん常識的だということですね。(それに引き換え、私は・・・。)とにかく思いついたアイデアをたくさん出してみてください。できるかできないかを今考えるのではなく、面白いかどうかで、突飛なものも大歓迎です。

2015年5月18日月曜日

本は好きではなかったけれど、面白そうだと思った - 普通科1,2年生講演会の感想

先週の木曜日に、ブックディレクターの幅允孝さん(本校の図書ワゴンの選書にもお力を貸してくださっています)が、普通科1年生・2年生にお話をしてくださったことを、この場でもご紹介しました。

もともと子どものころから本が大好きな私は、幅さんが本についてお話されるのがとにかく面白く、本の世界に一層ぐいぐい引き込まれてしまうのですが、生徒たちはどのような感想を持ったかなと思っていました。




今日、生徒たちの感想文を見せてもらいました。

この絵には度胆を抜かれましたが、上手い!!!雰囲気がよく伝わります。





感想を読ませてもらって、とても嬉しかったです。本が好きなみなさんも、むしろあまり好きでないというみなさんも、ほぼ全員

「とても面白い/ためになるお話でした。」

とのこと。そして、私が大好きな幅少年のエピソード(『明日のジョー全巻大人ツケ買い』)は、みなさんにも相当インパクトが強かったようで、そのことが忘れられないと書いている人がすごく多かったです(ですよね!)。

印象に残った感想は

「講演会でうなずけることや納得したことは初めてでした。・・・幅さんが書かれた『本なんて読まなくたっていいのだけれど、』もとても気になったので、本屋さんで探してみます。素敵な講演会ありがとうございました。」

「小説だけでなくマンガでも良い。今までマンガではなく小説を読むようにと言われてきた私にとって、深く、心に残りました。元々、小説も、マンガも両方好きな私のあり方を認めてもらえたような気持ちになりました。今回は本当にありがとうございました。これをキッカケに、もっと本と親しめたら、と思います。」

・・・

などなど、感動の感想が多すぎて、ここではご紹介しきれないのです。とにかく、みなさんの心に残るお話だったことがとても嬉しいです。

それもこれも、幅さんのお人柄と面白さゆえ。本当にお忙しい中ご来校いただき、ありがとうございました。

ちなみに、次回ワゴンを楽しみにしています、と書いてくれている生徒も多く・・・少々お待ちください!(本はすでに発注済みですので。)

リケジョの大学生たちが来てくれました

いよいよ今週の木曜日から試験が始まります。

今日の放課後には「リケジョ」(理系女子)の大学生の方々が、生徒たちの勉強を指導しに来校してくれました。






個別の質問にも
















グループで勉強しているみなさんの質問にも

丁寧に答えてくれています。








みなさんと同じ女性で、大学生の方々ですので質問しやすいかと思います。

リケジョ(実は、「リケチェン」という団体で活動されています)の方々は明日の放課後にも来校してくれるそうですので、ぜひみなさん気軽に参加してみてください。

2015年5月17日日曜日

旅先で本を読むのもいいなぁ - 幅允孝さん蔦屋家電ご講演

14日の木曜日に、本校普通科1&2年生に「本の楽しさ」をお話くださった、ブックディレクターの幅允孝さんが、今日の夜には、オープンしたてで話題の

蔦屋家電(@二子玉川)

でご講演(対談)されるようです。(詳しくはこちらをご覧ください)

お話のタイトルはずばり

「旅先で本を読むのもいいなぁ」

実は幅さんは、志賀直哉の小説で有名な『城崎温泉』の街の活性化のために本を活用するというお仕事も手がけられており、温泉で限定発売のOnsen Bookなどもプロデュースされています。

実は私は以前に下北沢のB&Bという本屋さんでこの本および城崎温泉のお話をうかがいました。

その日、幅さんがトークショー用に1冊だけ持っていらしていた本を、会場の数十人のオーディエンスの中からじゃんけんで勝った人にあげますよ、と幅さんが言ってくださいましたが・・・


表紙がタオル地・中は防水ペーパーでできているというその本を、私はなんとじゃんけん大会の王者としていただいてしまったのです!

・・・という余計な話はさておき、保護者の皆様などもしご興味のある方はおでかけにならてはいかがでしょうか。

2015年5月16日土曜日

体育祭予行- 2年生

先ほど、どこかから

「きゃー わー! あー」

という声がするなとは思っていたのです。

ですが、完成させる必要がある仕事があったので、それに没頭していて、しばらくしてからそれが2年生の体育祭予行演習だったことを知りました。

慌ててカメラを片手に体育館に向かったところ





「あー、先生ー、こんにちはー」

と体育館から教室に戻る2年生たちが歩いてきました。

遅かった・・・

ちょうど練習しているところに間に合いませんでした・・・。













ものすごい速さで大玉を転がして戻している生徒たちがいたので、(大玉を転がしながら歩くスピードが速すぎて、こんな写真になってしまいました。)先ほどのキャーワ~という小手は、大玉ころがしの練習中の叫びだったのだと分かりました。

昨年度までは3年間連続で、昨年度卒業した生徒たちの学年が体育祭優勝していました。ですが彼女たちはもういませんので、またゼロからの戦いです!みなさん頑張ってください。(気合!←先日、商業科の授業の打合せで博報堂さんにうかがたのですが、「高木さんって、ほんと、気合いって良く言いますよね。」と言われました・・・そうですかねー。)

2015年5月15日金曜日

試験まで1週間を切りました!

この間新年度が始まったと思ったのですが、なんと皆さん。

中間試験まで1週間を切りました!(知ってました?)

今日の放課後、校内の色々な場所で






勉強している在校生の姿を見かけました。












右の生徒に

「あらー、たくさん飲んだね!」

と声をかけたら

「ち!ちがいます!これ、全部私が飲んだんじゃありません!」

とのこと。




ゴールデンウィークや宿泊研修からいまひとつ普段の生活のペースに戻れていない皆さんも、この週末で試験モードに体と頭を切り替えましょう。

なぜか本校トイレが大人気

今週に入り、なぜか本校のトイレが大人気です。

3件ほど、取材の申し込みや、写真の提供の依頼などが入りました。(テレビ局やはたまた内閣官房からもご依頼いただきました。)

その依頼を頂いた方々はこちらのサイト(学校のトイレ研究会)をご覧になったとおっしゃる方が多いのですが・・・こちらに掲載していただいたのは確か2年くらい前のこと。それが今こうして集中されているのが少し不思議なような気もします。

とはいえ




本校のトイレは生徒たちにも依然大人気。

先日、商業2年マーケティングコースの生徒たちが校内の写真撮影をしていたときにも、トイレの写真を撮っていました。

「やっぱり高木学園のトイレはスゴイと思うんです。」





なお、今回ご連絡いただいたうちの一つがテレビ局で、皆さんもよく知っている情報番組です。実際に本校のトイレが紹介されるかどうかまだわかりませんが、放映日時が近づいたらお知らせしますね。

2015年5月14日木曜日

本はちょっと手にとってみるだけでいい - (普通科)幅允孝さんご講演

今日は朝5:00にワクワクして目が覚めました。(朝に弱い私にとって、こんなことは年365日のうち、1日か2日、あるかないか、です。)

というのも、今日は(私自身が)ファンであり、本校の図書館改革に色々アドバイスしていただいている"ブックディレクターの幅允孝さん"が普通科1年生、2年生にお話してくださる予定になっていたからです。起きてすぐから、今日、幅さんとどんな対談させていただこうか、とあれこれ妄想をふくらませていました。

そしてお昼過ぎ。幅さんが来校して下さいました。校内のワゴンの状態も見ていただきながら、いろいろ打合せをしていたのですが・・・そのそばで生徒たちがお昼ご飯を食べているのを見ていた幅さん。

「あれは何ですか?」

今日は実はパン屋さんがパンを販売しに来てくれる日だったのですが・・・



「あ、僕も買っていいですか。

ちょうどお腹すいてるし。」

ということで、パンを購入されていました(!)

ちなみに、そのパンを食べた感想は

「ここのパン、旨いですね!

学校でこんな美味しいパン売ってるんですかー。」

とのこと。喜んでくださっていたので、私がToasty Shop(パン屋さんの名前です)のパンを食べて感動し、ご主人に「うちの学校で販売してください!」と無理をお願いしに行ったことをお話してしまいました。



さて、そうこうしているうちにパンも食べ終わった幅さん。おススメの本のPOPを作って欲しい、とお願いすると・・・






少し考えられてから手書きのPOPを書いてくださいました。









そうこうしているうちに、いざ講演会へ。

講演の冒頭に、

- 幅少年のおうちがとてもユニークなご家庭で、小学生の頃のお小遣いは月500円なのに、本だけは"ツケ"で買って良いという粋な仕組みをとっていたこと

- ある時、幅少年は、「あしたのジョー」を本屋さんで立ち読みし始めてしまい、そのストーリーのただならぬ"重さ"に衝撃を受けたこと、そして夕飯時間に本屋をただ立ち去ることができずに、全巻ツケ大人買いという大胆行動に出てしまったこと

- 月末に異常なツケ金額に驚いたお母様に、ウソをつかずに「あしたのジョー」全巻を買ったことを告白。すると、お母様が「あしたのジョーなら仕方ないわね。」とあっさり言ってくれたこと

という、私が大好きな幅少年のエピソードについてもお話していただきました。(この話を詳しく知りたい方は、ぜひ幅さんの『本なんて読まなくたっていいのだけれど』こちらです、の26-27ページあたりをご覧ください。ちなみにこの本は、ランチスペースにも置いてありますし、図書室にも入っています。)

この講演の中で、幅さんがおっしゃっていたことで、私の心に残ったのは

- 本を読むというとき、別に最後の最後まで全て読み切らなくても全然かまわないと思う

- 少しでも気になった本を、1ページでも見ておく、それだけでも全然OK

- みんながスマホを持っていて検索型の世の中だから、図書ワゴンには、そんな自動検索では出会うことの無いような本を入れています(だから、ふーん、何だろう?と気軽に手にとって欲しい)

- 本を読んだ印象は、その時にどんな人生のタイミングにあるかによって全然変わります。言い換えると本は二度と同じようには読めない。だから、高校生の今、本を読んでどんな印象を持つかを大切にして欲しい

ということ。そして、図書ワゴンの中にある本のいくつかを紹介してもらいました。

"I love Cat"のワゴンから・・・



『おかゆネコ』 - 私も読んでいなかったのですが、この本を紹介する幅さんのお話が面白すぎて、今日帰りに買って帰ろうと思っています。

なぜか人間の言葉を話すネコが、ダメ男の主人公にさまざまなおかゆを作ってあげるストーリーがマンガ仕立てで続いているんだそうです。

ですが、いかんせんネコゆえに(=猫舌ゆえに)味見ができない。

したがって、味はいつも適当 - 塩辛すぎたり、熱すぎたり・・・。

なのだそうですが、本当にこれを見ると作れる本格的なおかゆのレシピがたくさん紹介されているそうです。



その話を聞いたあと、ワゴンのところでちょっと読み始めたら、本当にものすごく面白い!おかゆもネコも好きではない私ですが、買ってしまうことはほぼ決定しました。

そして!







「男はコツさえつかめば操作は簡単のようです・・・」
(by 幅さん)

というPOPで紹介されている『猫語の教科書』 - ネコが人間をどうしつけるかを語っているような本なんだそうです。














そんな不思議な視点の本が存在していたとは!

いったい幅さんはどれだけの本を人生で読んでいらしているのでしょうか、と驚きの時間でもありました。






ちなみに・・・次のワゴンのテーマも発表されましたね。ふふふ・・・楽しみにしていてください。





今日の幅さんの講演の様子や、図書ワゴンについては、朝日中高生新聞さんが取材に来てくださいました。

掲載されましたら、皆さんにもまたお知らせします!

2015年5月13日水曜日

母音の発音は難易度高! - 中国語授業

今日は水曜日。新しい年度になってから、行事や祝日などで水曜日の授業がつぶれてしまうことが非常に多く、今日はやっと2回目の水曜日の授業となりました。

廊下を歩いていたら、元気よい生徒たちの声が聞こえてきて・・・


生徒たちが、中国語の母音の発音練習をしているところでした。

中国人の先生から教えてもらって、その音だけを頼りにしているので、発音は相当良くなりそう。

母音の発音は、日本語のように単調(平坦)ではなく、上がったり下がったり・・・。む、難しい・・・。





1年後にこの生徒たちはどのくらい中国語で話をできるようになるでしょうね。年々中国からの観光客の数も増えてきていますから、簡単な日常会話くらいができるようになっていると、これからどのような仕事に就くとしても役に立つと思います。今日の練習の様子だと、みなさん、とても前向きに練習して、すぐに上手になりそうでした。期待していますよ!!!

撮影隊が行く - 商業2年生

先日はプロのフォトグラファーの方に、本校のさまざまな場所・人の撮影をしていただきましたが・・・今日は







このような、在校生が一眼レフのカメラを持って・・・

(どこを撮っているかというと、これは・・・トイレです・・・)















さまざまな場所を撮影中。

彼女たちが撮影した写真を、本校の学校案内の中で使う予定にしています。

どの写真が採用されることになるでしょう。お楽しみに!

2015年5月12日火曜日

グアムはもうすぐ! - 2年生修学旅行

5月も中盤にさしかかり、2年生のクラスの廊下には、こんな感じの模造紙が貼られています。




グアムの政治と軍事

グアムの歴史

グアムの文化

グアムの食べ物

・・・・・・







そして、それをじっくり読む生徒たちの姿も見かけました。

実は私もグアムに行ったことがなくて、グアムに対する知識がほとんどないのですが、皆さんの調査の結果を見て、勉強になりました。







ここまで皆さん気合いが入っているのも、2年生は来月修学旅行でグアムに出発するからなのです。

こうしたグアムについての調べ学習も行っていますし、英語の授業では、空港のImmigrationでどのように英語で対応する必要があるのかの練習などもしていました。

せっかくの機会ですから、語学や文化、歴史、政治、ビジネスなど色々な面からグアムについて学んでみてください。(図書館にグアム関連の図書もそろっていますよ!)

お花育てます

今日は台風が近づいてきているということで、クラブ活動などの予定を早めて生徒たちは帰宅することにしました。

が、数時間前に、園芸委員のメンバーたちが、学校の中に飾るお花を買い出しに行ってきてくれたそうです。





メンバー一同を代表して、副委員長の生徒。

顧問の先生も頻繁にお花の様子を確認してくれている様子、見かけています。(ありがとうございます!)

これから夏になると、お花にとっては辛い時期ですので、ぜひ大切に育ててあげてください。

2015年5月11日月曜日

今日は撮影

今日は終日、いろいろなクラスで撮影させてもらっています。






みなさん非常に明るく、「私の写真も載りますか?」と前向きでした。















お天気も良く、素敵な写真がたくさん撮れそうです。















撮影の合間に、フォトグラファーの方までもが

「このワゴンの本、とても面白い!

全部読みたくなってしまいます。」

と図書ワゴンの本を手にとられていました。







さて、これらの写真がどのような形になって完成するでしょうか。お楽しみに。

2015年5月9日土曜日

そこまで頑張る? - 商品開発アンケート

今年度、先日もテレビでその社長が特集されていたあの会社さんと、商品開発をさせていただいています。

生徒たちはこれから1か月弱の間に、

- 世の中の動き (トレンド)
- 人々のニーズ
- それらをふまえた、商品のアイデア(コンセプト)

をまとめることが宿題になっています。

人々のニーズを知るためには、アンケートしてみる必要がある、ということで生徒たちが動きはじめています。




生徒たちはやる気いっぱい。「アンケート用紙はこんな感じにしたいんです!見てください」とひな形を持ってきてくれました。頑張って作られている様子が分かり、とても嬉しいです。私は、それに対するアドバイスのお手紙を書きました。

こんなポイントもアンケートに含めたほうが良いのではないかな?と考えられる点を生徒たちに伝えました。

「わかりました!」と非常に前向きな生徒たち。







そして、「全校生徒にアンケートをします!」と意気揚々と話していたのですが



「みんな、そんなにたくさんの枚数のアンケート用紙を集計するには、1学期が終わっちゃうくらい時間がかかりますよ。みんなはこれから1か月の間に

1) アンケートの質問をまとめる
2) アンケートを行う&集計する
3) それをふまえて商品の企画案を出す

これを全て完成する必要があるよね。そうした場合に全校生徒にアンケートできる?」



と改めて聞いてみました。すると・・・

「あーーー無理ーーー。時間ない!でも全校生徒にアンケートしてみたい!修学旅行行かないでやる?」

と極端な意見まで飛び出し・・・その彼女は

「いえいえ、修学旅行は行きましょう。せっかくのグアムだし!」

と周り全員に止められていました。

常に最終目的を考え、そこから逆算して何を・いつまでにする必要があるかを考えてみてください。

みなさんの意欲の高さは素晴らしい思います。頑張ってね!

2015年5月8日金曜日

進化中!図書新聞

先日、図書委員の生徒たちが、新しい年度の第1号図書新聞を持ってきてくれました。



本の表紙のイメージが追加されたり、またものすごく可愛いイラスト(本当に上手なんです!)が書いてあったり、また新たに登場した「図書ワゴン」からのおススメの本の紹介もあったりして、進化しています。

充実した内容ですので、みなさん、ぜひ読んでみてください!

Happy Toys - 今年のテーマは「さる」(JRC部)





昨年度、フェリシモさんとの取り組みで横浜みなとみらいのクイーンズスクエアさんにHappy Toysのクリスマスツリーを飾らせて頂きました。

このぬいぐるみは、展示後に世界中の恵まれない子ども達に寄贈しています。












昨年はJRC部、家庭科同好会の生徒たち、そして本校の先生たちもものすごく頑張って、300体以上のぬいぐるみを完成させてくれました。昨年のぬいぐるみテーマは「りす」。

みなとみらいで、この展示を見て下さっている一般の方々もみなさん「かわいいー」と言ってくださっていました。









今年も本校では、この取り組みに参加させて頂く予定です。今年のぬいぐるみテーマは・・・





「さる」

です。

これもまた可愛いですね!

こちらのぬいぐるみは、最初の1体として、JRC部の生徒が試作してくれました。頭より上は、昨年のリスよりも難易度が高いそうですが・・・みなさんの頑張りに期待しています!(裁縫能力ゼロなので、私は協力できずにごめんなさい。)

2015年5月7日木曜日

今日明日のメディアをご覧下さい

今日、明日と本校に関連のある内容でメディアで紹介されますので、よろしければご覧下さい。

まず、今夜22:00からですが、テレビ東京の「カンブリア宮殿」にお世話になっているあの企業の(!)社長さんが出演されます。

私は初めてお目にかかってから、とても尊敬している素晴らしい方です。よろしければぜひご覧ください。

そして、明日の日本経済新聞の神奈川面もお見逃しなく。

本の楽しさ・素晴らしさを感じた旅

連休を使って、ずっと以前から注目していて、訪れてみたい思っていた「武雄市図書館」に出かけました。(途中で記事をアップしようと思っていたのですが、iPadで撮影した写真がうまく上がらず・・・結局今日になってしまいました。)

さて、私にとっては人生初の佐賀県です。




佐賀に到着した日はあいにくお天気が悪く、雨が降っていました。

温泉や焼き物で有名な場所ですが、のどかな風景が広がっています。








そこに突如現れるのが





武雄市図書館。

公立の図書館です。

ですが、このサインからして何かただものでない雰囲気を感じさせますよね。










それもそのはず。

この武雄市図書館は、公立の図書館でありながら、代官山の蔦屋書店などを運営しているCCC(Cultural Convenience Club)が運営を委託されている図書館で、大変話題となり、全国から訪問者が絶えない図書館なのです。





どのようにして本と人が楽しく出会えるかを特に今年は集中して考えている私は、ぜひとも行ってみたいと思っていた図書館でした。

あいにく、図書館の中は撮影禁止・・・ということで、内装の写真は撮れなかったのですが、これまでの公立図書館とは全く様子が異なります。






内装もとても「スタイリッシュ・おしゃれ・格好良い」蔦屋スタイルで、なんと面積の半分くらいは「販売用」の本がある。スターバックスも入っている、TSUTAYAのCD/DVDレンタルスペースもある

ということで、公立の図書館としてはものすごく異色。

(ご興味ある方はこちらのホームページをご覧下さい。)








本棚の分類の仕方も、これまでの図書館分類法ではない分類の仕方をしていたりします。

ここには、佐賀県からだけでなく、近隣の熊本県や福岡県、長崎県、大分県などからも利用する人が多く来ていました。(車のナンバーで、とにかくさまざまな地域から人が来ていることが分かります。)

決して人が本に興味を持っていないわけではない、その本を「どのように」見てもらうか、その場づくりの編集力がとても大切なのだということを感じました。




そして、その武雄市図書館を訪れたあとに、本校の図書ワゴンなどをアドバイスして下さっている、幅允孝さんの特集がBS朝日で放送されました。

幅さんも同じく「本をいかに楽しんでもらえるかをいつも考えている」とおっしゃって、本校の取り組みをたくさん紹介してくださっていました。




その後、近隣の福岡にも立ち寄り





福岡の素敵な本屋さんを見たり
















福岡・天神にあるTSUTAYA BOOKSTORE TENJINも訪れました。

(こちらはまた蔦屋代官山とは違う雰囲気なのですが、とても素晴らしい本屋さんで、多くの若い人が夢中で本を手にとっている様子が印象に残りました。)











改めて、本と人をつなぐ場づくりの大切さを感じた旅でした。今回の旅を通じて学んだこと・感じたことを、本校図書館の改革でも活かしていきたいと思っています。

2015年5月1日金曜日

本の可能性に迫る旅

先日、本校の先生たち数人と話していたところ、生徒たちだけでなく先生たちも突如4月に登場した図書ワゴンをとても気に入っているとのことを聞きました。

これから図書ワゴンは毎月進化していくのですが、さらには二学期からはその続きも検討しています。

ということで、みなさんといろいろな世界を本を通じてつなげるためのヒントをもらいに、これから旅に出ます。どのような学びがあるでしょうか…。

(写真もアップしたいところなのですが、想像以上にiPadの使い勝手が悪く…さてどうなりますか。)