2015年12月31日木曜日

自立し、社会で活躍する女性を育てるために - 2015年もお世話になりました

あと数時間で2015年が終わろうとしています。昨年の今日、一年を振り返ったのがつい昨日のことのように感じられるほど、あっという間の一年でした。

本校は創立者・高木君先生が「(一人の女性として)自立し、社会で信頼され・役立つ女性を輩出する」という理想を掲げて創立されました。それから107年の時間が経過しましたが、女性を育てるための学校であること、実社会との接点を大切にする学校であることはいまでも学校の核として大切に守り続けています。

ただ、明治時代と現在の社会は大きく変わってきましたので、その変化に対応できるように学校の教育内容も変化させている途上です。

平成25年に新しいカリキュラムがスタートし、今年度でちょうど3年が経たとうとしているところです。普通科、商業科、情報科、家庭科それぞれで新しい取り組みを重ねてきました。(とりわけ、商業科ではマーケティングコースを新設したり、情報科ではデザイン系の学習にも取り組むなど、専門学科の新しい姿を模索してきました。)その一期生であった3年生がいよいよ卒業間近というタイミングとなりました。


また社会との接点という意味で、今年も企業と共同でいくつもの商品開発に挑戦させていただきました。







(11月に商業科マーケティングコースの生徒たちが株式会社プレシア様と共同開発した「魅惑のティラミス」を全国のスーパーで発売させていただきました、12月には家庭科1年生と地元のレストラン・野菜レストランさいとうさんとの共同開発ジャムの企画製造販売もさせていただきました。また来年初夏ころに発売の文具もキングジムさんと開発中です。)

また、今年からの取り組みとして、普通科の1.2年生を対象に企業での夏休み中インターンシップにも取り組みをさせていただきました。企業の方から課題を頂いて、それに対する高校生なりの解決策を提案させていただきました。




また社会を知るという意味で、もっと生徒たちに本を楽しく読んでもらおうという取り組みもスタートさせました。



さらに、高校生のうちから多くの女性の生き方にふれてもらい、これからの進路のヒントを得られる機会も充実させてきました。





クラブ活動ではライフル射撃部やハンドボール部、ソフトテニス部なども健闘しましたし、文化系では茶道部、華道部、JRC部なども学校内外のお茶会、花の甲子園、Happy Toys Projectなどで活躍した1年でした。

生徒たちはこれらの機会を通じて「ルールや時間を守って物事に前向きに取り組む」「高校生であってもリアルな社会の課題に挑戦してみる」「自分の考えや意見を明確に他の方に伝える」などの面で大きく成長できたと思います。彼女たちがこれらの活動を通じて経験したことは、実際に(大学等を卒用して)社会に出てから役立つことばかりだと感じます。(実際に、生徒のプレゼンテーションを聞かれた企業の方が「高校生としては本当にレベルの高いプレゼンができているので、ぜひこの力を大切にのばして欲しい」と言ってくださったこともありました。)

これらの取り組みを実施する中で、学校内外の本当に多くの皆様にお世話になりましたことを、心からお礼申し上げます。

本校はこれからも社会との接点を大切にしつつ、来年はより「学力をのばす」取り組みにも力を入れて行きたいと思っています。

学校・教育を良くしていくことは、教職員で思いを一つにして、絶えず改善を重ねる事だと認識しています。来年もさらに充実した「社会で信頼され・役に立つ女性」のための教育を創って行きたいと思います。

本年お世話になりました全ての方にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。どうぞ良い新年をお迎えください。

2015(平成27)年12月31日
学校法人 高木学園
理事長 高木 暁子

2015年12月27日日曜日

第8回 高木学園女子高等学校杯ソフトテニス大会

先週はかなり外出の用事が多く、こちらの更新が追いついていませんでしたが、いよいよ今年も残すところわずかとなりましたね。みなさん大掃除・片づけ、年賀状の準備などで慌ただしい毎日をお過ごしなのではないかと思います。

今日は、本校で横浜市内の中学生に参加していただいて、ソフトテニス大会を開催しています。1年生から参加していただき、150人くらいの生徒さんや保護者の方々が来校してくださいました。




この大会は毎年、年末の最後の日曜日に開催することが多いのですが、今年は例年に比べてかなり温かい大会になりました。











中学生のみなさんの、(試合の)待ち時間の真剣な練習風景と、試合中の姿を見て、気がひきしまる思いでした。












トーナメント形式で優勝したのは城郷中学校の皆さんでした!おめでとうございました。









来校してくださった中学生の皆さんや保護者の皆様、顧問の先生方、そして大会を運営してくれた本校ソフトテニス部の先生や在校生の皆さん、ありがとうございました。

2015年12月22日火曜日

売れ行き順調 - おすすめの食べ方は…



先日15日より、家庭科1年生の生徒たちと「野菜れすとらんさいとう」さんとで共同企画・製造させていただいたジャム(ゆず、みかんの2種類)の販売が始まりました。

1週間が経過しましたので、今日は中心となって動いてくれた生徒たちと家庭科の先生が売れ行きやPOPの状態などを確認しに、お店へと向かいました。



シェフにお話しをうかがったところ、なかなか好調な売れ行きとのこと。このペースですと、年内に売り切れになりそうだそうです。「買いたいと思っていたけれど、まだお店に行っていない」という方は、どうぞお早目に。

なお、現在、事務所のスタッフの間でもこのジャムが流行しています。ゆずのジャムはそのままパンなどに塗って食べるのが人気なのですが、みかんのほうはヨーグルトに入れて食べると美味しいですよ、と教えてもらいました。(早速今日のお昼ごろ試してみましたが)とても美味しかったです。みかんのジャムをお持ちの方はぜひ試してみてくださいね。

2学期終業式

今日は2学期の終業式でした。


 





終業式の中では、いろいろな検定試験の合格者、税に関する作文の優秀賞受賞者、クラブ活動の大会で活躍した生徒のひょうしょうなども行われました。







これから2週間強の冬休みが始まります。クリスマスやお正月などのイベントも続きますが、寒くなる時期でもありますので、体調に気を付けて毎日を過ごして下さい。

2015年12月21日月曜日

英語でひとこと 出前授業 - 読売新聞にて紹介頂きました


先月、普通科1年生の英語の授業の中で、読売新聞にの「ポケモンといっしょにおぼえよう 英語でひとこと」を活用した授業が開催されたことをご紹介しました。

その時の様子を、本日の読売新聞(31面)にご紹介頂きました。

当日の授業について、後日生徒たちの感想を見せてもらいましたが、みなさん「英語を使うということが、こんなに楽しいとは思わなかった」とのこと。自分の伝えたいことを話すツールとして英語を使う、という意識の転換で、勉強がとても楽しくなったようでした。

そのためには、ポケモン英語のような短文が頭に蓄積されていて、それをパッと思い出せることが大切です。



今日から読売新聞の紙面上では、「ポケモン英語」の新シリーズ(シーズン2)が始まったそうです。

今日のひとことは

This will be fun! (面白くなりそう!)

ぜひこれからも、毎日の読売新聞朝刊のどこかに隠れている"ひとこと"を探してマスターしてしまいましょう。

2015年12月17日木曜日

ソフトテニス部の皆さん、ありがとう!

今日は昨日よりかなり寒くなりましたね。ここしばらく気温差が大きいので、皆さん風邪などをひかないように注意して下さい。

今日から学校では冬期講習がはじまりました。センター試験対策の講座です。この講習で傾向をつかんで、来年1月のセンター試験にもぜひチャレンジしてみてください。(翌日の新聞に全ての教科の問題が掲載されますよね。)

そして、今日はソフトテニス部の皆さんが事務室に来てくれて、

「あの、事務室のカーテンを貸して下さい!私たちが洗います。」

と言って、カーテンを洗濯してくれました。(本当に自発的にそう言って行動してくれて、びっくりでしたが、本当に嬉しかったです。)ありがとうございました!洗濯してくれた後のカーテンは、これがまるで同じカーテンなのだろうか、というほどキレイになりました。事務所の全員で感激していました。




そのキレイになったカーテンの前で、記念に一枚。

皆さん本当にありがとうございました。顧問の先生もありがとうございました。

2015年12月16日水曜日

華道池坊の新聞「花こみち」にご紹介頂きました

先日、華道部の指導をしていただいている森由香先生にお目にかかった際に



華道家元・池坊の新聞「花こみち」の11月25日号を頂きました。






10月に森先生の花展に本校華道部の生徒たちも参加させていただいたのですが、その際に池坊青年部代表・池坊美佳様とお話しさせていただいた様子をご紹介頂きました。

池坊の学校華道校として加盟して3年目。昨年からは「花の甲子園」にも挑戦し、生徒たちも着実に力をのばしてきていると思います。

来年度に向けて、より大きく飛躍できるように努力したいですね!

池坊華道会様、ありがとうございました。

2015年12月15日火曜日

本の感動を伝えよう@港北図書館 - 普通科1年生国語

学校から野菜れすとらんさいとうさんに向かう途中に、「港北図書館」があります。今日はジャムを買いに行く前に、その図書館にもうかがいました。

というのは、普通科1年生が2学期の間に国語の授業で取り組んだ

本の魅力を紹介するPOP(Point of Purchase) - 手書きの広告のようなもの

を、図書館で掲示して下さっているからなのです。

入口を入ってすぐ左手に・・・

 
 



ありました!

生徒たちの作ったPOPと、その本などをパネルと机を使って紹介して下さっていました。

(隣には近隣の小学生たちが作ったPOPも並べられていました。)





 
生徒たちが紹介している本もいろいろです。『置かれた場所で咲きなさい』、『一億分の一の小説』、『犬たちをおくる日』、『ビビり』・・・。
 
私も読んだことのない本も多く、この冬に読んでみたいなと思いました。生徒たちのPOPの展示は今月末までとのことですので、機会がありましたらぜひご覧になってみてください。
 
ちなみに・・・




 
 
図書館の入り口の
 
「祝・開館35周年」
 
というポスターは、本校の美術部の生徒たちが製作したものです。

ジャム発売スタートで感動の再会

連日この場でもご紹介してきましたが、家庭科1年生と「野菜れすとらん さいとう」さんが共同で企画・製造させていただいたジャムが、今日から発売となりました。

 




11:30からランチ営業が始まるということで、少ししてからお店にうかがいました。

そしてシェフにご挨拶しつつジャムを買っていたところ・・・どこかでお会いしたことのある方が入口を入っていらしたなぁと思ったのでした。数秒して「!」





なんと本校の学校説明会を毎回最前列で聞いてくださっていた中学生とお母様だったのです。

「わぁ!ありがとうございます!」

「今日からということだったので、とりあえず行ってみようかと思いまして。」

とお母様。私は興奮のあまり

「齊藤シェフ、この方、本校の説明会に毎回来てくださった中学生の方とお母様!」

と叫んでいました。さらに

「あの、2種類ありまして、こちらがゆず。こちらがみかんです。ゆずのほうがちょっと大人な味かもしれませんよ。」

と、まるで野菜れすとらんさいとうさんの営業担当のような説明まではじめてしまいました。作った家庭科の生徒たちがさぞかし喜ぶだろうなぁと思いつつ、中学生とお母様にお礼をお伝えしつつ、お店を後にしました。

"ジャムの購入は、気軽にお越しください!" (お食事無しでも全くOK)とのことです。売り切れ次第販売も終了となりますので、どうぞお早目に。
 

2015年12月14日月曜日

ぬいぐるみ展示だけでなく、世界に役立つ女性に - Happy Toys Project

先ほど、学校に来てくださった金融機関の方とお話ししていたところ

「週末に、みなとみらいのぬいぐるみを見てきました」

と言ってくださいました。この場でも何度かご紹介しているように、本校生徒たちが

みなとみらのクイーンズスクエア2F(インフォメーションカウンター真横)に






このような巨大なクリスマスプレゼントの箱のようなものを展示させていただいています。

この中にぬいぐるみ(生徒・教職員・ご賛同くださった一般の方々)とクリスマスツリーが飾られています。





その方から質問頂いたのですが

「突然巨大な箱が登場するので、驚いたのですが、これはどのような目的で展示されているのでしょうか?」

実はこれは展示することだけが目的ではなく、このぬいぐるみを世界の恵まれない子どもたちに寄贈すること(=高校生のうちから世界の人々のために少しでも役に立てることに取り組むこと)を目的としています。

昨年展示させていただいたぬいぐるみは、ご縁を頂いたチャリティ団体+oneさん経由でフィリピンやカンボジアの孤児院の子どもたちに届けていただくことができました。

今回展示されているものも、また世界の子どもたちに寄贈させていただく予定です。

展示も残すところ10日となりました。(~12/25です。)まだご覧になっていない方は、ぜひお早目にいらしてみてください。(そして、活動ブログもこちらからご覧ください。)

明日から発売スタート - 家庭科1年ジャム製作

今日も再試期間ということで、再試の無い生徒たちはクラブ活動などに取り組んでいます。

今朝も、家庭科1年生の生徒たちが「野菜れすとらん さいとう」さんにお邪魔して、いよいよ明日からとなったジャム発売に向けての準備を行いました。





ジャムを並べるだけでなく・・・















ジャムをご紹介するPOPなども準備して













ジャム売り場が完成しました!

いよいよ明日のレストラン営業時間から発売がスタートします。

ゆずは500円, みかんは600円、二つセットですと1,000円です。

クリスマスやお正月のちょっとしたプレゼントなどにいかがでしょうか?




なお、野菜れすとらんさいとうさんは、菊名駅東口から徒歩2-3分のところにあり(詳しくはこちらをご覧ください)、営業時間は

お昼: 11:30-14:30
夜: 18:00-22:00

だそうです。生徒たちがジャムの味(レシピ)の考案からジャム製造、ラベル貼り&パッケージ準備、POP製作とすべての工程に関わらせていただきました。ぜひご覧いただければ幸いです。

2015年12月11日金曜日

ようやく光が見えてきて完成! - 家庭科1年ジャム開発

昨日もご紹介した家庭科1年生と(地元菊名の)「野菜れすとらん さいとう」さんとのコラボジャム販売を目前にして、今日も仕上げ作業を続けました。

再試期間で、再試が無ければ学校に来なくても良いところを、大雨の中、朝9時過ぎから学校に集まってくれました。そしてみなでレストランへ直行です。

私は生徒たちが作業をはじめてしばらくしてから、レストランにお邪魔したのですが・・・

生徒たちが作業しているテーブルの上に、不思議な「紙で折った箱」のようなものがおかれていて、中に(ジャムに貼るための)ラベルが入っています。

箱に使われている紙には「全国人民代表会議」やら「アラブの春」やらの言葉が書かれている・・・(どうやら昨日までの試験勉強に使ったノートのようなのです。)



「これ、箱にしちゃっていいの?」

と聞いてみると

「いいんですよ!テスト終わったから!それに本体のノートは家にあるし。」

と実にあっさり。その中に入れてあるラベルをジャムの瓶に貼り・・・





ひたすら作業です。

私が到着した時には、生徒たちには笑顔も会話もなく、とにかくもくもくと取り組む、という感じでした。







その様子はこちらのビデオもご覧ください。

作業をしていた生徒が言っていました。

「私、今ジャム作ってるって、公立高校の友達に言ったら、めちゃくちゃ驚かれた!なんでそんなことできるのって?」

このような経験はどこでもできるというわけではなく、うちの学校だからだよねー、とその場の生徒たちが話しをしていました。




さて、このジャムですが、

- 12月15日(火曜日)~
- 野菜れすとらん さいとう さんの店舗にて
- ゆず味(Y500) 、 みかん味(Y600) - 二つまとめてご購入の際には Y1,000 で

販売となります。



ゆずは ゆず× 赤ワイン × ローズヒップ(紅茶 )をかけ合わせたもの、みかんは みかん × 白ワイン × ダージリン(紅茶)をかけ合わせたものです。

とても上品で美味しいジャムになりましたが、販売個数が「超限定」(なにしろ機械で大量生産ではなく、シェフと生徒たちが手作りしていますので)ですので、お早目にお店にてお求め下さい。

2015年12月10日木曜日

ジャムは一日にして成らず - 家庭科コラボジャム

今日は試験終了後、家庭科1年生の生徒たちが「野菜れすとらん さいとう」さんへと向かいました。

先日は




このような形で「野菜れすとらん さいとう」さんの厨房にてジャムの製造をさせていただいたのですが、実はここで全てが終了・・・


ではなく











ジャムの中身の製造の終わったものに、このようなラベルやラッピングをつけていく作業を生徒たちが行っています。

それはもう細かい作業ですが、今日の午後も生徒たちは嫌な顔一つせずに頑張ってくれたとのこと。(一つの物が完成するまでに、色々なプロセスが存在することを高校1年生の時期に知り・体験することができるのも、また良い経験だと思います。)



明日も引き続き頑張る予定です。ジャムは一日してならず。来週から齊藤さんのレストランで発売になりますので、急ピッチで作業を進めます。頑張れ!

「好き」は「力」 - 女子美術大学講座

今日で期末試験が終了しました。在校生の皆さん、お疲れさまでした。

午後からは大学のキャンパス訪問をした生徒たちもいましたし、校内で進路ガイダンスが行われたりもしていました。そして、女子美術大学の方もご来校くださって、大学の紹介講座を開催してくださいました。

 
 



とても印象に残ったのは

「好き」は「力」

というお話しです。美術大学に進学する学生さんは、とにかく絵を描いたり作品を創作することが「好き」で、そのパワーで色々なチャンスもつかまれているというお話しをしてくださいました。
 
 
 
 

その一例として挙げていただいたのは、女子美のご出身の「小松美羽さん」。まだ30歳の彼女の作品(有田焼の狛犬)が、なんとイギリスの大英博物館に飾られており、先日の情熱大陸でも
特集されていました。(詳しくはこちらをご覧下さい。)好きだからこそ情熱を持って作品を創りつづけられて、チャンスを見のがさずに、相当な若さで作品が大英博物館に展示されるまでになられたのでしょう。

また、このニュースについてもお話ししてくださいました。





今年の5月まで、女子美術大学の理事長をつとめられていた大村智先生のノーベル賞受賞のお話です。







約2年前には、本校にも来てくださったことのある(!)大村先生。

大村先生は微生物の研究をされて、アフリカの人が苦しんでいた病気を「錠剤を飲むだけで治癒できる」という薬を作られました。その薬で3億人以上の人の命が助かったと言われています。

大村先生は美術・絵画などにも大変造詣が深く、北里病院の中に絵画を飾られたり、故郷の山梨県にも美術館を作られたりしています。

そのようなこともあり、女子美術大学の理事長先生も永く務められていたのです。







そして、最後には、今年の情報科3年生で女子美術大学への進学が決まった在校生が後輩に色々と話をしてくれました。

彼女は本当に素晴らしい作品を創っていたことを知っていたので、女子美への進学をとても嬉しく思っています。




さあ、皆さんも「好き」を「力」にして、自分の人生の道を自分で切り開いていきましょう!

2015年12月9日水曜日

来年度も充実の取り組みがたくさん!

12月ももう2週目。今年があと20日程度で終わりということが、なんだか信じられない日々ですが、学校では在校生の皆さんの期末試験を行いつつ、中学生の皆さんの受験の準備も行いつつ、来年度の取り組みや学校行事などについても調整を行っているところです。

本校はその創立の理念を大切に、「高校生のうちから(在校生が)社会と積極的に関わり、社会でいろいろなことに挑戦する」ことをとても重視しています。そのために、教科書の内容を勉強するというだけにとどまらず、様々な企業などと共同で取り組みをさせて頂くことも多いのです。

そんな取り組みは、こちらから待っていて自然にどこかから降ってくるわけではありません。さまざまな場で頂いたご縁をたどって、これまでも多くの企業の方々に機会を頂いてきました。(よく「どうやってそういう機会を見つけるのですか?」というご質問をいただくのですが、こればかりは「ご縁です。」としか申し上げられないのです。(そういう機会を創ることを代行してくれる会社(というものが存在するのかも分かりませんが)にお願いしているということはありませんので・・・。))



先日まで、商業科2年生の開発した商品(ティラミス)を発売いただいていましたが、それも一段落し、いまは次年度の取り組みをご一緒させて頂ける可能性のある企業様とも、少しずつお話をさせて頂いています。

これまでの7年間とはまた異なる経験もできそうで、私自身もとても楽しみにしています。




また、芸術鑑賞会などの行事についても準備をすすめています。こちらも、生徒の皆さんがものすごく(!)楽しめそうな鑑賞会になる予感がしていますよ!(日本を代表する文化を、日本を代表する方々がプロデュースされているものです。)ぜひ期待していてくださいね。

本校で色々な取り組みをさせて頂くときに、大切にしているのは、ご一緒させて頂く方や組織の「想い」です。

私たちは、生徒たちの経験や成長が何よりも大切だと思っています。高校時代にできるだけ素晴らしい方やことに触れて、生徒たちの人生が豊かになるような機会を多く創りたいと考えています。そんな私たちの想いに共感して下さる方や組織と良い時・経験を共有させていただきたいといつも考えています。(逆に、「利益や規模のみを追求する」「生徒たちの真摯な気持ちに応じて頂くことが難しい」という場合は、いかに知名度があったりされる場合でも、何かを一緒にとり組ませていただくことは難しいとも考えています。)

これまでもそんな本校の想いに共感していただいて、数えきれないくらいの方々に助けていただいてきました。来年度もまた、とても楽しみな取り組みがスタートしそうです。ぜひ在校生の皆さんも、中学生の皆さんも、楽しみにしていてください!

2015年12月8日火曜日

ティラミス販売結果

先月1か月、本校の2年マーケティングコースの生徒たちとプレシアさんが共同開発した「魅惑のティラミス ほっこり抹茶/リフレッシュベリー」を全国スーパーにて販売して頂きました。

先週でその販売も終了し、今日はプレシアさんの担当の方が来校して下さいました。1ヶ月の販売結果などを教えて下さいました。

総じて、1ヶ月の売れ行きは好調だったとのお話を頂きました。(特に発売直後は、想定の倍くらいのオーダーが入り、工場が大変だったとのことでした。)

「なかなか我々だけでは考えられないアイデアを出していただいて、ありがとうございました。」

とのお言葉を頂き、感激でした。こちらこそ、生徒たちのアイデアを具体的な商品という形にして
くださり、また全国のスーパーで発売していただいたことを大変感謝しております。(なかなか高校時代に、自分たちが考えたことが商品になり、全国でお客様に購入して頂けるという機会はありませんから。生徒たちが自分の力を試し、成長するとても良いきっかけを頂いたと思っております。)

さらに、生徒たちだけでなく、こうした取り組みをさせて頂くことで、私をはじめとして教職員も色々なことを学ばせて頂きました。直接こうした取り組みをさせて頂いてはじめて、その業界のことや、流通について発見できることがたくさんあります。社会人になってから、一つの組織に所属していると、他の業界・業種のことが見えないままになってしまうこともありますが、こうした機会を通じて私たち大人も世界を広げることができるのは大変ありがたいと思っています。



せっかくプレシアさんの社員の方々に本校に来て頂きましたので、事務スタッフのYさん製作の「魅惑のティラミス」模型(?)をご覧頂きました。

パティシエの方も来校して下さっていましたが、「いやぁー、本当に良くできてますね!しかも、下のメレンゲの部分の波打った感じも本物みたいです。」

と大変喜んでくださいました。




ちなみに、プレシアさんは浜っ子には欠かせない存在のお菓子である「ありあけ ハーバー」ブランドも傘下にお持ちです。

ハーバーも今では色々な味が出ているそうで、おなじみのマロンに加えて、ミルクモンブランや黒船ショコラ、ブルーベリーなどの味が存在するそうですよ!(しかも11月に改良リニューアルされたそうです。)



大変お世話になり、ありがとうございました!浜っ子として今後もソウルフード・ハーバーやプレシアさんの製品を楽しみにしております。

2015年12月7日月曜日

ひたむきに前に進む力

今日から期末試験が始まりました。朝、登校しながらプリントを確認している生徒(歩いているときは、気を付けて下さいね!)や、選択教室に一人で静かに集中しながら最後にテキストを確認している生徒などを見かけました。

テストの期間中ももちろんなのですが、みなさんにはぜひ「ひたむきに毎日前に進む」ことを実行してほしいと思います。今日、そのことを特に伝えたいなと思ったのは、理由があるからなのです。




それは、私がずっと前から見たいと思っていた映画『KANO - 1931 海の向こうの甲子園』をようやく見ることができたからなのです。
これは、戦前に、それまで一度も野球の試合に勝ったことのなかった台湾(当時は日本が統治していました)の高校生たちが、ある一人の先生との出会いによって1年で甲子園に出場する(&準優勝までする)までに成長する(実話に基づく)青春感動ストーリーを映画にしたものです。
2014年に台湾で大ヒットし、その後今年はじめに日本でも公開されました。




映画の中では、「日本人であっても台湾人であっても、民族は関係ない。勝ちたいと思うな!負けられないと思え!」という先生の言葉に、チームが一丸となります。それまで野球の試合で一回も勝ったことのなかった弱小チームの生徒たちが、先生の言葉を信じて甲子園に行くと決意します。そして毎日ランニング~練習を欠かすことなく、絶対に負けないという気迫で台湾の高校を次々に破っていくのです。そして、ついには甲子園出場を手にします。実際に甲子園で対戦を進める中でも、単に勝ち進むだけでなく、苦しい局面でも絶対にあきらめずに前に進んでいく生徒たちの姿を、涙無くしては見られないのです。(号泣してしまいました。)

人生は順調・楽しいことばかりが続くわけではありません。困難や辛いことに直面することも多い。それでも最後の最後まであきらめずに前に進むことができたとき、何かを成し遂げ人としても成長することを改めて教えてくれる、素晴らしい映画です。

ぜひみなさんにも、期末試験はもちろんですが、人生のあらゆることに、このような気持ちで臨んで欲しいと思いました。

試験が終わったらこの映画、ぜひ見てみてください!そしてその前に・・・明日の試験も頑張ってくださいね。

2015年12月5日土曜日

第6回学校説明会を行いました

今日は午後から今年度最後となる学校説明会を開催しました。

ご来校いただいた中学生や保護者の皆さま、ありがとうございました。





いよいよ12月に入り、入学試験も近づいてきたということで、「入試問題解説コーナー」には多くの受験生の皆さんが集まっていました。














制服の試着をされる方もたくさん。

皆さん似合っていて、本校生徒と見間違えてしまいそうでした。










来週月曜日から(本校在校生の)期末試験が始まるということもあり、今日の説明会には在校生が参加できませんでした。

ということで、全体説明会の中で、卒業生にいろいろ話をしてもらいました。

その後、校内で

「中学生の保護者の方にしては若い人が商業科コーナーにいるなぁ・・・」

と思って遠くから見ていたのですが、近づくとその卒業生たちでした。(二人とも普通科の卒業生だったので、今年の商業科の学習内容に興味があったようです。)




今日も色々な中学生・保護者の皆さんと直接お話しさせていただきました。

「幼稚園の頃から看護師になると決めているので、その目標に向かって(本校で)頑張りたいです!」

と言ってくれた生徒さんがいて、感動しました。こんな夢を持っている生徒さんを心から応援したいと思います。

また、毎回学校説明会を最前列で聞いてくださっていた生徒さんにも、最終回でようやく直接お話しできました。

お母様が本校を卒業された方とも何人かお話しすることができました。当時の制服の面影が、今の制服に残っていることを詳しくご説明したところ、とても喜んでくださいました。

本校は皆さんが高校生のうちから社会で色々なことに挑戦することのできる学校です。それらの経験を活かして、社会で役に立つことができ・同時に女性として充実した人生が送れるようサポートします。

ぜひ4月にまた皆さんにお目にかかれることを楽しみにしています。

2015年12月4日金曜日

あー間に合わない・・・と試験勉強追い込み中







放課後の校内の様子です。

教室よりもランチスペースにたくさんの生徒たちが集まって勉強しています。

















「ねえねえ、私にも教えて!」

と手をあげる生徒。
















教室の中でも

「ここってどうやって解くの?」

と数学を一緒に勉強する生徒たち。







来週月曜日から期末試験がはじまるということで、みなさんかなり焦っている様子でしたが・・・






あと2日半ありますから、焦らず時間を効率的に使って頑張ってください!

(写真は先週の華道部の作品です。)

お客さんの立場になって考える、分からなかったら聞きに行く - 商業科1年マーケティング

今日は商業科1年生の2学期最後のマーケティングの授業でした。



教えて下さるのは、野林先生。リクルートやローソンなどで、大ヒットの雑誌やキャンペーンなどを次々と立ち上げられた方です。

ちょうど私が授業にお邪魔した時に、とても印象的な話をされていました。





「みなさんは、これから何か"企画"するとき、とにかくそれを使うお客さんがどう思うかを考えることが大切です。みなさんだったら、高校生がターゲットの商品などは考えやすいですよね。でも、時には自分以外がターゲットとなる商品やサービスなどについて考えることが求められることもある。そうしたらその人たちが何を考えていて、何を欲しているか、分からないですよね。そんなときは「とにかくその人たちの考えを聞く」ことが大切です。

例えば、僕は男性です。だから、若い女性が何を考えているかは、分からない。だから徹底的に聞きます。実際、この授業を通じても、みなさんの考えを聞いている。

実はね、みなさんが

"若い女性は、マスキングテープが大好き!"
"ツムツムが人気ある!"

と授業で話していたのを聞いていました。だから、実際にそういう商品を開発したんですよ。そしたら、通常ヒット商品と言われるレベルの2倍くらい売れました。

やはり、相手が何を望んでいるのかをしっかり聞くことはとても大切ですね。」

とても大切なポイントを教えて下さったと思います。相手のことを観察したり、実際に話を聞いたりしないと、相手が何が欲しいかは分かりません。まずは相手を理解する、そして慮る(おもんばかる) - 先日もここでそのようなことを書いたように思いますが、これはマーケティングだけでなく、社会で生きて行くうえで、あらゆる場面で大切なのではないかと感じます。

ちなみにこの授業では、"期末テスト"の代わりに"レポート"が課されるのですが、なんと自発的にレポートを2つ提出した生徒がいたそうです。その前向きな姿勢が素晴らしいと、野林先生は絶賛されていました。

2015年12月3日木曜日

苦手な英語が好きになった - 普通科英語の感想文

今日は朝から横浜線が動かずに大変な一日でした。結局残念ながら学校を休校にせざるを得ず、試験前の大切な一日だったのに・・・と本当に無念の思いでした。

とはいえ、実は今日、生徒たちの授業に対する感想文を読ませてもらって、とても前向きなパワーももらいました。

先日、慶應義塾大学の田中茂範先生とゼミの大学生の皆さんが、普通科1年生の英語の授業に来てくださったことをご紹介しました。

その授業を受講した生徒たちの感想文を読んでいたのですが・・・どの生徒もとても楽しかった!と書いていて、読んでいるこちらまで嬉しくなりました。




この授業の中では、読売新聞に連載中の「ポケモン英語」の例文を使って、ゲーム形式やスキットづくり形式などで、楽しく英語を学びました。






そんな授業を受けての生徒たちのコメントは・・・


「英語が苦手な私でも、楽しく英語を学ぶことができました。そして、英語が好きになりました。」


「私は英語が誰よりも苦手で、こんなに楽しいと思った事は学校行事のEnglish Camp以来でした。日常会話で使う文ばかりで実際に活用してみるというのが良いと思いました。」


「英語は苦手ですが、これなら楽しく覚えられるので実践してみたいです。」


「シチュエーションを考えて勉強をしたら、頭の中にも残ってずっと覚えていられるなと思いました。なので、これから英単語や英文を覚えるときは、今日やったみたいにして勉強しようと思いました。」



など、とても前向きなものばかりでした。「勉強」と思うと身構えてしまいますが、自分の伝えたいことを伝える手段がたまたま「英語」である、というスタンスで、かつゲームなども交えてみんなで取り組むととても楽しいと感じられるのだと思います。

本校の英語の授業は、そんな"楽しさ"を感じられる要素を歌やゲーム、グループ発表などでたくさん取り入れています。問題集の(  )を埋める、下線部を訳す、というのではない"自分の考えを表現するための楽しい英語"を本校でぜひ学んで、英語を好きになって欲しいと思います。英語が話せるようになると、本当に世界が広がりますよ!

2015年12月2日水曜日

ファッションは夢や希望を与える道具 - コシノジュンコ先生エピソード

先日のことですが、コシノジュンコ先生のオフィスにうかがって、コシノ先生とご主人の鈴木様にお会いする機会がありました。

本校が100周年の際に、何のツテも無いところからコシノ先生に

「本校でご講演をしていただけないでしょうか?」

とご相談にあがり、快諾して頂いたところから、コシノ先生とのご縁を頂きました。

以後、もう8年。ジュンコ先生はますます驚異的なお元気さです。先日も

「あらー、高木さん、ちょっとかなり久しぶりなんじゃない?そうよね?」

と、変わらぬパワフルさと明るさで気さくに声をかけてくださいました。(本当に感激します。)

その時に、ご主人の鈴木様が



「少し前にね、日経産業新聞に僕のインタビューを連載してもらったものが、この本にまとまっているので、良かったら生徒さんたちにも。」

とおっしゃって、この本をそっと下さいました。

すぐに読ませて頂いて、やはりジュンコ先生と鈴木さんのパートナーシップはスゴイ!ファッションの素晴らしさをここまで純粋に人々に伝えたいという熱意と行動力を持っていらっしゃることは尊敬以外の何物でも表現できないなと感じました。

鈴木さんがこの中でおっしゃっているのが

「(中国、ベトナム、キューバなど様々な国でファッションショーを開催されてきて)どの国でも共通してファッションは夢と希望を与える道具なのだと思いました。」


という言葉がとても心に残りました。言葉がなくても思いや情熱が伝わる芸術 - ファッションの持つ力を感じさせるエピソードが満載です。

この本の中には、鈴木さんの他にも、素晴らしい方の特集が掲載されています。3年生は去年訪れた旭山動物園前園長の小菅正夫さん、建築家の隈研吾さん、音楽プロデューサーの(郷ひろみさんや山口百恵さんなどのスターを発掘し育てた)酒井政利さん、旭酒造の(あの有名な日本酒・獺祭を育てた)桜井博志さんなど。

世の中で何かすごいことを成し遂げた方は皆さん、簡単にそれらを成し遂げられたのではなく、ものすごい苦労の上に努力を重ねられているんだなと痛感します。それでもチャレンジを続けられた方が、伝説を作ることができるのだと感じられる本です。

皆さんにもぜひ試験が終わったら読んでいただきたいです。気軽に手にとれる場所においておきますので、ぜひ読んでみてください。(特に家庭科ファッションコースの皆さんには読んで欲しいです!)

どうやったら相手の人が喜んでくれるかを考える

今週は2学期の授業の最終週です。商業科マーケティングコースの一部では、2名の先生が担当している授業があります。その授業担当の1人の先生が、3学期はご都合で授業にいらっしゃらないことになっているため、生徒がその先生にお会いするのは、今日が最後となりました。




この授業は、30秒CM製作に取組んだり、ビジネスプランを考えたりと、大人も顔負けの「マーケティング実体験」を生徒たちに積んでもらうものです。

生徒たちは、これまで経験したことも無いようなことにたくさん直面し、苦労をしたことも多かったと思いますが、学びもとても大きかったと思います。




そんな先生にお礼を込めて、みんなでメッセージを書こうということで、生徒たちが色紙を用意していました。

私にもコメントを書いて下さい、とのことで生徒がたずねてきたのですが、その時に私が言ったのは・・・

「これ、地味すぎない?もし自分がもらう立場だったら"女子高生からもらう"ものとして、印象はどう?」

と聞きました。すると生徒は

「うーん・・・。でも、私、絵は書けないし・・・。」




そこですかさず、私は自分のノートのポケットから何枚かのシールを渡して

「ほら!こういうの、どんどん使っていいから!」

と伝えました。生徒は驚いて

生徒:「せ、先生、どうしてこんな可愛いグッズたくさん持ってるんですか?女子力高い!」

私:「女子力とかじゃなくて・・・やっぱりちょっとしたメッセージにもこういうシールとか貼ってあったりしたら&それを自分がもらうとしたら、嬉しくない?」

生徒:「わぁー、すっごい可愛くなった!」



生徒:「え、先生、よくこういう風にして使ってるんですか?」

私:「そうよ。」

生徒:「そうなんだ、私もシール持っておくようにしよう!」

この後生徒と、さらに話をつづけたのですが、要は相手の方が受け取ったときに、喜んでくださるといいなと思い、いつもこういう物も常備(&携帯)している、ということを伝えました。

マーケティングで(というより、どのような仕事でも、だと思うのですが)大切なことは、「いかに相手の方が嬉しい・幸せだと感じて喜んでくださるか」だと思うのです。こんな細かい点からも、生徒たちには相手を思うことを学んで欲しいです。






H先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

2015年12月1日火曜日

お手紙投函! - 輝く女性の心を動かせるか?普通科・女性講座

本校の普通科では、今年度から特に「さまざまな女性にお話しを聞かせていただく機会」を充実させています。

1学期の「卒業生(現役大学生)」のお話しに始まり、今学期は地元・菊名の図書館司書の方々や、看護師さんのお話しを聞かせていただくこともできました。また、起業家のうなぎトラベル社長の東さんにもご来校いただきました。

3学期は、生徒たちが「この方が素敵だな!輝いているな!」という女性のお話をうかがう機会を創りたいと思っています。その女性の方に、お話しを聞かせていただけないかお願いしてみることも、生徒にしてもらおうと準備しています。

そこで、ここしばらくの間、普通科1,2年生のクラスの代表の生徒たちに・・・




お昼休みなども使って集まってもらい、「(生徒たちの考える)輝いている女性にどうやったら直接お話しをうかがえるか」を検討してきました。

今回、お願いしてみようと(勝手に)決めた女性の方には、何もツテもありません!ですがが・・・それであきらめるのはもったいない。













直接アプローチしてみよう!ということで、生徒たちの気持ちを込めてお手紙を書きました。













先ほど、いよいよそのお手紙が完成しました!

高校生の生徒たちが、社会で輝いている女性として直接お話しを聞いてみたいと思った方に、その想いをお伝えするお手紙です。

生徒たちは帰り道、ポストにこのお手紙を投函しました。






生徒たちに私は言いました。

「本当にワクワクするね!

私自身も、これまで"こんなスゴイ方には絶対に手紙なんて読んでいただけないんじゃないか"と思うような雲の上にいるような方にも、たくさんお手紙を書いてきたのね。で、意外にも、たくさんの方が手紙を実際に読んでくださって、色々な機会を下さったという経験をしてきたの。

今回も、当然結果はどうなるかは分からないよね。でも、それでも挑戦した意義はある!

あとはどうなるか、とにかく楽しみですね。」

彼女たちの想いで、輝く女性の心を動かすことはできるのか - 期待で胸がふくらみます。