2014年12月31日水曜日

「進化」途上の2014年

あとわずかで2014年が終わろうとしています。この1年はこれまで以上にあっという間に過ぎてしまったように感じています。

本学園では2014年を「進化」の1年として、これまでに進めてきた学校の教育内容についての内容をより一層進化させることを目標としました。

各学科の教育内容などについては、時代のニーズを把握しながら「高木学園らしさ」とバランスさせること、またクラブ活動などでもこれまで以上に生徒たちが活躍できるような場をつくり結果を残すことを目指してきました。

そんな目標を持った2014年を振り返ってみます。

普通科では社会に出たときに必要とされるコミュニケーション力を(国語や英語など"語学"の授業でとりわけ)鍛えられるようにし、自発的に参加する形式の英語授業や新聞を活用した要約・スピーチなどにも取り組んできました。





商業科では、今年の2年生が初めて「会計コース」「マーケティングコース」に分かれて、専門的な勉強に取り組みました。会計コースでは簿記検定をクリアする生徒も多く、マーケティングコースでは通販大手のフェリシモさんとのふせん開発の機会も頂きました。

情報科では、情報デザインの授業などを進化させ、生徒たちはアニメーション作品の製作などにも積極的に取り組んだり、また3年生は慶應義塾大学の先生方に「問題解決の思考法」を教えていただいたりしました。

家庭科では、ファッション・フードそれぞれのコースで即・社会で役に立つ(それぞれの)企画力・製作力を磨きました。その力を学園祭などで多くの皆様にご覧頂きました。



クラブ活動等では、ライフル射撃部が念願の5度目の全国大会(団体・個人)優勝を果たしました。また、ハンドボール部やソフトテニス部なども健闘しました。








茶道部・華道部なども学校外のお茶会・花の甲子園などに参加しましたし、JRC部、家庭科同好会の生徒たちは12月25日まで自らが製作したHappy Toys Projectのぬいぐるみをみなとみらい・クイーンズスクエアさんに展示させていただきました。




昨年から有志の生徒が参加しているミュージカルについては、今年は秋の新横浜パフォーマンス(@日産スタジアム)という大きなイベントで披露させていただくことができました。





学科を問わない商品開発ではチェリオコーポレーションさんとジュースを開発させて頂く機会もありました。

そして、年後半からは、とてもワクワクする図書館作りもスタートしています。

様々な活動を「進化」させるために努力してきた1年だったと思いますが、まだそれらの取り組みには工夫や分かりやすさが必要なのではないかと感じている1年でもありました。反省すべき点もあり、今年の反省点をふまえて、2015年はさらに質の高い教育を創ることを目指していきたいと思います。

本年も本当に多くの皆様にお世話になりました。皆様のお力添えなくしては本校の教育は成り立たないと日々感じています。心からお礼を申し上げます。来年以降も引き続きご指導・ご支援をお願いできれば幸いです。

2014(平成26)年12月31日
学校法人 高木学園
理事長 高木 暁子

2014年12月26日金曜日

ツリーの行方

クリスマスも終わり、あと1週間でいよいよ新年がやって来ます。

昨日までみなとみらいのクイーンズスクエアで展示していたクリスマスツリー&ぬいぐるみは、本日未明に全て撤去し、外側の「箱」などが今朝本校に戻ってきました。




ぬいぐるみなどは、この後(世界中の子どもたちにお送りする前に)検品のためフェリシモさん本社のある神戸に向かいます。

昨日の夜には立派にディスプレイされていたものが、すでにないのは少々寂しいですが、このプロジェクトは"飾る"ことが最終目的ではなく、世界中の(特におもちゃなどを手にすることが難しい)子どもたちに笑顔を届けられてはじめて完成です。

世界のどのような地域の、どのような子どもたちにお贈りするか - また新年にも随時レポートします。






本日で学校は年内の主な活動をストップいたします。ブログについても更新は不定期になります。

どうぞ良い年末年始をお過ごしください。

2014年12月25日木曜日

ありがとうございました - クリスマスの夜にHappy Toys

本日まで横浜みなとみらい・クイーンズスクエアに展示させていただいておりましたHappy Toys Projectのぬいぐるみですが




先ほど最後にみなとみらいに向かいました。

多くの方々が通りがかっては「可愛い!」とぬいぐるみを見て下さっていました。










ぬいぐるみを展示している場所のドアをすぐ出たところには、横浜の海が見えます。









そして








すぐ先には、クイーンズスクエアの毎年クリスマスの風物詩ともいえる巨大なクリスマスツリーが設置されています。













音と光のパレードで、それは美しい姿を見ることができました。











本校では今年、初めてHappy Toys Projectに取り組ませていただきました。

本当に多くの方々にお力をお借りすることができました。さらに、みなとみらい21エリアマネジメント活動助成金をいただくこともできました。

取り組み初年度から横浜を代表するみなとみらいに、このような素晴らしいツリーを設置させていただけたことが、いまだに信じられない気持ちです。

お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。






少し寂しい気持ちではありますが、ハッピートイズツリーはこの後、未明に撤去されます。多くの皆様にご覧いただけたことに感謝しつつ、今後このぬいぐるみたちを世界中の恵まれない子どもたちに喜んで受け取っていただけるような準備に入っていきたいと思います。

そしてまたぜひ来年、この活動をみなとみらい地区で継続させていただければと思います。本当に皆様のご協力ありがとうございました。

2014年12月22日月曜日

25日までのラストチャンス!- Happy Toysプロジェクト

本校生徒や教職員で製作したぬいぐるみのお披露目「Happy Toys Project in Yokohama(みなとみらい クイーンズスクエア横浜)」ですが、いよいよ25日までとなりました。





週末に私はまた見に現場に行ってきたのですが、クリスマス直前の週末ということもあり、人で大変混雑していました。

そして、多くの方が立ち止ってみてくださっていました。














こんな感じです。

小さいお子さんの人気が非常に高いですが、大人の方々もとても関心を持ってくださっている様子です。
















これまでに製作してもらった「すべての」リスたちが勢ぞろいです。

25日まで残り数日となりましたので、ぜひ明日のお休みによろしければご覧になってください。

2014年12月20日土曜日

圧巻の存在感 - Happy Toys Project神戸三宮会場

昨日は神戸のフェリシモさん本社にうかがいました。

本校生徒たちが現在みなとみらい・クイーンズスクエアさんで展示している「ハッピートイズ」は、フェリシモさんが過去16年にわたって取り組まれてきたものです。

ぬいぐるみを製作し、それをクリスマス期間まで展示したのち、世界中の(おもちゃなどに)恵まれない子供たちに寄贈する、という素敵なプロジェクトです。

昨日は、念願かなって、フェリシモさんの本社ビル1Fに展示されているハッピートイズを見ることができました。

突然歩いてビルに近づいていくと






このように、巨大なぬいぐるみツリーが3本"そびえ立って"います。









近寄ってツリー部分を見上げると






普通のクリスマスツリーは「もみの木」にオーナメントがついているという形が多いですが、ハッピートイズプロジェクトのツリーはすべて「ぬいぐるみ」!

実際に至近距離で見ると、その存在感はすごいものがありました。










また、台座の部分のボックスの中にも





過去16年のぬいぐるみが展示されていたり(今年は「りす」ですが、毎年ぬいぐるみのデザインが変わります)












「巨大な子」が存在していたり、と、見てとても楽しい展示がされていました。

生徒にも取り組める小さな一歩で、世界のいろいろな国の子どもたちに貢献ができるという素晴らしいプロジェクトだと思います。

本校の取り組みは今年が初年度。これからも神戸会場くらい皆さんが「ああ、あれね!」と言ってくださるように、継続して取り組みを続けていきたいと思いました。

生徒たちに活動を限定しないで、さまざまな方とともに取り組めればと思っております。ご協力いただける方は、ぜひ今後JRC部のブログ(こちらです)なども定期的にご覧ください。

2014年12月19日金曜日

慣れが大切 - センター試験数学(冬期講習2日目)

水曜日から始まった冬期講習。初日は英語でしたが、2日目の昨日は数学の日でした。私はあいにく学校外に出張中のため、進路指導部長のY先生からのレポートをお伝えします。

センター試験は高校3年間の教科書の内容から出題されることとなっていて、センターらしい傾向というものもありますので、今のうちからその型にもしっかり慣れておきましょう。繰り返すとどんどんスピーディーに解けるようになっていきますよ。
---------------------------------------------------------



昨日に引き続き冬期講習の第2日目が行われました。今日の科目は数学です。制限時間内で問題を解き、自己採点をした後、解法についての説明がありました。

センター試験では自己採点の結果をもとに出願先の大学を決めるので、自分の解答を正確に記録しておくのも大切なポイントです。実際の得点と誤差が出ないように、何回も練習を重ねることが必要です。




今のうちから本番のセンター試験と同じ作業に慣れておき、気持ちに余裕を持って受験できるようになって欲しい。

2014年12月17日水曜日

戦略的に解く - センター試験英語(冬期講習)

昨日は期末試験の答案返却が行われ、今日からは冬期講習が始まりました。この冬期講習では、センター試験の模擬試験に挑戦し、解説を受けていきます。

今日の科目は英語。私も講習の行われている教室に行ってみました。





ちょうど教室に入った時には、皆さんは制限時間の中で問題を解いているところでした。















その後、その問題の解説がありました。

どのくらい解けたかの確認がありましたが、「最後まで行き着かなかった」という声もちらほら聞こえてきました。






そこで、相当昔にセンター受験をした私も、皆さんにアドバイスさせてもらいました。あの場でお話したアドバイスは、どれだけ受験してから時間が経とうとも、またセンターでなくて一般の入試であっても、あるいは英検やTOEFLTOEICであろうとも、有効だと思っていることです。(たしかにセンターを受験したのはものすごく昔の私でしたが、海外の大学院に行くときにTOEFLやGMATを受験しましたので、その時にもその戦略はいつも使っていました。)

文学作品を鑑賞するのとは違い、入学試験・検定試験などでは時間との戦いです。いかに効率的にこの限られた時間の中でベストの結果を出すか - それをいつも意識して取り組んでみてください。

2014年12月16日火曜日

本で世界が開ける場づくり

本校で面白い・ワクワクするような図書館づくりに向けて走り始めたところですが、先日、私は下北沢にあるB&Bという本屋さんに出かけてきました。

この本屋さんは、面白い切り口で選んだ本がおいてあるだけでなく、美味しいコーヒーを(成人以上の大人の場合はビールも)飲みながら本を読むこともできる空間です。

2012年にオープンしたのですが、本好きの人々が通う場として人気になっています。

この本屋さんのオーナー・嶋浩一郎さん(嶋さんと内沼晋太郎さんが共同でプロデュースされています)の著書『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』(祥伝社新書、2013年)を、現在読んでいますが、本当に納得することばかり。

この本の中で、嶋さんはこうおっしゃっています。

「探すべき本が決まっているとき、アマゾンなどのネット書店は非常に便利です。しかし、なんとなくおもしろい本が欲しい、あるいはもっと漠然と、なにか新しいことに触れたいというときには、ネット書店よりもリアル書店、つまり普通の本屋のほうに利があります。


なぜなら、本屋に行くと、"想定外の情報との出会い"があるからです。」(14-15ページより引用)

「いい本屋の中には、"文脈棚"をつくっているところも数多くあります。

(中略)

本を何かの順番や規則性で並べるのではなく、その内容などをゆるやかにリンクさせながら一つのつながりとして並べるというものです。

(中略)

一つの本をきっかけにして他のいろいろな世界が開けてくる、という感覚が文脈棚のもっともすばらしいところだと思います。」(34-35ページより引用)

最近は本当に本を読む人が減っている、などともいわれますが、高校生という若い時期・これから人生のさまざまな可能性に向かっていく時期にある在校生の皆さんたちには、ぜひ本を通じてさまざまな世界と遭遇してほしいと思うのです。

私は小さい頃から本が何よりも好きで、今でも週に何度も本屋さんに立ち寄るようなタイプですが、そこまで本が好きでは無いという皆さんにも、気付いたらいつの間にか本の世界に魅了されていた、と感じてもらえるような図書館をこれから創っていきます!

この場でも続報を随時アップデートしていきたいと思います。お楽しみに。

2014年12月15日月曜日

学校にもクリスマス気分

本校生徒たちや教職員、卒業生の保護者の方々などが製作したぬいぐるみ330体は、クリスマスまで横浜みなとみらいのクイーンズスクエアさんで展示中ですが、本校にもクリスマス気分を・・・ということで

今年も作ってみました・・・。

実は手芸や裁縫などが苦手な私・・・手先を使って細かく葉などを巻き付けていくこのリース作りは大変な"苦行"でしたが、リボンや実・松ぼっくりなどでなんとか形にして、これで良いことにしました。

本校にお越しの際には「ああ、あれね」とご覧ください・・・(と胸を張って言えるほどのものではありませんが・・・。)

2014年12月12日金曜日

圧巻のクリスマスツリー @みなとみらいクイーンズスクエア

先月末から、みなとみらいのクイーンズスクエアさんで、本校生徒・教職員などが製作した「ぬいぐるみ(ハッピートイズ)」をクリスマスツリーとともに展示させていただいています。

生徒たちが製作したトイズは330体ほど。これまではそのうちの160体ほどをディスプレイしていましたが、今日はJRC部・家庭科同好会の生徒たちが残りのトイズをさらにディスプレイするためにみなとみらいへと向かいました。

展示ボックスの一番下の段にもびっしりぬいぐるみを入れて、圧巻のクリスマスツリーとなりました。









一番下の段がかなりびっしりな様子がお分かりいただけるかと思います。






















この展示は12月25日のクリスマスまでです。


まだご覧になっていない方は、ぜひそれまでにクイーンズスクエアへお出かけください。





女子美術大学キャンパス訪問

昨日は立教大学だけでなく、女子美術大学のキャンパス訪問を行った生徒たちもいました。

引率のS先生からのレポートです。私も行ってみたいです!
-----------------------------------------------------------------


女子美術大学では大学紹介ビデオの後、授業見学が行われました。

大学生の授業を直接見学することで、高校の授業スタイルとの違いや、その内容に圧倒される場面も多くありました。また芸術の領域も様々で、ファッション、ヒーリングアート、3D画像の作成、パッケージデザイン、舞台芸術アートなど眼にするもの全てが新鮮で、その作品を見る生徒の目が輝いていました。

製作過程の忙しい授業中にも関わらず、先生や学生さん達の丁寧に説明が参加生徒の芸術系進学意欲を高めていたように感じられます。

立教大学訪問

昨日生徒たちは、定期試験終了後に大学訪問にでかけました。立教大学を訪れたチームと、女子美術大学を訪問したチームがありました。

昨日の立教大学訪問の様子を引率のY先生からレポートしてもらいました。

---------------------------------------------------

2学期の期末試験が終わり、午後は恒例の大学訪問見学会に出かけました。今回は立教大学池袋キャンパスと、女子美術大学杉並キャンパスで、2グループに分かれての訪問です。
立教大学では大学紹介のビデオを観たあと、3人の現役大学生が少人数制キャンパスツアーを担当してくれました。図書館では、話し合いができるようにホワイトボードがあること。チャペルでは、卒業生の結婚式が2年先まで予約がいっぱいなこと。学生食堂では、校章入りの木製椅子が一脚30万円もすること。などなど各見学ポイントでの豆知識を豊富に用意してくれ、生徒たちも楽しく見学できました。
学生は上品で落ち着きがあり、建物はヨーロッパ調で風格があり、とても魅力的な大学です。横浜からのアクセスもいいので、ぜひ生徒たちに目指して欲しい!


---------------------------------------------------

立教大学は私も訪問したことがありますが、赤レンガの上品な建物と蔦が有名ですよね。また、数年前から東横線と副都心線がつながったことで、1本で(約30分程度で)通えるようになりました。

今回見学に行った皆さんはぜひ合格できるように頑張ってください!そして、今回は見学できなかった在校生の皆さんも、近いですからぜひキャンパスビジットしてみてください。

2014年12月11日木曜日

期末試験終了!

月曜日から続いていた期末試験が終了しました。

先ほど校内で

「これからターミネーター2を上映しますので、ご興味ある方はぜひ来てください」

という放送が流れていました。わ、私、興味あるんですけれど・・・と思いつつ色々なアポが入っていたりしてうかがえませんでした。(残念!)

校内で映画を見たりクラブ活動を再開した生徒たちもいますが、今日は試験終了後に立教大学と女子美術大学のキャンパス訪問をした生徒たちも多くいます。

引率してくれた先生からのキャンパス訪問レポートがありましたら、お伝えしますね。

2014年12月10日水曜日

情報をデザインする力 - 情報科2年生作品

情報科の生徒たちの授業を指導して下さっている、女子美術大学の先生から見せてもらいました。






キャラクターのフェルト人形 - 可愛いです!

以前に、このキャラクターを「紙粘土」で、しかも少しずつ表情の違うものを製作して、アニメーション作品を創りましたが、今回はそのフェルト版です。

ですが、単にお人形を作っただけではありません。

何を一緒に作ったのでしょうか?!







なんと!






(写真では少し分かりにくいかもしれないのですが)この箱も作りました。

箱の中にこのキャラクターが入るようになっていますが、その外箱のデザインも全て生徒が考え、イラストレータなどのソフトを使ってグラフィックデザインしました。

さらにこれだけではありません。














POPのようなものもデザインして、製作したとのこと。
(男山しし男!の紹介がされています。)













他の生徒は「たまご」ではなく「たまこ」のキャラクターをフェルトで創っただけでなく







このようなPOPを考えたそうです。
(フォークが突き刺さっているようなデザインがとても面白いですよね。)

しかもここに書かれている「たまこ」の紹介がまた可愛いのです。

「たまこ」は"オムライスになりたかった"そうです。















箱の裏側にも「たまこ」の解説がされていました。

たまごのアイドル、それが「たまこ」なのだそうです。










そして、この箱を開けるところがまた可愛いのです。






「やあ!」















「たまこだよ!」










プロのグラフィックデザイナーさんの域に達していませんか?

今の時代には、身の周りの情報を簡単にパソコンで加工したり表現したりすることができます。それを、いかに「魅力的に表現できるか」という力をつけることは、社会に出たときに大変役立つと思います。

今回生徒たちは「男山しし男」や「たまこ」などのキャラクターを魅力的に見せるために情報をいかにデザインするかを考えましたが、これは皆さんがこれから大学に進学するときや社会で「自分自身」をアピールするときにも大いに役立つ力だと思います。(世の中では、自分の考え・自分自身をアピールすることの連続ですから。)

今回この課題に挑戦した情報科の皆さんは、ぜひこの経験を今後の人生の色々な場面で活用してほしいと思います。

2014年12月9日火曜日

報道の現場に笑顔? - 生徒開発ふせん

本校商業科マーケティングコースの生徒たちが、今年度、通販カタログ大手のフェリシモさんとふせんの共同開発に取り組ませていただいたことをこの場でもご紹介してきました。

昨日、私はあるテレビ局の報道(ニュース)担当のプロデューサー・ディレクターの方々(女性の方々です)にお会いする機会がありました。

その時に、生徒たちのふせんをお渡ししたところ・・・

「うわぁ!かわいいですね!!!

報道の現場って、とにかく事件や事故なども予測不可能なタイミングで起こるし、番組が始まる直前までものすごい緊張感なんです。生放送の本番30秒前までスタッフが叫んでいることなども珍しくないんですよ。

でも、そんな職場でも、このふせんがあったら、なんだかなごみそう!」

と言って下さいました。








はたして、生徒たちのふせんで報道現場の皆様に一瞬でもふっと笑顔が生まれるでしょうか?(生まれたらいいなと思いつつ)結果をうかがうのを楽しみにしているのです。

ふせんはこちらからご覧ください。

2014年12月8日月曜日

サプライズを、贈る - 良いマーケターとは

この時期になると、いつも悩みます。お歳暮やクリスマスなど、何かとギフトをお贈りする機会が多いからです。

みなさんは自分以外のどなたかに何かを差し上げるときに、相手の方を完璧に喜ばせることに自信はありますか?

私はビジネススクールのマーケティングの授業を受けていたとき、担当の教授が初日に言っていた言葉を生涯忘れないと思います。それは・・・

「周りの人の誕生日に、相手が心から喜ぶ贈り物を準備できる人は、立派なマーケターです。」

ということです。

突然何かを渡されたときに、

- 相手の方のニーズを理解できていないと・・・逆に迷惑になってしまうこともあります
- 相手の方のニーズ通りだと ・・・迷惑になりませんが、驚きはありませんし、心から喜んでもらえるかどうかは分かりません
- 相手のニーズを理解し、かつそれにプラスαがあると ・・・相手の方が心から喜んでくれます

3つ目をいつも実践できる人は、世の中に対しても「ハッ」とさせる何かを企画し提案できるということなのです。

ということで、この教授の言葉は本当に名言だな、といまだに思うわけなのですが・・・そう思いつつ、やはり悩みます。お歳暮、クリスマスのギフトなどなどをどうしようと・・・。

在校生の皆さんは、今試験真っ最中ですが、今週末にはいよいよ試験も終わり、プレゼントなどを準備することもあるかもしれません。こんな視点を取り入れて選んでみてはどうでしょうか。

2014年12月5日金曜日

明日は今年度最後の学校説明会

明日、12月6日には、今年度最後の学校説明会を開催します。




時間: 14:00~

場所: 本校アリーナ

事前予約は不要です。

学校の教育内容をご紹介するだけでなく、入試問題の解説コーナーや面接対策コーナーもございます。また、現在学校で進行中のたくさんのプロジェクトなどについてもご紹介いたします。

まだ見学をされていない方や、以前にいらした方でもご不明点などがおありの方は、ぜひお気軽にご来校ください。皆様にお会いできることを楽しみにしています。

(イラストは本校生徒の描いたもので、生徒たちの開発したジュース"I Love Kiss"のパッケージに登場しているものです。)

試験直前追い込み中

来週から本校では2学期の期末試験が始まります。

今日の放課後は






校内のあちこちで、生徒たちが勉強している姿を見かけました。


















こちらでも生徒たちがお互いに教えあって勉強していました。

ここ数日でかなり寒さが厳しくなってきましたので、風邪などで体調を崩さないように、みなさん試験勉強を頑張ってください。

2014年12月4日木曜日

文化の生まれる場へ - 図書館プロジェクト

先日ご紹介した図書館プロジェクトですが、今日もインテリアデザイン会社の方々が図書館の確認にいらっしゃいました。

「寸法なども測らせていただきますね。」

とのことだったのですが・・・

メジャーを持って測っていらっしゃる様子はありません。

!あれ!

左側の女性の黒いファイルに赤い光が見えるかと思います。右側の男性が持っている機械から出ている光なのですが、これで寸法を測ることができるそうです(驚きました!ハイテクですね!!!)


色々お話させていただく中で

「図書館がどんな場になればいいとお考えですか?」

と聞いていただいたのですが・・・もう思いつくままを色々お話ししてしまいました。

そうですね、やっぱり代官山の蔦屋書店は大好きなので、そんな感じの場(そこにいるだけで本の素晴らしさ、豊かな文化の香りを感じられる場)にしたい!(←これは司書の先生も同じことをおっしゃっていました)し、六本木ヒルズのアカデミーヒルズライブラリーもいいですね、とか、生徒が本だけでなく人にも出会える場にしたい、とか、(そうしたら、あの方にもこの方にも来ていただいて、トークサロンみたいなものを開催しちゃおうとか)。生徒がふと気付いたらもうそこから抜け出せないくらいすごい場所にしたい、とか・・・いつも通り夢は膨らむ一方です・・・!

頭が夢でいっぱいになっていたところで、ふと視線の先に







先日お亡くなりになった、日本を代表する名優の高倉健さんの著書がありました。

















「人が心に想うことは誰も止められない。」


その通りですね。私の図書館への熱い想いは誰にも止められません!

文化の香りのする場、香りがするだけでなく、ここから新しい文化が生まれるような場を創ります。

楽しみですね!

2014年12月3日水曜日

試作品を作ってみる - 生活雑貨大賞に挑戦

商業2年マーケティングコースの生徒たちは、今学期「商品開発」の授業の中で生活雑貨大賞(フェリシモさんが一般の方に広く公募しているものです。詳細はこちらをご覧下さい。)の企画に挑戦しています。

昨日は今学期最後の授業。フェリシモの社員の方が来校してくださり、生徒たちの商品案を見てくださいました。(今学期の授業の中ではグループで1つアイデアをまとめることに取り組みました。)




あるグループの生徒たちは、紙を切って工作のような形で貼ったりしてこのようなものを作っていました。


これだけ見ると「???」- 何なのかはっきり分からないかと思いますが、これは生徒たちの提案商品案を分かりやすく伝えるために試作した物です。

フェリシモさんからも「こうやって、アイデアを試作することはとても素晴らしいです」と言って頂きました。














実際にこのグループの生徒たちは、試作品を使いながら商品案をクラスで発表しました。

発表を聞いていた(他のグループの)生徒たちもこのような試作品があるとイメージがしやすいようで、(発表者に対する)たくさんの質問が出ていました。





質問されたポイント、フェリシモの社員の方に頂いたコメントなどをふまえて、昨日発表した企画をさらにいっそう磨き上げて3月の締切までに応募します。





過去に大賞をとられたアイデアはどれもこれも「確かに、そんなものがあったらいいな!」と思えるようなものばかりです。

はたして生徒たちはどのくらい多くの人に共感してもらえるような企画を提案できるでしょうか。(大賞が取れたらみんなで神戸に行こう!と話しているのですが・・・)

2014年12月2日火曜日

図書館を考える - ブックディレクター幅允孝さんご来校

以前この場でも少しお伝えしましたが、本校では生徒と本の出会いを楽しいものにしたいと思っています。そのために、本と人との出会いの場=図書室を充実させていくことに取り組んでいます。

今日は、私も大変尊敬するブックディレクターの幅允孝さんが本校に来てくださいました。幅さんは六本木ヒルズのTSUTAYAや新国立美術館のスーベニアショップ(お土産屋さん)、ハンズブックスなどのお店や、東北大学の生協の本コーナーや病院の本棚など、名だたる場所の「本棚づくり」をされています。それだけでなく、J-Waveなどのラジオで本を紹介するコーナーなども担当されています。







今日は、本校で図書室だけでなく、校内の様々な場所を見ていただきました。















生徒のみなさんの人生が豊かになるような、本との出会いの場所を創っていきます。

ぜひ楽しみにしていてください!

2014年12月1日月曜日

辻希美さんへのお礼メッセージ&ビデオ

先日、本校生徒たちが開発したジュースを、辻希美さんがブログの中で紹介してくださっていた(たまたま見つけて飲んで下さったのだと思います)とお伝えしました。

ジュース開発メンバーの生徒たちは、それを読ませていただき、




お礼のメッセージやビデオを準備してお送りしました。

ご本人が見てくださるといいですね。

辻希美さん、ありがとうございました!

Happy Wedding - 華道部作品

Happy Wedding - というタイトル。特にどなたのWeddingということではないのですが。




華道部の生徒の作品が、とても女性らしく可愛かったので、ご紹介します。

そのタイトルが「Happy Wedding」

2階の廊下に飾られていますから、ぜひ皆さんも見てみてください。

2014年11月30日日曜日

世界に貢献する第一歩-Happy Toysクリスマスツリープロジェクト

一昨日からみなとみらいのクイーンズスクエアで始まった「高木学園女子高等学校ハッピートイズプロジェクト」。昨日の学校説明会が終了後、ツリーのボックスの中をちょっと調整しにみなとみらいに向かいました。




ツリーの下に、このプロジェクトについて簡単にご説明するパネルを追加しました。










このような感じです。












在校生のみなさんや本校の先生・職員、そして卒業生の保護者の方々などに作っていただいた「世界に一つしかない」りすのぬいぐるみが150体以上展示されています。全て違うので、一つ一つを見るだけでもとても楽しいです。







少し離れた場所から見ていましたが、足を止めて下さる方がとても多く、皆さま笑顔でご覧くださっていました。(写真を撮られる方も多いですね。)









私はそのようなたまたまこの場を通りがかって、このツリーを見て下さっている方々の笑顔を拝見して、とても感動してしまいました。

昨年、フェリシモの矢崎社長の本を読ませていただいて、毎年クリスマスにフェリシモの神戸本社のビル正面に巨大なぬいぐるみのツリーが展示されること、そしてその展示後にぬいぐるみは世界中の子どもたち(特におもちゃなどを持つことが難しい子どもたち)に寄贈されることを知って、心を動かされました。本校の生徒たちにも、そのようなプロジェクトに参加することで、世界に貢献する一歩を歩んでもらいたいと思っていました。







そして、今年度、JRC部と家庭科同好会でこの取り組みに参加することにしました。その時にはまだ、ぬいぐるみの製作をして、できたらどこかで展示できればいいな、という気持ちでした。みなとみらい地区で展示できれば最高だけれど、そんなことが初めての年に突然できるかな・・・と思っていました。











何のつても無かった私達ですが、クイーンズスクエア様や一般社団法人横浜みなとみらい21様、住友商事様、みなとみらいの管理組合様、そしてフェリシモ様などの大きなお力をおかりして、地元横浜の代表的な場でこのような展示をすることができました。

お世話になりました皆様に心からお礼申し上げます。

そして本校生徒たちには
* 自分たちの取り組みで、世界に貢献することができる
* 挑戦してみれば、可能性が開けることがある
ということを実感して欲しいと思います。

さらに、このプロジェクトを熱心に推進してくれている顧問の先生方にも感謝したいと思います。