2015年12月10日木曜日

「好き」は「力」 - 女子美術大学講座

今日で期末試験が終了しました。在校生の皆さん、お疲れさまでした。

午後からは大学のキャンパス訪問をした生徒たちもいましたし、校内で進路ガイダンスが行われたりもしていました。そして、女子美術大学の方もご来校くださって、大学の紹介講座を開催してくださいました。

 
 



とても印象に残ったのは

「好き」は「力」

というお話しです。美術大学に進学する学生さんは、とにかく絵を描いたり作品を創作することが「好き」で、そのパワーで色々なチャンスもつかまれているというお話しをしてくださいました。
 
 
 
 

その一例として挙げていただいたのは、女子美のご出身の「小松美羽さん」。まだ30歳の彼女の作品(有田焼の狛犬)が、なんとイギリスの大英博物館に飾られており、先日の情熱大陸でも
特集されていました。(詳しくはこちらをご覧下さい。)好きだからこそ情熱を持って作品を創りつづけられて、チャンスを見のがさずに、相当な若さで作品が大英博物館に展示されるまでになられたのでしょう。

また、このニュースについてもお話ししてくださいました。





今年の5月まで、女子美術大学の理事長をつとめられていた大村智先生のノーベル賞受賞のお話です。







約2年前には、本校にも来てくださったことのある(!)大村先生。

大村先生は微生物の研究をされて、アフリカの人が苦しんでいた病気を「錠剤を飲むだけで治癒できる」という薬を作られました。その薬で3億人以上の人の命が助かったと言われています。

大村先生は美術・絵画などにも大変造詣が深く、北里病院の中に絵画を飾られたり、故郷の山梨県にも美術館を作られたりしています。

そのようなこともあり、女子美術大学の理事長先生も永く務められていたのです。







そして、最後には、今年の情報科3年生で女子美術大学への進学が決まった在校生が後輩に色々と話をしてくれました。

彼女は本当に素晴らしい作品を創っていたことを知っていたので、女子美への進学をとても嬉しく思っています。




さあ、皆さんも「好き」を「力」にして、自分の人生の道を自分で切り開いていきましょう!