2012年10月31日水曜日

愛情のメッセージ - 企業コラボ

今日午前中に私宛に宅急便が届きました。今年度商品開発を行っている企業さんに先日「商品コンセプトシート」を提出させていただいたのですが、それに対して企業のマーケティング部の方々が一枚一枚にコメントを書いて下さったものを送りかえしてくださったのです。

生徒たちに

「みんな1人1人に対して、これだけコメントして下さるって、どれだけの大変なことだか分かるかな?この企業の方の想いをしっかり受け止めて、前回提出した以上に力を注いで、バージョンアップさせてきてね。」

と伝えました。


コンセプトシートを受け取った生徒たち。

「うわぁ!すごく可愛い字で、こんなに書いてくれてる!嬉しい~☆☆☆」

と大騒ぎです。

「なんかさぁ、愛情がこもったメッセージだよね。xxさんの普段の性格がそのまま字とかイラストに表れてる感じがする。」




・・・その分析で大盛り上がりしてキャーキャー言っているのですが、ぜひそのエネルギーを"コンセプト磨き"に注いで下さい。

この商品開発については、絶対気合を入れて頑張らねばならない事情があり(→プロジェクトの生徒たちに、そのことは伝えました!)皆さんの一層の努力を期待しています!

今日も美味しい中華実習です




昨日に引き続き、今日は別の家庭科2年生たちが女子栄養大学さんの先生から中華メニューの調理方法を教えていただいています。

熱心にメモを取る生徒たち。味はどうだったかな?(味見させていただいた教頭は"すごく上品で美味しかった"とのことです。)

2012年10月30日火曜日

女子栄養大学さんの中華メニュー

今日は、今年度より連携している「女子栄養大学」さんの先生が来校され、家庭科2年生の生徒たちに中華料理の作り方を教えて下さいました。

まずは先生のお話をじっくり聞きます。

「みなさん、片栗粉をスプーンの上で1/3に分ける方法は知っていますか?」

とピンクの計量スプーンを使いながら見せて下さる先生。

実は・・・私もお恥ずかしながら1/3に分ける方法は知らなかったのですが、スプーンに1杯分を3等分するように印をつけ、その印の2つ分をヘラですくって取ってしまうのだそうです。




ちなみに、先生が使っていらしたのはこちら↓




女子栄養大学の創立者・香川綾先生が計量カップとスプーンを初めて考案されたことをご存知でしたか???

この計量カップ・スプーンは、私が連携の調印式にうかがった際に頂いたものなのですが、あまりの貴重品ゆえ、まだ袋も開けられておりません・・・(それが一番香川綾先生の意に反するところのようにも思いますが・・・)







さて、今日は3品目も調理するということで、生徒たちは大忙し。






キャベツを切るのも、スピードを持ってトントンと進めます。








さらに





チャーハンを炒めるスピードもすごい!(ご飯が宙を舞っていました。)








そうこうして、できあがりはこちら。




チャーハンと炒め物。

美味しそうでした!!!(が、残念ながらこちらは味見できませんでした)













さらに、デザートにクッキーも作りました。

(こちらはできたてのものを試食させていただきました!サクサク香ばしくて美味しかったです。)

味もおいしく、栄養素もバッチリの中華メニューでした!






Trick or Treat - ハロウィン

今日はお昼休みに附属幼稚園の園児たちが高校にやってきました。

・・・といっても、単にグラウンドなどに遊びに来たのではなく



お化けのお面をつけ、お化けのような手のポーズをしながら、ニコニコして登場した園児たち・・・










高校生の生徒たちに「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ!」と言いながら、お菓子をもらっていました。







お菓子をもらってうれしそうな園児たちは、「ばいばーい」と言って幼稚園へと帰って行きました。


生徒たちが

「可愛い!可愛い!」

と連発していたのですが、





「みんなも12~13年前はああだったんだねぇ・・・」

と言いつつ、そういえばそんな昔からハロウィンの盛り上がりはあっただろうか?とふと考えてしまいました。(ハロウィンはここ5年くらいで急速に盛り上がってきたと思いませんか???)

2012年10月29日月曜日

お花に水 - 園芸委員会









先ほど放課後に生徒たちが花の水やりを継続してくれていました。

園芸委員の皆さん、ありがとう!引き続きよろしくお願いします。

靴を脱いだら… 女性のマナー

本校では、生徒が下校途中に事務所に手続きなどに来るとき、生徒は革靴を履いて本部館にやってくることがよくあります。(そして手続する場所に上がるときに、一度革靴を脱ぐ必要があります。)

その時に、私は頻繁に

「靴は脱ぎっぱなしではなく、向きをきちんと直して。(要は自分があとで靴を履いて帰るときに、靴が正面向きになっているように、靴を脱いだときにきちんと向きを直しておくということです。)」

と生徒たちに注意します。(そうすると、ほぼ100%の生徒が「あ、そうだ」と言いながら直すのです。)

高校生になった生徒たちに小言を言いたくないという気持ちもありますが、今の時期にだからこそ在校生の皆さんには、こうした癖を直して欲しい。これから社会に出ていくときに、周りの方は皆さんの立ちい振るまいやマナーの一つ一つを見ています。こういった一つ一つの所作から、皆さんがどのような女性であるのかが判断されてしまいます。(ですが、大人になってから、周りの方が注意してくれることはほとんど無いと思います。)

本校の生徒の皆さんは本当に正直で優しい良い生徒ばかりです。ですから、このようなマナー一つで皆さんの本当の良さがきちんと評価されないことが、私は残念すぎると思うのです。

ですから、ついうっかり靴をそのまま脱いだままにしてしまうという在校生も、ぜひ気に留めて脱いだ靴の向きをきちんと正面に変える習慣を身につけて下さい。

2012年10月27日土曜日

家庭科ファッションショー




先月末の学園祭の2日目が台風による暴風・大雨となり、3年生家庭科ファッションコースの生徒たちによるファッションショーの開催を見合わせることとなりました。

今日はその日にできなかったショーを行いました。





3年間の集大成となる素晴らしいショーでした!皆さん、本当によく頑張りましたね。

大学出張講座

今日はさまざまな大学の先生方が本校生徒に講義してくださる「大学出張講座」が開かれました。

本校と提携している女子美術大学さん、女子栄養大学さん、横浜薬科大学さんをはじめとして10の大学から先生方がご来校下さいました。


ある教室からはなぜか「ドラエもん」の音楽(♪あんなこといいな、できたらいいな~)が聞こえてくると思い教室内を覗いてみると・・・

女子美術大学の先生が『ドラエもんの"ひみつの道具"からプロダクトデザインを知ろう!』という内容で講義をして下さっていました。

一般の人と女子美生では、ドラエもんの道具の中で欲しいと思うものがかなり違うそうです!


(ちなみに私の一番欲しいのはどこでもドア。これは女子美生でも一般の方でも断トツに一番だそうです。)




理科の教室では生徒たちが葛根湯の原材料の匂いを確認しているところでした。

こちらでは、横浜薬科大学の先生が『新型インフルエンザに漢方は有効か』について解説して下さっているところでした。

(有効なのでしょうか?であれば私もぜひ積極的に取り入れたいです・・・)



また、キッチンスタジオでは




女子栄養大学の先生が、『正しい食生活』についてお話して下さっています。


昨日ご紹介した腹凹ウォーキングとあわせて心がけたいです!





大学で勉強する内容の一端に触れて、皆さんより興味を持ったのではないかと思います。ご来校くださいました大学の先生方、誠にありがとうございました。

2012年10月26日金曜日

"食"の大切さ

今日は附属幼稚園にて、高木学園の近くにある「れすとらん さいとう」さん(詳細はこちらをご覧ください)のオーナーシェフ・斉藤良治さんに"こどもの食について"という内容でお話をしていただきました。

高校からも家庭科の先生たちが斉藤シェフのお話をうかがいにでかけました。


斉藤シェフはもともとは出版社で仕事をされてきたサラリーマン。ですが、あまりの忙しさに、食事を取るのもままならないような日々が続いていたそうです。そして物の味もほとんど感じないような状態になってしまっていたそうです。

とうとう体調を崩され、その後"美味しく食べることの幸せ"を実感され、ご自身が美味しい食を提供する立場になろうと決意。33歳の時に食の方面に飛びこまれたそうです。




(ちなみに、↑は様々な形・種類の"かぼちゃ"を見せてくださっているところです。)

ご自身の経験をもとに、できるだけ素材の美味しさそのものを感じて欲しいと考えていらっしゃる斉藤さん。レストランで使用される食材は"地産地消" - できるだけ横浜などの地域でできたて・採れたての野菜などを使われているそうです。

(実は、横浜市は土地面積の8%が農地だそうで、野菜はかなり豊富に収穫されているとのこと。そして収穫した直後のものは味が全然違うそうです。)

食べ物が体・健康に与える影響の大きさについて、シェフとしてお仕事をされている立場からお話いただき、大変勉強になりました。

また同時に、シェフやパティシエとしてお仕事することは大変体力的にもハードかつ重労働(朝の9時半ころ~夜11時くらいまでほとんど立ちっぱなだそう)だということもお話して下さいました。この道を選択するのであれば、相当の覚悟が必要ともおっしゃっていました。それでもシェフというお仕事を続けていらっしゃるのは、"美味しいものを作って、人に食べていただく・楽しんでいただくのが好き" "食の大切さを美味しいものを通じて表現していきたい"という想いがあるからだそうです。

温かいお人柄は普段からよく存じあげており、またれすとらんのお料理も大変美味しく優しい味なのですが、それらは全て斉藤さんのこのような想いが込められているのだと感じてきました。

斉藤シェフは横浜市内の小学校やJAさんなどでの食育活動にも大変積極的に取り組んでいらっしゃいます。高校においてもいつかご指導いただければと思っています。

Dr.川村の腹凹ウォーキングダイエット

本校でも生徒や保護者の皆様に折にふれてお話をしていただいているお医者様、川村昌嗣先生が、新しいご著書『Dr.川村の腹凹(ハラペコ)ウォーキングダイエット』を出版されるそうです。

川村先生は長く、横浜みなとみらいにあるけいゆう病院の健診科で生活習慣病などを抱えた方に対する健康指導などをされてきた先生です。

いつもお目にかかるたびに「少し発想を変えるだけで、我慢したりツライ思いをしたりしなくても、やせることは可能なのですよ」と目からウロコのお話をして下さいます。



今回新しく出版される本をお送りいただき、事務室の机の上においていたところ・・・目が釘付けになっている先生がいました。(その気持ち、大変よく分かります・・・)


季節はぐっと秋めいてきて=美味しい物をいただくのに最適な季節ではありますが、後々後悔しないために、皆様もぜひ腹凹(ハラペコ - これはお腹がすきすぎて腹ペコになるという意味ではありません、お腹の筋肉の部分を頻繁に運動させるという意味です)ウォーキングにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

・・・と言っている私こそがまず、この内容を再度しっかり読ませていただき、日々の生活に取り入れたいと思います。

2012年10月25日木曜日

菊名の街の清掃活動

今日は6時間目に1年生が特別活動の時間を使って菊名の街の清掃を行いました。





生徒たちは大きなビニール袋や(ゴミをつかむための)ハサミなどの道具をもらって・・・













学校から菊名の駅までの道を歩いていったのですが・・・とにかくおしゃべりが多い・・・みなさん、普段お世話になっている近隣の場所を掃除するのに、口を動かす必要は無いのですよ。




という光景を見ていて、私は"話し声がうるさくてご迷惑になっていなければいいけれど・・・"と思っていました。

しばらくして、放課後に2人の生徒が私のもとを訪ねてきて

「先生!私たち、お掃除をしていたら、近隣の方に褒められました!"あら、偉いわね、ありがとう"って言ってもらったんです。」

とのこと。それを聞いて少しホッとしましたが、皆さん、学校の校門を一歩出たらそこは公道(学校外の方が通る道)です。どうか、そのような場では、大騒ぎしない、道を譲るなどのマナーを守ってもらいたいと思います。

地域の清掃は、本校ではもう30年以上も続けておりますが、今後も継続して行っていきたいと考えています。

2012年10月24日水曜日

試作に夢中!- コラボプロジェクト

今年度、某大手食品メーカーさんと共同で商品開発をさせて頂いていますが、生徒たちがその商品を実際に作ってみる"試作"を行いました。実際に結構簡単に作れそう・・・と思ったものの、取り組んでみると「大変な作業」でした。




生徒たちが夢中で試作している途中の風景です。








生徒たちだけでなく・・・私も夢中で取り組んでしまいました・・・







大変美味しい試作品が完成し、それぞれ自分で作ったものを食べてみました。


その後、生徒たちはご来校下さった研究所の方に熱心に質問をさせていただいていました。





今回の経験が、今後商品のアイデア出し・企画をする際に生きてくると思います。いったいどのような商品が完成するでしょうか・・・。

2012年10月23日火曜日

ウチキパンさん報告

本校では今年度、横浜元町の老舗パン屋さん・ウチキパンさんからプロジェクトをさせていただいています。

昨日ご紹介した通り、生徒たちは「パンの市場(マーケット)について調査」を行い、その報告書を作成、さらにウチキパンさんにそのご報告をさせて頂きました。



今朝、その場に報告にうかがったプロジェクトチームの生徒の代表が、昨日の様子を報告に来てくれました。

生徒たちがいろいろなお店に行ったり、それらのお店で購入してきたパンを食べ比べたりして感じたことをまとめたのですが、



社長さんが大変熱心に話を聞いて下さったとのことです。

そして、「大変頑張ってくれたね」「そのことも調べてくれたんですね、それは大変だったでしょう。」などと声をかけてくださったとのこと。生徒たちも社長さんの言葉で、やりがいを感じられたのではないかと思います。

そして、今回のご報告を受けて、今後さらなる展開がありそうです!そのことについては追ってまたご紹介させていただきます。

2012年10月22日月曜日

市場調査報告書 - ウチキパンさんプロジェクト

今年は生徒たちが学校の外の企業の方々などとコラボレーションさせていただくプロジェクトが3つあります。そのうちの1つ、横浜の元町商店街にある"ウチキパン"さんとのプロジェクトについては、生徒たちが

「パンの市場調査」

を実施しました。





そして…15枚にわたる「市場調査報告書」を完成させた生徒たちは、調査内容をウチキパンさんに報告させていただきます。





この報告書を本格的に準備するのに約1ヶ月。

そもそも高校生で「市場調査」と言われても、何をすればいいのかな?というところからスタートしましたが、

- 世の中にはどんなパン屋さんが存在するか
- そして、それらのパン屋さんにはどのようなパンが売られているか
- パンを購入するのは、どのようなお客さんか
- 世の中で売れているパンを見ると、どのような傾向があるか
- 高校生の生徒たちはどのようなパンが好きか
- それらをふまえて、何かご提案できるとしたら、どのようなことか

ということについて、実地調査&実物調査(いろいろなパン屋さんのパンも食べてみました!)なども含めて準備しました。

慣れないことだらけだったと思いますが、リーダー・サブリーダーの生徒たちを中心に、またサポートしてくれた先生たちのアドバイスなどもあり、とても頑張ったと思います。

この内容を発表させていただき、ウチキパンさんがどのようにご覧になるでしょうか・・・楽しみです。

2012年10月21日日曜日

目標が見えた人は強い - 1年生進路説明会

昨日土曜日には1年生を対象とした進路説明会が開催されました。以下、その様子について、Y先生からのレポートです。 今回は保護者の方にも参加していただきました。

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第一部の全体会では、就職指導部長より話がありました。

社会人基礎力・基礎学力・基本的な生活習慣の3つのバランスが大事であること。また、目標が見えた人は途中で諦めることなく、最後まで頑張り通せるので強い(”目標が見えた人は強い!")ことなども話がありました。
続く第二部では、生徒がアリーナに残り、保護者の方は担任と保護者会形式でさらに話を深めました。


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生徒の皆さん、1年生だからまだまだ時間があると思っていると、あっという間に3年生になってしまいます。  

1年生の今のうちから色々な人に話を聞いたり、新聞や本を読んだりして、自分はどのような分野で社会の役に立ちたいのか、そのためにどのような学校に進学するべきなのかを考えてみてください。そして、そこから逆算して今の時期に何を勉強しておけばいいのかを認識して、毎日行動してくださいね!

第一回学校説明会を開催しました

大変爽やかな秋晴れのもと、今日は第一回学校説明会を開催しました。日曜日の朝早くから、アリーナが満員になるほど多くの中学生、保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。

全体会で学校の教育方針や進路指導、日々の生活の様子、入試についてなどをご説明させていただいた後、校内を見学していただきました。





校内では、金曜日に試験を終えたばかりの生徒たちが中学生の皆様の見学につきそったり、クラブの紹介などを行ったりしました。







また、家庭科の2年生フードコースの生徒たちによるこんな場所も・・・





魅惑の「スイーツ工房」!!!

美味しそうな香りに私自身もクラクラ~と吸い寄せられてしまったのですが・・・













工房の前には、長い列が。










工房の中では






小さなパティシエたちが作ったスイーツなどを皆様にお渡ししていました。











実際にオーブンをのぞかせてもらったのですが






可愛い!!!(←先日ある先生から、私は"可愛いものに異常に反応する"と言われたのですが、やはり反応してしまいます)美味しそうです。





学校の教育内容や校風などを理解していただけましたでしょうか。

次回は11月3日(土曜日)14:00から、説明会を開催致します。本日ご来校になれなかった方は、ぜひお越しください。(予約は不要です。)

2012年10月20日土曜日

明日は学校説明会です

明日21日の午前10時より、学校説明会を開催します。予約は不要ですので、中学生の皆さまのご参加をお待ちしております。





先ほど校内を歩いていたところ、家庭科ファッションコースの3年生が先日のファッションショーのために製作したドレスが飾られていました。

(しかもこのマネキンを1年生たちが取り囲んで、じっくり見入っていました!)

ショーの際にも「このスカートってどうやって作ったのかな?」と思っていたのですが・・・









いろいろな色の生地を細かく花びらのようにした後、重ねているようでした。

近くで見るとよりいっそう美しいです!

説明会の後に校内を自由に見学していただくことができます。この作品も展示されていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。

篠原学園さん「感謝の夕べ」

本校の卒業生であり、日本の人材派遣業の第一人者でもある篠原欣子さん(詳細はこちらをご覧ください)が4年前に設立された学校、学校法人 篠原学園さんの「感謝の夕べ」が開催され、私と校長とで参加させていただきました。

篠原欣子さんは、人材派遣業(テンプスタッフ→テンプホールディングス)をご自身で立ちあげられ、多くの女性が社会で活躍できるような尽力されてきました。そのようなビジネスでのご経験を通じて、"人を育てる教育"の大切さを実感されてきたとのこと。そのような想いから「学校法人 篠原学園」さんを設立され、保育や医療の分野での専門学校を運営されています。




本校の創立者の高木君先生から直接教えられた世代でいらっしゃる篠原さんですが、年齢を一切感じさせないエネルギーと明るい笑顔でいつもお目にかかるたびに感動します。

昨晩も大変素敵な笑顔でお話して下さいました。




実は事前に、"その場での乾杯の挨拶をお願いします"とのご連絡を頂いていました。私ではあまりに役不足と思いましたので、お断りしようと試みたのですが、"ぜひお願いします"とのこと。大変恐縮しておりましたが、

「私の曾祖母は東京家政大学に通い、その創立者の渡辺辰五郎先生の教えて下さったことに感銘を受けて女性のための学校を創立致しました。

自分の作った学校を卒業された篠原理事長先生が、ビジネスの世界で大活躍されているだけでなく、日本の保育・医療のために学校を作られたことを、曾祖母はあの世でさぞ喜んでいることと思います。」

と素直に感じたことをお話させていただきました。

篠原理事長先生のお人柄と情熱を感じ、また本学園の教育内容・環境を充実させようという思いを強くしてきました。

2012年10月19日金曜日

テスト終了

中間試験が終わりました。すぐに校内には明るい生徒たちの声が響いています。






グラウンドではハンドボール部やソフトテニス部が早速練習を再開しています。

(こっそり写真を撮ろうとしていたのに、一斉にみんなが「こんにちは!」とこちらに挨拶してくれ、私も挨拶していたりしたところ・・・カメラがブレました。)





校内では

「あ、先生先生~!、これ見てみて~!」

と豆粒大の折り紙作品を作った生徒が声をかけてくれました。

(「これ、何?」と聞いたところ、「えー!先生分からないんですか?カメラですよ、あるいはやっこ。」 ちなみに、左にUSBメモリスティックがおいてあるのは、大きさの比較のためです )

折り紙の話をしていたのに突然生徒たちが





「そういえば、先生と校長先生のご関係って?」

「君先生は先生のおばあちゃんなんですか?」

と突然聞きはじめました。(生徒は何故かこの種の話が大好きなのですね・・・本当によく聞かれます。)

校内どこを歩いていても、生徒たちは元気いっぱい。これから期末試験までは落ち着いて勉強に集中できる時期です。みなさん、一日一日を大切に充実したものにできるように過ごして下さい。

2012年10月18日木曜日

社会で人の役に立つということ

「人の役に立つこと」 - このことについて、ここ数日間で色々なことを考えました。

* 創立者・ 君先生

まずは、今週末から始まる「学校説明会」にむけて、本校創立者の高木君(たかぎきみ)先生の肉声テープ(が実存するのです)を改めて聞きなおしていたときでした。

君先生が

「やってできないということは無いんですよ。それはできないのではなくて、努力が足りていないだけです。みなさんは勉強して、分からないことがあれば、どんどん先生に質問して、努力して下さい。そうして"さすがxxさんだ、本当に助かるよ"と社会の方々から言っていただけるような存在、"あの人だからこそ"と言ってもらえるような人の役に立てる存在になって下さいね。」

と話していた箇所を改めて聞きました。君先生は"どの分野に進みなさい"ということはおっしゃっていません。ただ、どんな人にもそれぞれ社会で役に立てる部分があるはずだから、その部分を極めて(努力に努力を重ねて)人の役に立てる人間になりなさい、そう言っていました。

* 卒業生・篠原欣子さん

さて、そんな君先生の話を直接聞かれていた卒業生のお一人、テンプホールディングス株式会社の篠原欣子社長に近々お目にかかる予定となっており、そのためにこれまでの篠原社長とお話したことなどを思い出していたときのことです。

篠原社長は以前お会いしたとき

「私はビジネスで必要なことは全て、こちらの学校で君先生に教えていただきました。」

とおっしゃっていました。篠原社長は、女性が社会にどんどん進出できるようにと人材派遣という業種を日本で作り上げられてきました。(ゼロからスタートされ、日本の人材派遣業界で最大手の企業へと育てあげられました。)君先生とは異なる分野ですが、君先生の言葉にあったように、世の中に大きく貢献されている方だと改めて感じました。

* ノーベル賞受章者 京都大学 山中伸弥先生

さて、今日学校近くの本屋さんにふらっと立ち寄った際、ここ10日ほどずっと探していた本にようやく巡り合うことができました。それは・・・


『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(講談社刊)

です。

ノーベル賞を受賞された直後の会見を拝見し、山中先生は何と美しい生き様の日本人であることか!と心の底から感銘をうけました。

その直後に出版されたのがこの本なのですが、大変な人気だそうで、それ以後大きな書店で何件も探しましたが見つけられずにいました。

ですが灯台もと暗しというのでしょうか。なんと学校の近くの小さな本屋さんに1冊だけ(!)置かれていました。



その中で、山中先生はこのようにおっしゃっています。

「ぼくの父は、息子が臨床医になったことをとても喜んで死んでいきました。ぼくは医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最後は人の役に立って死にたいと思っています。父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいです。」 (190ページより引用)

もう十分に人類の医学の発展のために貢献されていらっしゃると感じられる山中先生が、"最後は人の役に立ちたい"とおっしゃる。大変に謙虚な方で、努力の方だと感じました。そしてますますファンになりました。


こうして時代背景も、分野も異なる3人を拝見し、改めて考えてみると、どれほど時代が変わっても「社会で・人の役に立つこと」は非常に大切で、しかもそれはどのようなインダストリ(産業)であっても求められると感じます。

明治時代に生きた高木君先生は裁縫の分野を起点に、女性のための教育機関を創立して社会の役に立ちました。

その君先生の直接の教え子でもある、本学園卒業生のテンプスタッフ株式会社代表取締役会長・社長の篠原欣子さんは、多くの女性に社会で仕事を提供する「人材派遣」の会社を設立されて社会に大きく貢献されています。

そして私が本を読んでいるノーベル賞を受賞された山中先生は難病の患者さんたちなどを助ける可能性を大きく秘めたiPS細胞の研究を続けられて、人類社会に大きく貢献されています。

みなさんは高木学園に在籍している3年という時間を大切に過ごしながら、自分が社会でどのような領域で役に立てるか&立ちたいかをしっかり考えてみて欲しいと思います。

そしてそういう環境を創り、充実させていくことが、私自身の"役に立てる領域"なのだという思いを、強くしています。

テスト勉強 - かなり必死…

先ほど正面玄関の前に2人の生徒が誰かを待っていそうな様子で立っている姿が目に入りました。


「何してるの?」

と聞いてみると

「(お客様に対応中の)xx先生を待ってるんです。」



しばらくして私が校内の他の場所で用事を済ませて戻ってきても、まだ彼女たちは同じ場所で待っている・・・。

「あら、まだいたの?」

という問いには・・・

「何としても今日中に数学について教えてもらわないといけないので!」

とのこと。明日の試験科目なのでしょうね、きっと。生徒たちは相当必死です・・・。



こちらでも、同じように先生たちに質問しまくる生徒たちの姿が見られました。

明日が最終日ですね、あと1日準備頑張って下さい!

(実は私も最近"試験"を受けましたので - 例のきもの文化検定です- 試験前のプレッシャーやらストレスは改めてよく理解しました・・・みんな、頑張ってね。)

2012年10月17日水曜日

試験中です


定期試験中です。試験中に恒例となったこの風景。

今日はI先生が試験問題を紙折り機で折って準備しているところでした。

みなさん、これまでの試験の手ごたえはどうですか?明日の準備はバッチリでしょうか?!

2012年10月15日月曜日

花を愛でる心

先ほど、正面玄関の前でこのような生徒の姿を見かけました。



園芸委員会の生徒たちが、正面玄関前のお花に水やりをしていました。

今はかなり涼しくなりましたが、それでも植物には水が必要ですので、ぜひ毎日お水をあげて下さい!

"花のある生活"は、何か豊かな気がします。このはかない命を大切にしてあげてくださいね。




おまけです・・・





最近のいけ花レッスンの作品。

(手前は何と花唐辛子!ですが、意外にも竜胆(りんどう)と組み合わせると違和感が無くなりました。不思議です・・・。)

吹奏学部 定期演奏会

日中暑かったり、朝夕は寒かったりと寒暖の差が大きい毎日ですが、皆様お元気でしょうか?・・・という私自身、実は週末に熱を出してしまい、なんと楽しみにしていた吹奏楽部の定期演奏会をお休みせざるを得ませんでした・・・。

ですが、校長に写真を撮っておいてもらいました。


今年で27回目となる定期演奏会。

顧問のK先生が創部してから毎年欠かさずに続けてきた定期演奏会です。

OGの方々も駆け付け、盛大な定期演奏会となったそうです。



(そのころ私は熱を出して寝込んでおり・・・大変残念でした。)

吹奏学部の皆さん、先生方、OGの方々、ありがとうございました!

2012年10月12日金曜日

試験勉強中・・・?

試験まで1週間をきりました。今週後半からは放課後の部活動なども行われず、生徒たちは試験勉強に励んでいます。




校内で勉強している生徒たち。

ふとその中の生徒の一人の手元を見ると・・・










あれ、教科書&問題集の上に文庫本が載っている・・・

「あら、もうテスト勉強は終わっちゃって余裕なの???」

と聞いてみると

「そんなことないです、でもこの本、読み始めたら面白くて(&怖くて - ホラーの小説だそうです)。あ、でも、先生、私しっかり勉強してますから!」

とご本人は説明していましたが(←写真はその時の様子)、周りのお友達曰く・・・





「先生、xxさん、自習室でも寝てた!」(←確かに眠くなるときもありますので、気持ちは良く分かります)

そうこうしている間に今日を含め、試験まであと5日です。みなさん要領良く勉強を進めて下さい。

そして、明日は吹奏楽部の定期演奏会が行われます。てきぱき試験勉強を進めて、午後のひとときに音楽鑑賞はいかがですか?演奏会は15:00開場、15:30開演です。

2012年10月11日木曜日

学校説明会が始まります





最近の京都の夕暮れです。

ある打合せのため、京都を訪れました。滞在時間はわずかでしたが、とても良い話し合いができました。

本校の教育内容をどのように充実させてゆくか - そのために現在、色々と準備を進めています。

この京都ミーティングの結果なども含め、今月から始まる学校説明会で本校の教育内容についてお話させていただきたいと思います。




学校説明会は10月21日(日曜日)から全6回、開催します。予約は不要ですので、中学生の皆様のご来会をお待ちしております。(詳細はこちらをご覧ください。)

大掃除

今日の6時間目は大掃除が行われました。



学園祭などで校内で汚れているところもかなりありましたので、この機会にキレイに。

みなさんは自身はもちろん、学校に来校される方や、またこれから入学する新入生の皆さんも快適に使うことができるような空間を維持しましょう!

美しい空間で過ごすと、なんだか運気もアップする気がします。



(ちなみに私が近寄って行った時に、昇降口のイスでくるくる回っている生徒がいましたが・・・みなさん、あのイスは回って遊ぶためのものではありません。大切に使用して下さい。)

2012年10月9日火曜日

この4日間、何シタ?

先週金曜日。あるクラスの授業にお邪魔したのですが、その教室の黒板にこんなふうに書かれていました。

「テスト12日前。

この4日間、何スル」

ちょうど連休がありましたので、その連休を含む4日間を有効に過ごすことを先生が生徒に伝えるためにこのように書いてあったのだと思います。

皆さん、試験勉強は進められましたか???

・・・という私も、実は試験勉強をしておりました・・・。



なんと20年ぶりくらいに"単語カード"やら"暗記シート"まで買い込み、相当必死に勉強しました。

まもなく恐ろしの試験がやってくるのです・・・。(ため息)





普段、生徒たちと話しているときに

「難しいって思うから難しく感じちゃうんじゃない?できる、簡単って思えばきっとできるよ!」

などと言っていた私ですが、いざ自分も勉強する身になると、難しいぃ~!!!(みんな、ゴメンねと心の中で叫びました。)

ですが、やはり試験勉強には要領の良さも必要だなと改めて思いました。教科書を1章ずつ丁寧に読み込んで、全てをマスターする時間は私にはありません。そこで・・・

* まずは問題集でポイントになりそうな箇所をチェック
* 練習問題(過去問題から類推した予想問題のようなもの)を解く
* そしてできなかった部分について、重点的に教科書を読む

という形で、大切そうなポイントを限られた時間内になんとかクリアできるように準備しています。ということで、この4日、私は久しぶりの試験勉強をしたわけなのですが、在校生の皆さんはしっかり試験勉強できたでしょうか?残りあと1週間ちょっとです。効率良く、準備を進めて行って下さいね。