2009年1月31日土曜日

未来予想塾2回目を開催しました

1月31日土曜日に、土曜講座の1講座として「未来予想塾2回目」を開催しました。数日前のこの場でもお知らせしたとおり、今回もいろいろな仕事についていらっしゃる社会人の方々に来校いただきました。





まずは自己紹介の後、社会人と生徒で一緒に"私はどんなことが好きなんだろう?"ということを考えていきました。この間、社会人と当校の生徒が自由におしゃべりしながら、いろいろ考える時間をつくりました。




次に、社会人のみなさんに、今のお仕事の

- どんなところが楽しいか
- どんなところが辛いか
- どんな人にこの仕事が向いているか

をお話いただきました。







コピーライターの方は、「この仕事をしていると、いろいろな世界がのぞけて、とても刺激になるし面白いんですよ。たとえば、私は新しいチョコレートを開発する仕事もお手伝いしますし、デパートのカタログを作るお手伝いをすることもある。本当に様々な企業の方とお仕事することができます。」とおっしゃっていました。






ちなみに、このコピーライターさんの会社で作られた「化石チョコレート」もサンプルとして見せていただきました。








外箱でも「いったいどんなものが出てくるのかな・・・」と思ってしまいますが、中を開くと・・・









まさかこんなチョコレートが存在するとは!本物の化石に見えます・・・!!!






この他にも、幼稚園の先生、弁護士の方、雑誌を立ち上げられた方、インターネットでのサービスを創られている方、アナウンサーの方などにそれぞれのお話を聞かせていただきました。(ちなみに私も化粧品会社のマーケティングの話をさせていただきました。)

生徒たちが

「私は人から言われただけの仕事をする人生はおくりたくないと思ってきました。今日、話を聞かせていただいた社会人の皆さんは"人に言われただけではない、プラスαをつねに仕事で実現されている"様子が分かり、大変勉強になりました。今後、自分がそんな情熱を持てる対象の仕事をいろいろ探してみたいと思います。」

「これまで知らなかった仕事がたくさんあるということが分かりました。」

などのコメントが出てきました。この機会をきっかけとして、様々な仕事に目を向けはじめてもらえたら大変うれしいと思っています。

ご協力いただきました社会人の皆様、本当にありがとうございました。

建功寺での万燈除夜の鐘反省会

さて、土曜講座が終わったあと、鶴見区馬場の建功寺へと向かいました。

昨年末、大晦日の「万燈除夜の鐘」を生徒と一緒にお手伝いさせていただいたのですが、その反省会が行われるということで、高木学園を代表して参加させていただきました。

その際に、プロのカメラマン(この方もご住職が教鞭をとられている多摩美術大学を卒業された方です)が撮影してくださった当日の写真をいただきました。

これまで、私のデジカメの写真のクオリティが悪すぎて、「万燈除夜の鐘」の素晴らしさをお伝えしきれていなかったのですが、これでようやくその美しさを皆さまにご覧いただけると思います。



















改めて写真で見てみると、その美しさに驚きます。そして、こうして生徒と多摩美術大学の学生さん、お寺の皆様、地域の皆様が"つながっていく"ことができたことにも感動しました。

2009年1月30日金曜日

お弁当開発チームの写真撮影

崎陽軒さんと長期間にわたり開発会議を進めているお弁当。発売がいよいよ近づいています。(詳細は、もう少ししましたらご報告させていただいます!)

本日は、校内でお弁当開発チームの写真撮影をしていただきました。これからお弁当を発売するにあたり、ポスターや崎陽軒さんのホームページなどで開発に参加させていただいた生徒の写真を掲載いただくことがあるようです。














お昼休み。お弁当を食べるのも早く切り上げ、校内の様々な箇所で撮影をしていただきました。カメラマンさんが大変リラックスさせてくださり、みんな良い笑顔で写真を撮っていただけました!

自分が携わったものが世の中に形(製品)となって出ていくことは、大変ワクワクし楽しいことです。100歳同士のコラボレーションということで今回は本当に崎陽軒さんにお世話になりました。改めて御礼申し上げます。

卒業式の歌の練習

3年生はいよいよ本日で卒業試験が終わりました。

試験終了後は体育館で卒業式の歌の練習を行いました。




3年間歌ってきた校歌を歌うのもあとわずか。








いろいろな瞬間の記憶は、音楽を聞いたときにふと思い出されたりするものです。この校歌を歌いながら、彼女たちにどのような記憶がよみがえっていたでしょうか?

3年生は本日以降は謝恩会・卒業式の前まで自由当校となります。これから入試に挑戦する3年生はベストの結果を残すことができるよう、体調を崩さず頑張って欲しいと願っています。

2009年1月29日木曜日

体調を崩しやすい時期です

寒い日々が続いています。世間でも風邪やインフルエンザが流行していますが、当校でも体調を崩してしまっている生徒が出ているようです。
(私も数年前にインフルエンザにかかったことがあり、熱は40度近く出る、喉は焼けるように痛い、体中が震える・悪寒がする、など大変苦しかった記憶があります。)

風邪やインフルエンザなどにかからないためには、予防接種を行うことなどのほかに

* 栄養と休養を十分にとる
* 人ごみを避ける
* 適度な温度・湿度を保つ(温度だけではなく湿度も大切のようです。ウィルスは低温・低湿度の場所を好むそうです。加湿器のあるご家庭では加湿器を、無い場合でも洗面器に水を張って部屋の中においておく、などされると良いようです。)
* 外出後のうがい・手洗いを徹底する
* マスクを着用する

など、日常生活のちょっとした工夫で防ぐことができるそうです。

今、すでに体調を崩されている皆様、無理せずゆっくり休養して一刻も早くよくなりますように。また、今元気な方もどうぞお気をつけください。

2009年1月28日水曜日

簿記検定に再度チャレンジ

昨日の日記で3年生が来週から"自由登校"になるとお伝えしました。本日は、3年生の数名(すでに進路の決まっている生徒でした)と話をする機会がありましたので、自由登校の間に何をするかについて聞いてみました。

そのうちの1人は

「私は、この前の日商簿記2級に合格できなかったので、そのための補習を学校で受けて勉強します」

と話していました。(ちなみに、その場にいたもう1人の生徒は合格したそうですが、その秘訣は?と私が聞いたところ「試験の直前は、連続5日間徹夜で頑張りました」だそうです・・・。徹夜5日間、には驚き、心配してしまいましたが、その彼女のやる気・ガッツにも驚くべきものがあります。)

日商簿記2級は70%以上の正答率でないと合格しないと言われていて、先回(昨年11月)に行われた際の合格率は29%だったとのこと。大学生や社会人でも相当しっかり準備しないと合格できない検定のひとつですので、高校生で合格するのはやはり大変だと思います。

高木学園女子高等学校では、各種の簿記や検定などに挑戦する生徒が多いのですが、今回のように一度では合格できなかった場合でも、その後先生が補習などで合格するまで生徒をサポートしています。話していた生徒には、がんばってね!とエールを送りました。

2009年1月27日火曜日

卒業が近づいてきました

「なんだか、学校がとても静かな気がします。」

ふと、事務スタッフがこんな発言をしていた本日。それもそのはず、3年生は卒業試験を早々に終えて帰宅してしまったため、校内には1&2年生のみとなりました。

3年生は本日から4日間の日程で卒業試験を受け、以降は"自由登校"となります。3年生はこれから一般入試に臨みます。体調に気をつけて、ぜひ頑張って欲しいと思っています!

卒業シーズンというと、自分自身の卒業式をやはり思い出してしまいます。素晴らしい思い出をつくることができた学校では、卒業式のたびになんだか胸にこみ上げるものがありました。

一番最近の卒業式は昨年、ビジネススクールを卒業したときでした。"欧米では卒業式というのは、悲しい、あるいは涙を流すような行事ではなくて、明るい未来に向かって踏み出していく輝かしい一歩なのだから、悲しそうな顔なんてしないものなんだよ"と言われていましたが、やはり浪花節の日本人な私はその学校を卒業してしまうことの寂しさから、どうしても涙が隠しきれませんでした・・・それだけ素晴らしい経験をさせてもらえたと心から思った学校&卒業式でした。

さて、当校の3年生は卒業にあたりいったいどのようなことを考えるでしょうか。彼女たちに「この学校で勉強して本当に良かったな」と卒業式の日に心から思ってもらえるよう、残り少ない日々ではありますができる限りのお手伝いをさせていただきたいと思います。

2009年1月26日月曜日

未来予想塾 - 2回目も受講します

今週土曜日には、今学期2回目の「土曜講座」が行われます。2学期に引き続き、私も今回また講座を開催させていただくことになっています。私の担当するのは「未来予想塾」という講座で、さまざまな職業に就いている社会人(お仕事人)にご来校いただき、

- そのお仕事をしていて楽しいこと
- そのお仕事をしていて辛いこと
- そのお仕事に向いている人

をざっくばらんに高校生に語っていただくというものです。

第1回目は11月に開催しましたが、

* 経営コンサルタント
* 広告代理店の営業担当
* 銀行員
* 化粧品会社の製品開発担当(マーケティング)
* 投資ファンド
* グラフィックデザイナー
* 製薬会社のR&D担当

の社会人の皆さんに、お話いただきました。受講生(高校生)11名に対して社会人が7名+1名(私)という、贅沢な講座だったのですが、今回も前回同様、多様な仕事に携わっている方々に講師をお願いすることができました。

2回目の今週土曜日には、

* コピーライター
* アナウンサー
* 商社マン
* 弁護士
* 広告/新規事業立ち上げ担当
* 雑誌立ち上げプロデューサー
* 幼稚園の先生

などのお仕事をされている皆さまにご来校いただき、お仕事について語っていただく予定にしています。

ところで、その第2回目の生徒参加者リストを確認していたところ、第1回目にも参加してくれた生徒が今回も参加してくれることを発見しました。本日、その生徒と話をする機会があったのですが

「前回がとっても面白かったので、今回も受講しようと思いました」

とのこと。

私は自分が高校生だったころに、将来どんな仕事に就きたいか、そもそもそれ以前に世の中にはどんな仕事があるか、ということを知るきっかけがほとんどありませんでした。せいぜい親に聞くか、なんとなくテレビなどを見る、くらいしか当時の私に手段はありませんでした。(年齢を感じさせてしまいますが、当時はインターネットなどもありませんでした!)そしていざ大学3年生後半に就職活動の時期になり、「うわぁ、世の中にはこんなにたくさんの仕事があるんだ!もっと早く知っていれば、そのための学校に行ったりできたのになぁ・・・」と思ったものでした。そんな自らの体験&不満から、ぜひ高木学園女子高等学校で若いうちからもっと世の中を知る機会を提供できればと思ってこの講座をスタートさせました。

とはいえ、それがいまの高校生にとっても価値があるかどうか手探り状態からのスタートでしたので、実際に1回目の講座を受講してくれた生徒からのこの一言には感動しました。本当に多忙な社会人の皆さまにご来校いただいてよかった!と思いました。

私は数社で仕事をしてきてビジネススクールに通いましたが、やはり毎回7名くらいずつ全く異なるお仕事の社会人の方にご来校いただくためのお願いをするのは容易なことではありません。ですが、(先ほどの生徒が感じてくれたように、)これから世の中に出ていく当校の生徒たちの「心に響く」ものがある限り、今後も彼女たちが世の中と積極的にかかわることのできる機会を作っていきたいと思っています。

宇宙メダカ - ちょっとメタボ?

しばらく近況をお伝えしていなかった、宇宙メダカ。よく状態を見に幼稚園に行ってはいるのですが、本日は現在の姿をみなさまにもご報告します。

先日、「もう子ども誕生か?!」と思われる卵のようなものが見つかり、子どもを産むためのスペースを作っていましたが、どうやらあの卵らしきものは単なる"泡"であったことが判明しました。ということで、現在水槽は普通の状態に。

なのですが、あれから2ヶ月半程度でメダカはこのような状態に。。。





筒の端から少し見えているのが、宇宙メダカの現在の姿。おなか周りがでっぷりしていて、若干メタボ気味?!(メダカって太りすぎてはいけない、とかあるのでしょうか???よく分かりません・・・。)


これくらいぐんぐん育っていれば、この春には子どもが産まれるのでは?と思っています。続報もお楽しみに。

2009年1月23日金曜日

人生を全うする力

先日当校でファッションショーをしてくださった、コシノジュンコ先生のオフィスから1通のお葉書を頂戴しました。

NHK 知るを楽しむ  私のこだわり人物伝  小篠 綾子

とあります。

NHKの「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」(教育テレビ 火曜日 午後10:25-10:50)という番組で、2月の1か月間、コシノジュンコ先生のお母様・小篠綾子さんについて番組が放送されるようです。

コシノ先生からいただいた葉書には次のような説明が書かれていました、

"戦前から大阪の岸和田で洋装店を営み、日本のファッションデザイナーの草分けとなった小篠綾子。世界的に脚光を浴び続けるコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコ3姉妹の母である。3人の娘達は揃って同じファッション界に身を置きながら、それぞれが独自のブランドを持ち、三者三様の個性でそれぞれの地位を築いてきた。小篠綾子は娘達に技術を教えていなければ、同じ道に進むよう強制した事もなかった。ただ1つ伝えたのは「自分で生きていく力」を身につけること・・・。"





「自分で生きていく力」とは、どのように身に付くのでしょう?コシノ先生のお母様はどのようにそれを伝えられたのでしょう?放送が楽しみです!

合格発表を行いました

1月23日。本日午前10時より、昨日行った推薦入試の合格発表を行いました。

発表会場に向う中学生の生徒さんは緊張した雰囲気でした。






生徒さんたちは、急ぎ足で発表会場である教室に向います。















発表会場の教室では、一人ひとりの生徒さんに封筒をお渡ししました。







このような光景を目にすると、昔の自分の「合格発表を見に行ったとき」の記憶がよみがえってきます。合格していると分かるとそれまでの緊張と疲労は一瞬にしてなくなり、入学してからの新しい生活に夢がふくらんだものでした。

受験生の皆さん、お疲れ様でした!4月から皆さんにお目にかかれることを楽しみにしています。

2009年1月22日木曜日

コシノジュンコ先生のファッションショーをご紹介いただきました

先日、当行にてコシノジュンコ先生のファッションショーを行ったことをこの場でもお伝えしてきましたが、本日付の「タウンニュース港北区版」でもそのことをご紹介いただきました。

本日は推薦入試が行われました

本日はあいにくの雨でしたが、朝から推薦入試が行われました。

菊名駅から当校までの間、普段であれば当校の生徒が歩いているところ、本日はいろいろな制服を着た中学生の生徒さんが緊張した面持ちで歩いているのが見えました。

校門を入ると、当校の生徒が

「おはようございます!会場はこちらです。頑張ってくださいね。」

と誘導しています。保護者の方の面接などはありませんでしたが、中学生の生徒さんたちと一緒に保護者の方が一緒にいらっしゃる場合もあり、保護者の方々の控え室もいっぱいに。お待ちいただいている間、何か見ていただくものでも・・・ということで先日当校で開催したコシノジュンコ先生のファッションショーの写真や、当校の記念誌をお持ちしました。

当校の事務長が、控え室で保護者の皆様に

「何か当校についてのご質問などがあれば、ぜひおっしゃってください」

とお話したところ、皆様から非常にたくさんの質問をいただいたそうです。保護者の皆様の教育に関する熱心さを感じた、とのことです。

一人ひとりの皆さんの、大切な高校3年間を過ごしていただく場所が学校です。生徒の皆さんが、「高木学園女子高等学校に入学してよかった」と心から思っていただけるように日々精進していきたい、と思いを新たにしました。

新春横浜スポーツ人の集い




昨日21日、「第43回新春スポーツ人の集い」が横浜文化体育館で開催され、当校からライフル射撃部の3年生がこの集いに参加させていただきました。この集いでは、2008年にスポーツで優秀な成績を収めた選手172人、11団体が表彰されたとのことで、横浜市の中田市長もみえて選手を激励くださったそうです。(その模様が、本日の神奈川新聞にも紹介されています。)



今回、当校の3年生生徒はライフル射撃の部門で表彰いただきました。ライフル射撃は、ほとんど高校生になってからスタートする競技です。この彼女も高校生になって初めてこの競技に挑戦しましたが、JOCジュニアオリンピックカップで個人優勝したり、国体でも大活躍したり、日韓のライフル射撃大会に日本代表として参加したりするまでになりました。

当校で高校生活をスタートさせることで、すでに持っている力はもちろんのこと、今まで自分の中で眠っていた才能や可能性にも気づくことができる - 高木学園女子高等学校は、どんな生徒に関してもそんなサポートを続けていきたいと思います。

2009年1月21日水曜日

明日は推薦入試です

明日1月22日は、当校の推薦入試が行われます。推薦入試を受験される中学生の皆さんをお迎えするため、本日は授業のあとに全校で校内の大掃除・準備をしています。


「これから掃除を始めます。掃除時間はxx分です。」

と、美化委員より全校放送が入り、大掃除のスタートです。







学校の正門まわりは中学生をお迎えする玄関です。丁寧にゴミなどをとっています。








当校の中央階段の下など、細かい箇所にも一生懸命掃除中。











窓拭きの最中です。











数日前、推薦入試の受付を行いましたが、その際に受験生の方々をお見かけしました。緊張されている方もいたようです。(たしかに15歳で、これまでとは違う環境に飛び立つための受験、となれば緊張してしまうのも当然だと思います。)と同時に「どんな学校生活が待っているんだろう?!」といった期待に満ちた印象の受験生もいらっしゃいました。

明日は受験生のみなさん、元気に来校ください!皆さまをお待ちしています!

2009年1月19日月曜日

茶道部門で知事賞

神奈川県内の高校生の文化・芸術活動の祭典「県高等学校総合文化祭」が17日に閉会となりましたが、当校は各部門の表彰の中の「茶道部門」で知事賞を受賞しました!(昨日付の神奈川新聞にもそのことが記事として掲載されています。)

当校ではこのように茶道部の活動が盛んなだけでなく、茶道を通じて礼儀やマナー、和の素晴らしさを学ぶということを積極的に授業にも取り入れる取りくみを始めました。今後この取り組みについてもこの場を通じてご紹介していきたいと思います。

2009年1月15日木曜日

発売を楽しみにしています

最近、次のようなことを続けてうかがいました。

ある先生:「中学生で当校を今年受験する生徒さんとお母様が、学校説明会の際におっしゃっていたんですよ。『あの崎陽軒さんと開発中というお弁当を、大変楽しみにしています。発売されたときには、ぜひとも購入させていただきます。』って。」

他の先生:「うちの両親が、高木学園と崎陽軒さんのお弁当の完成をすごく楽しみにしているんですよ。もうすぐですね。両親にも発売日など伝えます。」

事務スタッフ(当校卒業生):「私の同級生で、このブログを毎日読んでいる友人がいるんですが、彼女が『お弁当の発売はいつごろなのかなぁ?私、絶対に買う!すごく楽しみにしてるんだ』って言っていました。」

思えば去年の春先に崎陽軒さんにこの共同開発のお話をさせていただいてからはや10ヶ月あまり。夏から本格的にプロジェクトがスタートして、開発チームの生徒たちにも積極的に動いてもらいました。崎陽軒さんにも本当にいろいろ無理をお願いしてきました。みんなの思いのたくさん詰まった「こども」としてこのお弁当を世の中に送りだすからには、これから発売までの間にもできるだけのこと(準備)をして、ベストの結果を出したいと考えています。

発売まであと少し。発売についてのもう少し詳しいご報告は、またこの場でも改めてさせていただきます。みなさま、発売までしばしお待ちください!

2009年1月14日水曜日

仕事するのって大変なんだね、先生!

本日はいよいよ発売が迫ってきたお弁当の会議のため、放課後、お弁当開発代表チームの生徒たちと一緒に崎陽軒さんにうかがいました。

長い間、お弁当の「中身」について会議で議論させていただいてきましたが、その中身の内容はすでに最終決定となり、今日は「外見」や「売り方」についてのディスカッションを重ねていきました。お弁当箱の外にかける掛紙のデザインや販売戦略、PR戦略などについて、崎陽軒さんとお話をさせていただいています。

こうして製品の生み出されるステップを見せていただいている代表チームのメンバーたちが、帰りがけに話しています。

生徒1:「(いつもお世話になっている新製品開発室の)xxさんって、本当に色々なことを考えて、様々な部署の人と仕事してるんだよねー。本当に大変そう・・・。でも、私たちの言いたい放題のお願いを出来る限り実現させようとして頑張ってくれて、私、本当に感謝してるんだ!」

生徒2:「そうだね。仕事するのって大変なんだね、先生!」

私:「そうなの、仕事って、いつも楽しいことばかりでは無くて、大変なことや辛いこともあるんだよね。私も、以前は化粧品会社でxxさんみたいな立場にいたから、どれだけ苦労されているかは良く分かる・・・。でも、一方で、自分の好きなものが製品として形になっていく楽しさ・歓びもすごくあるの。」

生徒1:「そっかー。ふーん。じゃあ、仕事はできるだけ自分が"好きなこと"で選ぶほうがいいんだね~。嫌いなことをずーっと(辛いときも)し続けるのって、本当に苦痛だもん・・・etc 。」

こうして、実際に仕事をしていらっしゃる企業の方と接点を持たせていただくことで、生徒たちが自発的に"好きなことを仕事にしよう、そのほうが楽しい人生を送れるのではないか"ということに気づくことができているようです。このようなことに自ら気付いた生徒は、きっと自分の将来の進路について真剣に考えるのではないかと思います。

学校での仕事というのは、若い高校生たちにそんな"彼女たちが自分の人生について発見したり考えたりするきっかけを提供する"ということなのかなと感じています。様々な場面を通じて、当校で学ぶ生徒たちがより楽しい・充実した人生を送っていけるようにサポートしたいと思います。

コシノジュンコ先生ファッションショー

1月13日。昨日はコシノジュンコ先生をお招きして、当校で当校生徒がモデルとなってコシノ先生のファッションを着て歩くファッションショーを開催しました。

先週の木曜日、1月8日にモデルになった生徒たちがコシノ先生のオフィスでコシノ先生ご本人から歩き方やショーの模様などについてお話をうかがっていました。が、実際のステージでのリハーサルは当日の直前のみ、という状況でした。

まずは授業が終了した2時5分から、たった20分でヘアメイクと着替えを済ませます。(生徒たちは慣れないヘアメイクに四苦八苦・・・でも、さすがに肌の美しい高校生は、ポイントメイクだけでみるみる美しくなりました。)

その後、急いで着替え、講堂に移動してコシノ先生が直接指導してくださりながら、リハーサルスタート。ステージの両脇から2人がステージにあがるなど、慣れない動きが多く、生徒たちは相当戸惑い気味でした。見ているこちらも手に汗握るリハーサル。一体本番どうなってしまうことだろう・・・と不安でいっぱいでした。

しかし、こちらが不安になっていてはせっかくの機会が台無しです。あくまでもこの素晴らしい機会を楽しめるよう心がけ、ショーをスタートさせました。

まずは、コシノ先生が以前にNHKの『課外授業 ようこそ先輩』に出演されたビデオを冒頭で少し流し、それからコシノ先生の登場です!コシノ先生のご経歴などをご紹介しました。

そして、先日生徒たちが先生のオフィスにうかがった時の様子を「メイキングビデオ」として作成していたので、それを全校に見てもらい、いよいよショーのスタートです!

私はすごくドキドキ緊張していましたが、モデルの生徒たちが本当に頑張って素晴らしいショーを見せて(=魅せて)くれました!みんな、本当のモデルさんのように自信をもって、胸を張って歩いてくれました。(ここで私は感動のあまりちょっと涙が。。。)

コシノ先生は

「みんながモデルになって欲しいとか、そういうことを言いたいのではないんです。今回この機会に本当に美しいもの、本物のファッションを目で見て感じることで、将来の生き方のひとつの方向性としてこんな世界もあるんだ、ということに気付いてほしい。これをきっかけに、みなさんがもっともっと広い社会・世界にも目をむけられるようになれば本当にうれしいです。」

とおっしゃって、当校生徒にエールを送ってくださいました。











また、昨日の様子を本日の読売新聞に掲載いただきました。











コシノ先生、そしてコシノ先生オフィスのスタッフの皆様、本当にこのような素晴らしい機会をくださいまして、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!


追記)さきほど昨日のショーでモデルになった生徒たち数名と話しました。「私、全然本番では緊張しなかったよ!」とのこと。なんでも、5時間目・6時間目の授業中には緊張しすぎてお腹が痛くなってしまったそうですが、本番では驚くほど緊張が無かったそうです。みんな、つわものですな!

2009年1月9日金曜日

学校の講堂がファッションショー会場に!?

来週、いよいよコシノジュンコ先生によるファッションショーが当校で開催されます。

本日は朝からコシノオフィスのスタッフの方が当校に来校され、照明や舞台の位置などをチェックされました。当校は学校なので、講堂・体育館は学校用に作られています。その施設を「ファッションショー」用に使用するためには、少し工夫が必要で、イスの並び方を普段とは逆方向にする(通常は舞台に向って平行にイスを並べていますが、今回は舞台に対して垂直=中央の通路に向って並べる)、照明もモデルの歩く箇所のみにあてる、などアレンジを行います。

光のあてかた、音楽のかけかた、一つ一つが私にとっても新しく、大変興味深い勉強になります!

一方、昨日コシノ先生のオフィスにうかがった生徒たちは

「普段歩いているときも、モデルウォーキングして練習してるの!週末はヘアスタイルを短時間でまとめられるような練習しなくちゃー!」

とやる気マンマンでした。

さて、どんなショーになりますか。楽しみです!

2009年1月8日木曜日

コシノジュンコ先生にモデル指導いただきました

1月8日。今日から3学期が始まりました。

始業式の後、お掃除などを済ませた生徒たちを連れて、本日午後はコシノジュンコ先生たちのオフィスへ。来週に行う「コシノジュンコ先生ファッションショー@高木学園」のモデルとして参加させていただく生徒たちが、コシノ先生から直接ファッションの着こなし方・歩き方などを指導していただくことになっていました。

「青山って芸能人がいっぱいいるんだよね!?先生!」

というワクワク気分の生徒たち16人のうち、一部が電車に乗り遅れてしまう(幸いすぐに次の駅で落ち合えましたが・・・)、などのハプニングもありましたが、なんとかコシノ先生のオフィスへ。

まずは、ファッションショーというものがどういうものであるかを知ってもらうため、生徒たちにコシノ先生のショーのDVDを見せていただきました。

その後、コシノ先生が登場され、「高校生で、ファッションデザイナーの洋服を着る機会なんて、普通は無いと思います。そういう意味で、みんなはとてもラッキーなのよ!ぜひ、この瞬間を大いに楽しんで!でも、やりすぎって印象が出てしまうと格好悪い。さらっと自然に楽しそうに見えるのが格好良いのよ!」などとお話いただきました。

そして、まずは一着目のフィッティングです。






「先生、着方がよくわかんない」
「先生、留め金がはずれた」
「先生、後ろのチャックあげて」
「先生、ウェストがぶかぶかすぎて、スカートが落ちてくる」
・・・・・・。みんな、私に言わないで、コシノ先生のオフィスの方に相談しましょう・・・。



サイズやアクセサリー、靴などの調整のあと、「このスタイルで本番も行きます」という姿を写真にとりました。







プロのモデルさんみたい?!かしら!?












そして、実際に洋服を着た状態で、歩き方についてもコシノ先生自らから指導していただきました。うーん難しい・・・と何度も練習していると!そこにたまたまコシノ先生にご挨拶にみえた、プロのモデルさん登場!突然だったにも関わらず、生徒たちにウォーキングを見せてくださり、一緒に歩いてくださったりしました。









帰り道、みな「すっごく楽しかった!でも、モデル歩きは難しい・・・これから本番まで鏡の前で練習しなくちゃ!」と意欲満々でした。さて、来週、彼女たちがどんな姿を見せてくれるのか!ご期待ください!

2009年1月7日水曜日

学校は明日から始動です

新年の高木学園女子高等学校は初七日のあけた明日、1月8日より始動いたします。

とはいえ、年始すぐにコシノジュンコ先生をお迎えして当校でファッションショーの課外授業を行ったり、お弁当販売に向けてより具体的な動きをスタートしたり、etc...ということでそのための準備は既にスタートしています。

2009年の今年は、昨年以上に楽しく面白い日々にできればと思います。みなさま、どうぞ今年も変わらぬご支援をお願い致します。

2009年1月4日日曜日

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。みなさまは新しい年をどのように迎えられたでしょうか?

私は、この日記でずっとお伝えしてきた建功寺の「万燈除夜の鐘」とともに2009年をスタートさせました。

当日までは準備で毎日お寺に通い、多摩美術大学の学生さんたちや当校の生徒と竹を割る、切る、ろうそくを設置するなどの作業に追われてきました。当日も午後の3時間半くらいの準備の後、夜10時過ぎから点燈、そして11時半にお寺の門を開門し、たった2時間だけの間、このあかりを皆様と共有しました。






これは石臼の坂道の場所。









本堂前には、訪れてくださった皆様が献灯してくださったあかりが並べられました。和紙と竹で包まれた光は大変美しかったです。





昨年(2008年の年明け)は、一人の「訪問者」としてこの素晴らしい灯りを見ましたが、その1年後の今年には実際にその灯りを演出するサイドとしてこの場にいたことを不思議に感じました。寒いなかの準備は想像以上に大変で、たった2時間でこの灯りを消してしまうのがなんとも残念でしたが、見に来てくださった方から「素晴らしかったです」とのコメントをいただき、心から嬉しく感じました。

今回の万燈除夜の鐘のテーマは「人とのつながりに気付く夜」。今年は当校や当校生徒たちといろいろな方々とのつながりをもっともっと広められる年にしていきたいなと改めて思った年頭でした。