1月13日。昨日はコシノジュンコ先生をお招きして、当校で当校生徒がモデルとなってコシノ先生のファッションを着て歩くファッションショーを開催しました。
先週の木曜日、1月8日にモデルになった生徒たちがコシノ先生のオフィスでコシノ先生ご本人から歩き方やショーの模様などについてお話をうかがっていました。が、実際のステージでのリハーサルは当日の直前のみ、という状況でした。
まずは授業が終了した2時5分から、たった20分でヘアメイクと着替えを済ませます。(生徒たちは慣れないヘアメイクに四苦八苦・・・でも、さすがに肌の美しい高校生は、ポイントメイクだけでみるみる美しくなりました。)
その後、急いで着替え、講堂に移動してコシノ先生が直接指導してくださりながら、リハーサルスタート。ステージの両脇から2人がステージにあがるなど、慣れない動きが多く、生徒たちは相当戸惑い気味でした。見ているこちらも手に汗握るリハーサル。一体本番どうなってしまうことだろう・・・と不安でいっぱいでした。
しかし、こちらが不安になっていてはせっかくの機会が台無しです。あくまでもこの素晴らしい機会を楽しめるよう心がけ、ショーをスタートさせました。
まずは、コシノ先生が以前にNHKの『課外授業 ようこそ先輩』に出演されたビデオを冒頭で少し流し、それからコシノ先生の登場です!コシノ先生のご経歴などをご紹介しました。
そして、先日生徒たちが先生のオフィスにうかがった時の様子を「メイキングビデオ」として作成していたので、それを全校に見てもらい、いよいよショーのスタートです!
私はすごくドキドキ緊張していましたが、モデルの生徒たちが本当に頑張って素晴らしいショーを見せて(=魅せて)くれました!みんな、本当のモデルさんのように自信をもって、胸を張って歩いてくれました。(ここで私は感動のあまりちょっと涙が。。。)
コシノ先生は
「みんながモデルになって欲しいとか、そういうことを言いたいのではないんです。今回この機会に本当に美しいもの、本物のファッションを目で見て感じることで、将来の生き方のひとつの方向性としてこんな世界もあるんだ、ということに気付いてほしい。これをきっかけに、みなさんがもっともっと広い社会・世界にも目をむけられるようになれば本当にうれしいです。」
とおっしゃって、当校生徒にエールを送ってくださいました。
また、昨日の様子を本日の読売新聞に掲載いただきました。
コシノ先生、そしてコシノ先生オフィスのスタッフの皆様、本当にこのような素晴らしい機会をくださいまして、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
追記)さきほど昨日のショーでモデルになった生徒たち数名と話しました。「私、全然本番では緊張しなかったよ!」とのこと。なんでも、5時間目・6時間目の授業中には緊張しすぎてお腹が痛くなってしまったそうですが、本番では驚くほど緊張が無かったそうです。みんな、つわものですな!