2011年5月31日火曜日

心に残る手紙 - ノートプロジェクト お手紙班

今日は放課後、ノートプロジェクトの一部の生徒たちが"お手紙班"としてミーティングを行いました。

1年以上の歳月をかけて完成させたノートは、当初は普通に店舗で販売することを考えていました。しかし、大震災で同じ年代の中学生・高校生も被災している姿に直面して、生徒たちはこのノートを被災者・特に被災した子供たちの支援のために使うことを決定しました。

そのために、一度ノートを学校で買い取り、そのうちの一部は現物で寄付し、一部を販売してその売り上げを義捐金として被災地に送ることを計画しています。

このような決定を行ったため、これから私たちの想いに共感して下さる方・販売させていただけるところを模索していきます。本日はそのための"お手紙"を完成させるための打合せでした。



事前に生徒一人ひとりが準備していたお手紙を、このお手紙班がまとめて読み、良いところを集めて"心に残る手紙"としてまとめ・完成させていくプロセスです。



途中で生徒から

「あぁ~、この手紙、ワープロ打ちしちゃだめかなぁ?」

という現代っ子らしいコメントも出ましたが、

「みんな、自分が年賀はがきもらったとき、ワープロ印刷だけしてあるはがきと、びっしり手書きで書かれているはがきと、どちらがうれしい?」

と聞くと、全員が「手書きです!」とのこと。

「であれば、ワープロで出すなんて、考えられないよね!」

ということで、明日までに下書きを清書、その後郵送する予定です。さあ、これからの道のりがどのようになるのか、私自身も楽しみです。