先ほど廊下を歩いていると、3年生が勢いよく走ってきて
「先生~!!!お願いがあるんです。」
どんなお願いかなぁ?と思っていると
「私たちに、メイクの仕方を教えて欲しいんです!」
え???彼女たちはこう続けました。
「私たちは家庭科の3年生で、ファッションショーの準備をしているんですけど、メイクしたことないからどうすればよいか全然分からなくて。でもショーでは"ファッション"だけではなく、メイクも大切な要素だと思うんです。」
とのこと。なるほど、家庭科の勉強の一環としてのメイクだったのですね。
「了解!でも、どんな雰囲気にしたいの?どんな洋服で、全体的にはショーをどのようなテーマにするか、によってメイクもガラッと変わってくると思うの。モード系のメイクなのか、もう少し可愛らしい女性らしいメイクなのか。たとえば、あれー、みんなの中でコシノジュンコ先生のファッションショー見に行った人いなかったっけ???」
と伝えると、
「あ、私行きました!そうかー、たしかにあのショーではモード系だった。では今度、私たちのショーで着る服のスタイル画持って行きます!!!」
と気合満々でした。まさか生徒たちにメイクの先生をするとは思っていませんでしたが・・・化粧品会社時代のことを思い出して頑張ります。(これでも、研修時代にデパートのお店でお客様にメイクしていたこともあったんですよね。。。)