先週の放課後に勉強していた生徒たちと話していたときのことです。
「中間テストが返ってきて、クラスでxx番だったから、もう立ち直れない。」
「自分はxx点だったけど、周りの友達がxx点って言うのを聞くと、落ち込む。」
というような会話が聞こえてきました。彼女たちの気持ちもよくわかります。私自身も自分の中高時代を振り返ってみると、やはり校内での順位や点数をすごく気にしていたためです。それでも、彼女たちに伝えました。
「確かに、そういう気持ちになるのも分かる。でもね、最終的には勉強って自分への挑戦なんじゃないかな?と思うの。
何も勉強だけに限ったことではなくて、仕事をする上でも、私はいつも思うことなんだけれど、"自分が100%以上、もうやり残したことは無い!"と思えるくらい努力した時には、納得する結果がついてくるように思うの。でも、これは私もよく経験することなんだけれど"あそこは少し準備不足だった"とか"努力が足りないなぁ、まだもっと本当は頑張れたはず"という時には、それなりの結果しか出ないことが多いように思うの。だから、結局、自分が100%頑張れたかということが一番大切なんじゃないかなぁ。そういう意味で、自分に挑戦し、行動することが肝心なんじゃないかと思う。
それに、今回は中間試験でしょ?今、反省したことがあれば、それをふまえて期末試験で100%の力を出して頑張ればいいじゃない。」
それでも、彼女たちは
「それは分かるんだけど、でもやっぱり周りのクラスの友達とかが気になる~!」
と言っていました。
「人との比較をして、落ち込んで暗い気分で毎日を過ごすのはもったいないと思わない?せっかく人生という貴重な時間を与えてもらっているんだから、その時間をもっと良い結果をのこすために行動する時間として使うほうが幸せだと思うけどなぁ~。」
と話しました。競争心を持つことが悪いことだとは思いません。ですが、過度に落ち込んで次への行動に結びつかなくなってしまうことは勿体ないと感じます。彼女たちが、悔しさをバネにしながら明るく行動して、自分に挑戦して欲しいなと思います。