2011年5月11日水曜日

お、大蔵大臣…!!! -ノートプロジェクト

試験も近づいてきたのですが、本日は連休前の宿題の成果を発表してもらうべく、ノートプロジェクト第2代メンバーに集まってもらいました。(1年生メンバーは初の参加となりました。)

2年生から1年生に対して爆笑の(!)自己紹介の後(本当にこのメンバーはパワー・エネルギーに満ち満ちています)、いよいよ

- このノートをどのように復興支援に役立てることができるか
- 一冊の価格はどのくらいにすべきか
- どのように世の中の人に知ってもらうようにするか

について、自分の考えを発表してもらいました。しかし・・・しっかり準備している人と、準備ができていない人の差が!

(皆さん、宿題と言われたことは期日までにしっかりと完成させる、これは社会で信頼される女性になるために欠かせませんよ。準備ができていない生徒が「えー、ちょっと私、あまり考えてません」という度に、「言いわけ無用!連休後まで、って言っていた締切は厳守するものです。」と言った私を見て、鬼!と思ったかもしれません。でも、習慣はそう簡単には変わらないものです。高校生の今の段階で締切を何が何でも守るという習慣をつけておかないと、社会に出たときにも皆さんは締切を守らないことが出て来る可能性があります。締切を守ることのできない人は、社会ではそれだけで"信用ゼロ"になってしまうのです。)

とはいえ、面白いアイデアやコメントがポンポン飛び出し、とても楽しい打合せになりました。途中、商業科2年生が

「先生、ノート1冊の原価がxxx円じゃないですか?でも、たとえばxxx冊を現物寄付したとして、のこりxxx冊を○○○円で販売するとしたら、△△△円の赤字が出ますよね。そうしたら、その赤字はどのように・誰がカバーしていけばよいのでしょうか?!」

という(経済学部・ビジネススクール卒業の)私も驚き(!!!)の鋭いコメントが飛び出しました。ちなみにこの彼女、常にお金のことをきっちり考えていて、あまりのしっかり具合に"大蔵大臣"と呼ばせていただいているのですが…さすが商業科!毎回唸ります。

さあ、一体このノートはどのように復興支援に役立てることができるのか。しっかりとした案を固めるまで、しばしお待ちください。