2011年5月23日月曜日

風薫るころとなりました - ノートプロジェクトお手紙作戦

今日は放課後、ノートプロジェクトの1,2,3年生(第1代メンバーと第2代メンバー)が集まって打合せを行いました。

まずは完成したノートの見本を見て生徒たちが

「わぁー!いいじゃないですか!可愛い!」

と絶賛。その上で、今後このノートを大震災の復興に役立てていくために決定しなければならない事項について話合いを進めました。

何冊を、どこに、どのように寄贈するのか。また、何冊を、いくらで、どこで、どのように、だれが販売するのか。この主旨に賛同いただいて販売させていただける/していただけるお店へのアプローチも必要です。



普段は私がまとめて進めることが多いのですが、今日は途中から2年生2名に指揮をとってもらうことにしました。「何かご意見ございますか?/反対意見ございませんか?」など、微笑ましい聞き方もありましたが、とても頑張ってくれました!





また、はじめは3年生の先輩たちを前に緊張の面持ちだった2年生、1年生も、次第にはっきり自分の考えを発表するようになって素晴らしい!と私はひそかに感動していました。(色々な意見の中からより良いアイデアが生み出されていくと思いますので、積極的な参加を常に推奨・歓迎しています。)

そして、先回の打合せ時に2年生・1年生に

「(販売させていただけないかをお願いする)お手紙を、書いてくること」

という宿題を出していました。今日提出してくれた情報科2年生のお手紙は、一生懸命考えたことが分かる力作で、しかも冒頭の出だしが最高です。



「先生、この"若葉に風薫るころとなりました"がポイントです!」と力説してくれました。




高校生でこんなきちんとした手紙の文体を使うことは初めてだったのではないかと思いますが、努力のあとがにじみ出ていて大変感動しました。

先輩たちが1年以上の時間をかけて開発したこのノートを、日本の復興のために少しでも役立てることができるように頑張りましょう!(これから勢いを加速しますので、みなさん気合を入れて下さいね。)