2015年6月23日火曜日

昼食後に試作サンプル試食

今日もお昼は(本校に週2回販売に来てくれている)パン屋さんのパンを購入し、おまけに(!)大好きなカステラを頂いた数分後・・・私はふと

「わ、忘れていた・・・ 今日は5,6時間目に試食があったんだった・・・」

という恐ろしい事実に気付きました。

商業科2年マーケティングコースの生徒たちが、今年度はある企業とコラボさせて頂き、スイーツ開発に取り組んでいます。

先週までに生徒たちが考えたスイーツのアイデアにもとづいて、パティシエの方が試作品を作ってきてくださって、今日はそれを試食することになっていたのです。

あぁーーー

と思っても、時すでに遅し。お腹いっぱいの状態で、試食へと突入することとなりました。





開発途中は「㊙事項」がたくさんあるため、まだ詳しいことはお伝えできないのですが、感想を一言で表現するならば

(超満腹だったにも関わらず)美味しい!と素直に思える!

というくらいのおいしさ。

改めてパティシエのH様の腕に感動なのでした。



生徒たちにも大変好評でしたが、この製品を

- どのようなコンセプトで
- どのような名前を付けて
- どのようなパッケージで

販売するかが、成否を大きく左右しますし、これから数か月がものすごく重要な勝負だと思います。

昨日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、グリコのマーケティング部長の方が特集されていました。その方もおっしゃっていましたが

"新しさは何か"
"面白さはどこにあるのか"

が際立っていないと、お客様の心に数秒では届きません。(「千三つ」(1,000個の新商品が発売されても、本当にヒット商品として定着するのは3つしかない、ということ)にも触れられていましたね。それだけじっくり練り込んで、新しさ・ユニークさを際立たせた商品でないと、市場では勝ち残れないというほど、商品開発とは厳しいものなのです。)

なんとなく美味しいからではなく、「何としても買ってみたい!」と思っていただけるような商品に絶対に育てて行きましょう!(と、さらに満腹になりながら自らにも気合を入れる私なのでした。)