2011年10月6日木曜日

JRC部の被災地支援

先日の学園祭の中で、本校JRC部の生徒たちが福島産の野菜や果物の販売をさせていただきました。この販売は部員の生徒たちと顧問の先生の情熱と行動力によって実現できたものでした。

今日はその裏側で生徒たちが行動したことをご紹介したいと思います。

まず、自分たちが何か協力できることは無いだろうかと考えた生徒は、自力でいろいろな場所にご相談した結果、なんと全農福島さんからご協力いただけるとの回答をいただくに至りました。(この過程については、顧問の先生も驚いていましたが、全く生徒だけの力でここまでやり遂げたのでした。)生徒たちの思いをご理解くださった全農福島さんは、本校の学園祭用に

- トマト
- きゅうり
- 梨
- ピオーネ(巨峰)

を提供してくださることとなりました。(もちろん、これらの野菜・果物については全農さんで放射能の検査を行っており、出荷することが問題ない品物ばかりをご提供いただきました。)

そして学園祭当日にこれらを販売したところ、

- 野菜に関しては1日目で完売
- 果物についても、2日目の午前中で完売

と、大変好評のうちに販売を終了することができました。

ここまでを実現させたことだけでも素晴らしいと思いますが、JRC部の生徒たちはさらにここで得られた売上と、当日集めさせていただいた皆様からの募金を合わせて、福島原発から近い距離にある高等学校の方々にお渡しする予定です。

現在、そのための準備をしておりますので、後日また詳しい内容をご紹介していきたいと思います。

社会で信頼され、役に立つ女性とは、この彼女たちのように自分の力で考え、自発的に行動し、それが社会の方々の少しでも役に立てるようなことにつなげられる女性のことを言うのだと、彼女たちの姿を通じて改めて感じています。