この3連休の間に、本校2年生の生徒2名が第56回神奈川県下高校生英語弁論大会に参加しました。その日、定期演奏会に参加していた私は英語科の先生から
「今、生徒たちのスピーチコン大会に行ってきました。生徒たちは本当によく頑張りました!」
と聞いていたのですが、詳細は今日、生徒たちと先生から話を聞くことができました。
この2人はもともと語学に対してとても積極的に学んでいる生徒たちだったのですが、このスピーチ大会のために夏休みから練習を重ねてきたそうです。
さてこの大会。最初に28名の神奈川県の様々な高等学校で学ぶ生徒が参加し、予選で18人が残りました。もちろん本校の生徒たち2名もその予選を通過し、ファイナリスト5名(上から5位)に残ったとのこと。残念ながら1-3位には入ることができなかったそうですが、その1-3位の生徒は英語圏の国からの帰国子女の生徒ばかりということを考えると、本当に素晴らしい成績をおさめることができたと思います。(ちなみに、2人とも英語圏からの帰国子女ではありません。)
ファイナリストに選ばれた本校の2人の生徒たちに
「本当に頑張ったねー!GREAT JOB!」
と伝えたのですが、1人の生徒は
「先生、私、悔しい!どうしても入賞したかったんです。中国で勉強している時に(←この生徒は中国と日本のハーフで、つい最近まで中国の学校に通っていたのです)先生から言われたことがあります。試験で100点をとるのと、99点をとるのでは、たった1点の違いだけれど、ものすごく大きな違いがある。この2つは全く違うことだ、って言われたんです。私、本当にそう思います。なんで3位に入れなかったのか。本当に悔しい!!!私、負けるのは嫌いなんです!」
と言っていました。
「そのガッツのある考え方、私素晴らしいと思うわー!私もxxさんと同じように悔しい思いをしたこと、いっぱいあるから、気持ちはよーく分かる。でもね、その悔しさをバネにして、ぜひ次のコンテストとかテストとかで納得できる結果を出そうよ!」
と伝えました。それでも彼女はまだまだ悔しそうでしたが、とにかくこの2人の練習~本番の姿が素晴らしいのです!(それらのビデオを英語科の先生からもらっていますので、近々ご披露したいと思っています。)
ファイナリストに残ったお二人、本当によく頑張りましたね。そして指導してくれた先生たちに感謝しつつ、ぜひ次はもっと上を狙って頑張ろう!