今日も猛烈な暑さでしたが、午後1時から菊名駅の改札口を出たところでノートの販売を行いました。
学校から菊名駅に向かう途中、
「暑いね~、重いね~」
と言いながら、ノートの重さと暑さでよろよろしつつ、駅で本当に売れるかなぁなどと不安になっていました。
しかも、私たちのノート販売の隣では、菊名の農園で採れたての野菜をかなりお得なお値段で販売するようです。ますます募る不安…5冊くらいしか売れなかったらどうしよう…
とはいいつつ、ここまで来たらあとはベストを尽くして頑張るのみです。
始めは、お隣のお野菜ばかりにお客様が集まり、絶望的な気分にもなっていました。しかし…少しすると
男性のお客様が5冊も購入して下さったり(!ありがとうございます!!!)、女性のお客様で「お友達に高木学園の卒業生がいて、本当に良い学校だって聞いているので、いただいていくわ!」と5冊買ってくださった方もいらしたり、売上がどんどん伸びていきました。
そうなってくると、俄然生徒たちの目の色が変わってきます。昨日は"試験直前なので、できるだけ早く帰りたい"と話していたのに、実際に売り始めてからは"大丈夫です、最後までやります!"と真剣に話す生徒をみて、実は私は大変感動していたのです。
誰でも、自分が本当に"楽しい"とか"やりがいが感じられる"と思うことについては、時間の経つのも忘れて頑張りたいと思ってしまうものだと思うのです。今日の生徒たちの姿を見ていると、彼女たちにとって大変やりがいを感じられた販売だったことが実感できました。
さて、生徒たちがそのように真剣に販売している間に、何人ものお知り合いの方が来てくださいました。
2009年にシウマイの崎陽軒さんとお弁当「百々」を共同開発させていただきましたが、その時にお世話になった商品開発担当のYさんがわざわざ来て下さいました!(崎陽軒さんの紙袋が見えますよね!)全く予想していなかったお客様だったので、感動しつつ恐縮してしまいました。
しかも、
「プロジェクトの生徒さんたち皆さんでどうぞ!」と、崎陽軒さんのお菓子をお土産に下さいました。(ありがとうございました!!!)
さらにしばらくすると、私の大学時代のゼミの大先輩で、現在は某雑誌の副編集長をされている方も来て下さいました。本当に突然で驚きましたが、ありがとうございました!!!
ノートの売上もどんどん伸びて行き、あと1冊!となったところで、売り場に来てくださったのが、なんと本校の校舎の素敵な写真を撮影をして下さったAカメラマン。
このレース使いの女の子仕様のノートを購入して下さいました。ありがとうございました!
こうしてなんと2時間(当初は3時間の予定でした)で70冊を売り上げることができました。(先日文具の流通企業さんにお伺いした際に、ノートは売れるノートでも週に10冊も売れればいいほう、とうかがいましたので、そこから考えると学校の外でこれだけお買上げいただけたことは、驚異的です。お買上げ下さった皆様に心からお礼を申し上げます。
販売が終了した後、生徒の感想を聞いてみたのですが
「本当にやった甲斐があった。頑張って本当に良かったです。」
と力強く話していました。生徒の持つ底力にも、皆様の温かさにも感動した午後でした。
本日ご購入いただきましたノートの販売収益は、東日本大震災で被災された被災地の方々のために寄付させていただきます。