先週に引き続き、本日も家庭科3年生の生徒たちがBlue Dalタペストリーの作成に登校してくれました。
どんどん運びこまれる生徒たちの裁縫グッズ。このプロジェクト用の教室が「工房」と化しています。
これは生徒個人の糸の入ったポーチ。私が高校生だったころには、たしか「白」と「黒」の2本だけしか糸は持っていなかった記憶があるのですが、さすが家庭科の生徒。グッズも本格的です。
その脇では、タペストリーの部分ごとに布地がまとめておいてあります。青のグラデーションが美しいこのかたまり。これはいったいどこの部分に使われるものでしょうか?
そのヒントはこれ。この彼女の作業している部分と関係があるのです!(その詳細は後日、明らかになります)
そして先日のバッハヘアの犬に引き続き、かわいいのがこれ!タペストリーに登場する魚ですが、体には虹色に光る布を使用し、うろこは七色に輝く涙型のボタン、そして目には黒のボタンを用います。
こういう独創的な感性が、いったいどのように生まれてきているのか、私自身、日々大変興味深く見ています。今回のプロジェクトをスタートさせるにあたって、Blue Dalをデザインされているデザイナーさんがあえて細かい色の指定などをされなかったのも、こういう若い人の面白い感性を引き出すことを考えられていたからなんだなぁ、と日々感じて感動しています。