2012年10月3日水曜日

情報をグルーピング - コンセプトづくり

学園祭が終わり、今日から授業も通常通り再開です。そして今日の放課後には、某企業さんと共同で開発させていただいている商品の開発会議が開催されました。

これまで生徒たちがそれぞれ考えてきた新商品の「アイデア」の良いところを活かして、どのように良い商品コンセプトを作ることができるか - そのことを考えるために各チームごとにアイデアに共通する情報をグルーピングして行きました。




「えっとー、このアイデアとそのアイデアはともに"一個で二度お得!"みたいな部分が共通じゃない?」

「あ、確かに…。」










「私たちのアイデアの中で、かなり"和"という要素が共通だ!」








などなど・・・。このようにグループで積極的にアイデアを出し、それらアイデアをグループにまとめ、さらにはグループ同士の関連を考えたりする思考方法はKJ法と呼ばれて、ビジネスの現場などでも頻繁に取り入れられています。(KJ法は、京都大学教授の川喜多先生が開発した手法で、このような本も出版されています。)

次回会議までに、今日の話し合いを基本として「新商品のコンセプト」を体系的に作ってくることが宿題となりました。

また、今日の会議ではメンバーの生徒たちが全員共通で持つリボン&ロゴ缶バッジのサンプルも披露されました。




「みなさん、これでいいですか?!」とロゴチームの生徒たちが確認すると・・・




「リボンの下の部分が大きすぎるので、もっと小さくバランス良く(学校の制服のリボンのような形が良い)」

「チェーンはできるだけとれにくいチェーンにして下さい」

などのコメントがありました。これらを反映させたものをできるだけ早く、生徒たちが準備して行く予定です。