2011年6月30日木曜日

いざ!商談

今日も暑い一日・・・と思っていたら、生徒たちと夕方出かけるころになって滝のような豪雨が!(本当にすごい雨でしたね!)ですが、ここで躊躇していてはいけません。何しろ今日は大事な打ち合わせが予定されているのです。

ということで、電車を乗り継ぎ、都心へ。

実は今日、生徒たちの企画・開発したノートをある店舗で販売していただけないか、ある企業の方に打ち合わせの時間を頂いていたのです。



最寄り駅に到着したころには、先ほどの豪雨が嘘のように晴れていました!「うわぁっ!これってきっと私たちにとって良い知らせなんだよ!」と言っている生徒の声を聞いて、(まさに私の心の中からでてきた言葉を代弁してくれていたようだったので)うれしくなりました。


そして…


企業のバイヤーさんと打ち合わせさせていただきました。「原価はいくらですか?卸値はいくらですか?」「この機能はどのように使うのですか?」「最近の文具でxxxというようなモノが流行っていますが、実際に女子高生はどう思いますか?」「被災者支援のスキームをもう少し詳しく教えてください」などなど・・・次々と質問されました。生徒たちはもちろん、生まれて初めての商談です。大変緊張していたとのことです。(でも、頑張ったね!)


こちらの企業で取り扱いをしていただけるかは、これから検討されるとのことでした。

今回、生徒たちがこちらの企業にお手紙を直接送付させていただいて、そこからこのミーティングの時間を頂戴しました。

帰り道、生徒たちに言いました。

「みんな、今日は貴重な機会を頂けて本当に良かったね。もちろん、この企業で取り扱いをして頂ければ最高にうれしいけれど、でも、みんなはできることには全て取り組んだよね。何のツテもないところから、みんなで力を合わせてお手紙を出して、こうして企業の方にお時間を頂いて直接お話をさせていただいた。それでダメだったとしても、それは仕方ないと思えるよね。みんなが今できることは、全てしたものね。」

私はそのことを、生徒に伝えたいと強く思っています。可能性が開けるかもしれない、チャンスが少し頑張れば手に入るという時に、全力でその可能性に向かって努力をしたかどうか - 努力した結果、可能性が開けなかったとしても、それは潔く受け入れるべきだと思います。でも努力しないで始めから諦めてほしくはないのです。そのことを、高校生の頃に体験して学んで欲しいのです。

「あぁ~、緊張した、先生、私すっごく疲れちゃったよ~。」

と帰りの電車の中で言っていた生徒たちでしたが、なんだかそれでも少しうれしそうでした。



帰り道はホッとして、駅のデザインの面白さにも目が行っていたようです。




みなさん、お疲れ様!今日はよく頑張ったね~。あとは結果を待つのみですね。