2010年10月14日木曜日

"難航していまして"… ああノート開発

しばらく時間があいてしまいましたが、先ほど生徒とノート新製品共同開発でお世話になっている企業の方とお電話でお話しました。(8月に生徒の提案させていただいたノートの実現に向けて、その企業の方が色々動いてくださっていたのです。予定より時間がかかってしまったため、私も"どうなるかなぁ"と思っているところでした。)

企業の方:「では、xx日にお会いしてお話するということで。」

私:「ちなみになのですが、感触としてはいかがでしょうか?生徒の提案も相当欲張りなので、実現が難しいところなども色々あるかとは思っているのですが…」

企業の方:「いや、それら全て、話始めると大変長くなるんですよ。ですので、それらを含めて全て、xx日に直接お話させていただくということで。」

私:「そ、そうですかー。(不安が募る…)では、よ、よろしくお願い致します。」

私はもともとマーケター(企業で商品開発などに携わり、"どのようにして次の新しい商品を売るか"を考えていくセクションの人間)です。過去に"こんな化粧品が欲しい!"と熱い思いを持っても、原価(コスト)で折り合いがつかなかったり、技術的に不可能だったりということで実現できなかった製品は数えきれません。

"化粧水の中にロイヤルゼリーの入った小さなマイクロカプセルが入っていて、化粧水を肌につけたあと、肌の奥底に浸透したマイクロカプセルが溶けて、中のロイヤルゼリーがお肌をぷるぷるにする!"などという化粧水が欲しいので作ってください!などという企画書を出して「技術的にできません」と研究所から言われたり、「原価が高すぎるから、ガラスの容器ではなくてプラスチックにすること」などと経理部から言われた、などということもしばしば。

そんな経験があるがゆえに、この企業の方のお言葉がずっしりと重みを持って胸に響きます…。

ああ、ノート開発。どうなるでしょうか・・・。