2010年10月15日金曜日

小テストと記憶の定着の関係

来週はテスト週間です。今朝、モジュール学習の教室をのぞいてみると・・・

「先生・・・!!!」

と言ったきり、絶句している生徒がいます。

「どうしたの、言葉失ってるよ・・・」

と声をかけると、

「もう今日は小テストだし、来週は試験だし、間に合わない・・・!!!」



・・・とかなり試験前で焦っている様子でしたが、そこで今朝読んだ新聞の記事を紹介しました。

それによると、単語などの暗記には、小テストによって記憶を定着させていくことが有効、とのアメリカの大学での研究結果が発表されたそうです。








Yahooの脳科学ページに掲載されていた時事通信のニュースを引用します。

「暗記物には小テストが有効=連想で記憶が確かに―米大学
時事通信 10月15日(金)3時6分配信

 単語などの暗記物は、本番の試験に臨む前に予備の小テストを受けた方が記憶が確かになると、米ケント州立大(オハイオ州)のキャサリン・ローソン准教授らが15日付の米科学誌サイエンスに発表した。学生118人に単語を覚えてもらう実験を行った結果、小テスト中に単語を思い出そうと苦心して、ヒントをつかむと、本番の試験でも思い出しやすくなるという。」

小テストの勉強をコツコツ重ねることが、定期試験のための準備にもなり、それが英語や国語などの単語・熟語・例文などの力につながることが科学的にも証明されたわけですから、みなさん焦ることなく目の前の課題を一つ一つこなしてみてください。頑張ってくださいね!