2010年5月12日水曜日

マーケティングの4Pと、競合ノート仕分け?

本日放課後にはノート開発プロジェクトの生徒たちと会議を行いました。

「今日の目的は2つ。1つ目は、全校アンケートの結果から、どんなノートを作ればよいかを分析していきましょう。2つ目は、競合のノートなど(現在買い貯めた20-30種類ほどのノートが手元にあります)の特徴を分析して、どんなノートが良いのか・悪いのか、などを考えていきましょう。」

ということで、まずは全校アンケートの分析からスタート。その際に、どんなことをメインに見てゆけばよいか説明をしました。

「みんな、商品を開発したりするときに、よく4つのPをうまく組み合わせなさい、って言うのね。その4つのPって何かっていうと、ここに書いた通り、Product(売る商品そのものの内容)、Price(いくらで売るかという価格)、Place(どこで売るかという流通の場所)、そしてPromotion(売るときにキャンペーンを行ったり、なんていう販売促進)の頭文字のことなのね。」

生徒は熱心にノートを取っています。

「で、Productの中身については、アンケートからだけでなく、競合の製品を分析したり、みんなのクリエイティビティ(創造性)などを駆使する必要があると思うんだけど、とりあえず、アンケートの結果をよく見ていくと、Price、Placeについては、どこを重視すべきかが分かってくると思います。」

という説明のあと、みんなでアンケート分析を進めました。

そして、その後は、いよいよProduct(商品=ノート)の中身をどうすべきか、ということの参考に、競合製品を細かくチェックしました。

そして・・・





それぞれのノートを見ながら、良い点・悪い点などを挙げ、全員で「判定」を下すという、まさに"競合ノート仕分け"(?!)となりました。



しばらくすると、

「先生、競合ノートの良い点だけじゃなくて、私が思う"こんなポイントがあればアピールポイントになる"と思う点を挙げていいですか?」

と、数々の名案が飛び出してきました。生徒たちの発想の柔軟性・創造性には心から感動しました。この後、実際のPlace(ノートが売られている場所)などを何箇所か見に行き、さまざまなヒントを見つけながら、開発したいノートのサンプルを作っていく予定にしています。

さて、どんなサンプルができあがっていくのでしょうか・・・どうぞお楽しみに。