2011年9月22日木曜日

Malanda State High Schoolの校長先生が来校

昨日の台風15号はかなり大型でしたが、皆様ご無事でしたか?学校はドアのすき間から若干雨水がふき込んできた箇所もありましたが、ほぼ被害はなく安全でした。

さて、今日は本校の姉妹校・オーストラリアのMalanda State High Schoolの校長先生が本校を訪れました。今年の7月に生徒たちが海外研修でオーストラリアのケアンズを訪れた時には、このMalanda State High Schoolに生徒たちはうかがわなかったのですが、私と引率の英語科の先生とで一緒にこちらの学校を訪問しました。その際に

「9月末に家族で日本に旅行をするので、その時に時間が作れればぜひ高木学園を訪問したいです。」

と言っていただいていて、今日その校長先生の本校訪問が実現しました。



授業中にあるクラスで生徒たちの前で校長先生が挨拶して下さいました。(生徒の皆さんはかなり驚いていましたね・・・!)

さすがに高校の校長先生だけあって、生徒たちの前でも非常ににこやかに分かりやすくお話して下さいました。



こちらでは本校のカナダ人の英語の先生の英会話の授業にて。たまたまその教室にオーストラリアの国旗があるのを発見した校長先生は、「この旗はどういう意味か知っていますか?オーストラリアは200年前にイギリスの人々が渡って来てできたので、英国の国旗(Union Jack)が左上にデザインされています。そしてその右側にあるのは南半球で見られる南十字星なんですよ。」

なるほど!初めて知りました!そして校長先生は次のようにもおっしゃっていました。

「私はオーストラリア人で英語しか言語を話すことができません。しかし、その後ロンドンや韓国などで教師として教えることがあって、つくづく若い時にもっと言語をしっかり勉強しておけば良かったと後悔もしています。皆さんは、ぜひ母国語の日本語以外に、英語をしっかり学んでおいてください。きっと将来そのことが皆さん自身の世界を広げることとなり、役に立つことと思います。」

その通りだと私も思っています。英語を話すことができると、世界中の国・人へのアクセスが一気に広がります。これだけ日本でも海外の人と仕事をしたり接したりすることが増えていますので、ぜひ校長先生のおっしゃっている通り、英語という言語を楽しんで学んで欲しいと思います。

ちなみに、校長先生のMalanda State High Schoolはオーストラリアのケアンズの郊外に広がる牧草地帯にあり、学校の中では牛や馬や鶏など動物も飼育していますし、実際にその動物のケアをする施設まで校内にそろっています。(とても豊かな自然の広がる素晴らしい環境です。)校長先生がそのことをお話されたときに、

「へぇー!行ってみたーい。」

と言っていた生徒が何人もいましたが、来年の夏に訪問したい・ホームステイしたい、という人はぜひ今から色々プランを立ててみて下さい。

そして、校長先生から学校にお土産もいただきましたよ!




中には何が入っているのかなぁ???とワクワクしながら開けてみました。











オーストラリアの北部にあるCape York(私も今回この写真集を頂いてどの地域か調べてみました。詳しくはこちらをどうぞ。)の自然の美しい写真集です。図書室やランチスペースなどに置いておきたいと思いますので、ぜひ手にとって見てください。