お昼休みに、トントンとノックする音が聞こえました。(今日はこれで2回目です。)今度は誰かな?と思いつつドアを開けると、2年生がお二人。
「先生、あの、この前のEnglish Bilingual Campがとーーーーっても楽しかったので、またやって下さい!!!」
といきなり核心に切り込む生徒。
「え?あ?(あまりに結論から明快に話す生徒に若干タジタジの私…)それを言いに来たの?」
と聞くと
「はい!♪」
とこれまた明快なお答えです。
「私、本当にあのCampが楽しくて楽しくて、あの授業が終わってからも毎日Peter PanのCD聞いてるんです。Maaya先生が毎日聞き続けたら、かなりリスニングの力も上達するって言ってたから。でね、この間は、寝る前にPeter PanのCDをかけてたら、朝起きたときにもまだかかってた…(笑)」
とのことで、熱意は人を動かすのだなぁ~、なんて妙に納得してしまった瞬間でした。
「この間、Campの最終日にみんなにアンケート書いてもらったでしょ?あの中に"もしまたCampが開催されるとしたら・・・"っていう質問あったよね?あれにも、ほとんど全員が"また参加したい"って書いてくれたんだ。だから、検討します。」
と伝えると
「えー検討?!」
彼女は"検討"という言葉のあいまいさを理解している様子で…私が
「いやいや、前向きに検討。」
と伝えても、
「先生、本当にお願いします、ねー!!!」
と言いながらクラスに戻って行きました。
今年新たにスタートしたEnglish Bilingual Camp。初めは英語科の先生たちとも
「3時間も英語だけでの授業で大丈夫でしょうかね・・・」
などと話していたのですが、生徒たちは心から楽しんで学ぶことができました。しかも、今回使用したテキストの音声がQueen's English(イギリス英語)だったため、このキャンプの後には普段の授業でもイギリスアクセント・発音で朗読する生徒も出てきているようです。
生徒が本当に楽しいと感じられるように学ぶ、そして結果として本物の・使える"英語力"が身に付くように今後も取り組みを充実させていきたいと思います。