それは2か月ほど前のこと。ある先生と私の間での会話です。
先生:「実は、卒業していく3年生のために、講演を考えていまして。」
私:「外部から講師の先生を呼ぶんですね?」
先生:「いえ、そうではなくて、先生に3年普通科の生徒に講義していただきたいのです。」
私:「(目が点)え?!?!私が、ですか?!何をお話すればよいのでしょうか???」
先生:「卒業していく当校の生徒に伝えたいことをお話していただければと思います。」
私:「・・・それって、ものすごーく広いテーマですよね。どんなことでも良いのでしょうか?」
先生:「はい。」
私:「・・・。(うーん。難しすぎる・・・何を話したらいいんだろう・・・)いやー。あまりに内容に自由度がありすぎて・・・。そうですねーどうしましょうー。うーん。」
それからはや2ヶ月。その講義がいよいよ明日となってしまいました。この間、どんなことをお話すればよいか、非常に悩みました。折にふれ、そのことを思い出しては考え、また考えなおし、というプロセスを続けてきましたが、今週に入り、パワーポイントのスライドも完成させなければ・・・と思い、内容を最終調整しました。
どんなことが、彼女たちの今後の人生のために少しでも役立つのだろうか、とじっくり考えたとき、彼女たちより少し長く生きてきた女性として、"高校時代に、こんなことを言ってくれる人がいれば良かったのになあ"と私自身が思ったことを素直に伝えよう、と思いそのような内容での話をすることに決めました。ということなので、話すことにも具体性が無いと説得力がありません。明日は、「(私自身の)過去年表」もこっそり公開しつつ、3年生にお話したいと思います。