今日は、先日飾ったひな人形の横に、見事なお花がいけられました。
卒業式の行われるひな祭りの日にふさわしい、桃のお花。
本校の華道部の生徒たちを指導してくださっている華道家元・池坊の森先生が今回もいけて下さいました。
そして、その後放課後には、生徒たち(華道部でない生徒たちも)が桃のお花をいけることに挑戦です。
まずはじめに、森先生が桃やスイートピー、菜の花などをいけるデモンストレーションをしてくださいました。
先生はあっという間にいけられたのですが・・・
この美しさです。
菜の花(卯の花、と言った生徒がいましたが・・・)の黄色と桃やスイートピーのピンクが対照的で、作品に力強さと優しさが調和されていると感じました。
そして、先生から「それではみなさんが今度はいけてみてくださいね。」と言っていただき・・・
渡された花材を前に
「どうしよう」
と少し緊張気味の生徒もいたり
口も手も(!)よく動いて、どんどんお花をいける生徒たちも。
生徒たちが花をいけ終わった後の教室は、まるでお花畑のようでした。
外はまだ寒いですが、まるでここだけ春が一足先にやって来たようですね。
それぞれの生徒たちの性格が一つひとつの作品にとてもよく現れていると思いました。校内のいろいろな場所に飾られていますので、ぜひじっくり見比べてみてください。
最後に、森先生が残っていた花材を用いて、10分たらずでいけられた作品。
モダンで洗練されていて、その教室にいた一同で感激しながら拝見しました。
そして校庭そばでは、卒業生を送るために、園芸委員の生徒たちが
プランターのお花のケアをしてくれていました。
女子校の本校では、卒業生を見送るときにもこういったお花をとても大切だと考えています。
在校生のみなさん、ありがとうございました。
明日は早いもので、謝恩会ですね!