2016年2月4日木曜日

50年、どのように社会に貢献しますか?- 1年生キャリア講座

今日は5時間目に1年生を対象としてキャリア講座を開催しました。高校生の今から、これから人生をどのように生きて行くのか、そのことをじっくり考える機会になりました。

まず、こんなお話しがありました。よく「キャリア」という言葉を聞くことがあると思うけれど、キャリアとは何なのか・・・。


「○○大学を卒業した」「○○企業に就職した」ということだけでキャリアが完成するということではないですよ、というお話しをしていただきました。

キャリアは①場所、②時間(いつ)、➂取り組む姿勢、の3つの要素が組み合わされて創られていくものです、とのこと。(その通りですね。もし仮に"(世間の評価が)良い"大学に入学したとしても、その後全く学ばず、社会で人の役に立つことができなければ、立派なキャリアがあるとは言えないということです。)


これらの3つの要素を組わせて、「こんな風に世の中に貢献したい」と考え・行動すること、それが皆さんの素晴らしいキャリア、人生を創ることになると思います。

さらに、高校1年生の皆さんにはなかなか実感のわかない"この先50年"についてもお話しがありました。

今高校1年生の皆さんは、65歳まで社会で仕事をする場合には、これから"50年"どのようにキャリアを創っていくかが大切になります。



人生を80年くらいとして横に並べてみると、その長さを感じることができます。(と言って見せていただいた年表です)

学校で学ぶことのできる時期は、色のついたほんのわずかな期間です。その後の50年程度は、自分の力を「社会のために」使って社会に貢献する時期となります。




この50年間をどのように生き、どのように社会に役立てるかを考えるために、ぜひ色々なお仕事をしている人のお話しを聞いて欲しいと思いますし、大学や企業などにも積極的に出かけて欲しいと思います。

私自身も高校時代から今までは「あっという間」だったように思いますが、もっと高校時代に世の中の色々な仕事を知る機会を自分から求めて行けばよかったと思うことも多いです。

今日学んだこと、感じた・考えたことを大切に、ぜひ自分の1回だけの人生をどのように生きていくか、どのようなキャリアを形成するか、考えはじめて下さい。