2016年2月16日火曜日

火花

今週は読書週間ですね。皆さんはこの朝の読書の時間にどの本を読んでいますか?

私は週末まで(先日この場でもご紹介した)村上春樹さんの『職業としての小説家』を読んでいたのですが、それを読み終わりました。

村上春樹さんの小説を読んだことがある人も、無い人も、ぐいぐい引き込まれる内容だと思いますし、なぜ世界で村上さんの作品が多くの人に読まれているかの秘密も分かります。世界中で村上さんの作品が大変人気があるのは決して偶然ではなく、村上さんが強い意志を持って戦略的に行動した結果だということも分かるようになっています。とりわけ、海外の市場(特にアメリカ)で読者を増やすことができるようになった経緯・理由などにも触れられています。

私は昨日図書室に本を返却しましたので、ぜひ読んでみてください!そして、その村上春樹作品を返却に行った際、ついに借りてしまいました。



お笑い芸人の又吉直樹さんの小説が、芥川賞を受賞したとして、大ベストセラーになった小説『火花』 - できるだけ早く読みますので、興味ある人はぜひ図書室で借りてみてくださいね。

ちなみに・・・、こちらの小説の冒頭の文章は

「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。」

普段テレビでみる又吉さんの雰囲気とはまた違った文体。いったいどんなストーリーが展開されるのか?!楽しみです。