昨日のことです。事務所で先生と話していると、廊下から視線を感じました。事務所のスタッフに
「あ、生徒が何か手続きで待っているのかしら?」
と言ったところ、事務スタッフより、手続きではなく"私"を待っているのだ、と教えてもらいました。そこで彼女たちに話を聞くと・・・
生徒:「先生、お母さんが昇降口にかかっている犬の型紙が無いかどうか教えて欲しいって言っています。あの犬を作りたいんだって。」
とのことです。昇降口にかかっている"犬"とは何?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
昨年当校を卒業した家庭科の生徒有志が、高さ2メートル、幅4メートルもの巨大なタペストリーを製作してくれました。現在はそれを昇降口に飾ってあります。
その中に
たしかに、こんな"犬"がいるのですが・・・
まずは、生徒に一言。
私:「あのね、これ"犬"じゃなくて"Blue Dal"っていう名前の犬なのね。ヨコハマに人々をお迎えする、ヨコハマのキャラクタードッグ(愛犬)なの。名前覚えてあげてね。」
と名前を紹介したうえで、型紙のありか・・・うーん・・・確か卒業生たちが製作終了後に廃棄したような気がする・・・。ということで、残念ながらお母様のご希望にそえませんでした。なんでも、この生徒のお母様は学校に来校された際にこのタペストリーをご覧になり、そのなかのBlue Dalが大変可愛いと、ご自分でも作りたいと思われたそうです。
初めてこのタペストリーをご覧になった方にも「私も作ってみたい!」と思わせてしまう、当校3年生家庭科の生徒たちの技術力をあらためて実感しました。
皆様もご来校の際には、ぜひ実物をご覧ください。