2009年9月11日金曜日

手作りの味、幸せの味

校内をふらふら歩いていると、大変おいしそうな香りがしてきました。キッチンスタジオでは家庭科2年生の調理実習中でした。

今日は何を作っているのかなぁ~?と近づいてみると、テーブルの上には今まさに完成!といった食べ物がずらり。



今日は中華風メニューのようです。中華風冷麺、中華風スープ、中華風クッキー(という表現が正しいのかはわかりません…)の3つを作るのに、20-30分しかかからなかったそうです!(すごい!!!)


美味しそうだなぁと思いつつ、写真を撮っていたところ、生徒たちに

「あ-、先生、これ撮っちゃだめですよ!!!」

と言われたので、「なんで???美味しそうだからいいじゃないー。」と聞くと

「クッキーの仕上がりが(自分で)納得いっていない」

のだそうです。隣のグループの写真を撮るほうが絶対にいいですよ、と言われたのですが、





これがその「撮っちゃダメ!」という彼女たちのクッキー。








そして、こちらが「あっちのを撮ったほうがいいですよー」と言われていた別のグループのクッキー。






私には、どちらも大変おいしそうに見えます。そんなこんなで私が生徒たちと話しこんでいると、家庭科の先生が



「事務所のみなさんで、どうぞー!」

と、焼きたてほやほやのクッキーを下さいました。(先生、いつもいつもありがとうございます。)





そして、事務所に戻った瞬間にスタッフ全員に配り、自分のいただいた分を写真を撮ろうと思っていたのに・・・






カメラよりクッキーに、先に手が伸びていました…(半分に割った後で、「あ!写真を撮るのを忘れた!」と気付きました…)




さて、早速事務所のみんなで頂いてみてにっこり。さくさくしているのに、適度なもちもち感もあり、本当においしい!

「手作りの味って幸せの味ねー!」

とみんなで感激しながらいただきました。作った人の愛情が感じられるような、そんな優しい味でした。

家庭科調理コースでは、こんな「人生の幸せ」を味わえる調理実習を毎週行っています。