校内をふらふら歩いていると、大変おいしそうな香りがしてきました。キッチンスタジオでは家庭科2年生の調理実習中でした。
今日は何を作っているのかなぁ~?と近づいてみると、テーブルの上には今まさに完成!といった食べ物がずらり。
今日は中華風メニューのようです。中華風冷麺、中華風スープ、中華風クッキー(という表現が正しいのかはわかりません…)の3つを作るのに、20-30分しかかからなかったそうです!(すごい!!!)
美味しそうだなぁと思いつつ、写真を撮っていたところ、生徒たちに
「あ-、先生、これ撮っちゃだめですよ!!!」
と言われたので、「なんで???美味しそうだからいいじゃないー。」と聞くと
「クッキーの仕上がりが(自分で)納得いっていない」
のだそうです。隣のグループの写真を撮るほうが絶対にいいですよ、と言われたのですが、
これがその「撮っちゃダメ!」という彼女たちのクッキー。
そして、こちらが「あっちのを撮ったほうがいいですよー」と言われていた別のグループのクッキー。
私には、どちらも大変おいしそうに見えます。そんなこんなで私が生徒たちと話しこんでいると、家庭科の先生が
「事務所のみなさんで、どうぞー!」
と、焼きたてほやほやのクッキーを下さいました。(先生、いつもいつもありがとうございます。)
そして、事務所に戻った瞬間にスタッフ全員に配り、自分のいただいた分を写真を撮ろうと思っていたのに・・・
カメラよりクッキーに、先に手が伸びていました…(半分に割った後で、「あ!写真を撮るのを忘れた!」と気付きました…)
さて、早速事務所のみんなで頂いてみてにっこり。さくさくしているのに、適度なもちもち感もあり、本当においしい!
「手作りの味って幸せの味ねー!」
とみんなで感激しながらいただきました。作った人の愛情が感じられるような、そんな優しい味でした。
家庭科調理コースでは、こんな「人生の幸せ」を味わえる調理実習を毎週行っています。