今年の初め、2~3月にかけて、昨年度に卒業した3年生家庭科の有志の生徒たちが、それは巨大で見事なタペストリーを作ってくれたことを、この場でもご報告しました。
あれから数ヶ月。
いつも、やろうやろうと思いつつ、あまりの忙しさについついそのままになってしまっていたのですが、とうとう本日、その素晴らしいタペストリーを、当校昇降口の壁面にディスプレイしました。
作業中です。幅4メートル、高さ2メートルもあるので、大人4人で一斉に掛けていただく必要がありました。
改めて、壁にかけてみると、その大きさ・素晴らしさに感動してしまいました。
完成後、通りがかった先生も
「この場が、ぱっと明るくなりましたね!とても素晴らしいと思います。生徒たちも本当に心をこめて作ってくれたことがよく分かりますね」
と喜びながらコメントしてくれました。
昇降口に向う外から見ると、こんな感じに見えます。こうして見てみると、いかに巨大作品かつインパクトがあるかがよくお分かりいただけるかと思います。
なぜ、なかなかディスプレイできなかったのかというと、実はこのタペストリー、あまりに巨大すぎて(&重すぎて)裏にしっかりとした布を張ったり、上下にレールを入れたりしないと、壁にかけることができなかったためです。当初の予定では、面積はそこそこ大きくても、フェルト地で軽いものができるのだろう、くらいに考えていたので、簡単にディスプレイできるとたかをくくっていたのですが、実際は生徒たちの創造性がすごく、巨大芸術作品になりました。
さて、その巨大作品をどのように壁に掛けるべきか、うーん、と頭を悩ませていた私でしたが、当校の講堂の素晴らしい緞帳(左右に開く、幕のこと)を作って下さった「川島織物」さんにご相談して、今回このような形でディスプレイをすることが可能になりました。
改めて、学園の財産として大切にしていきたいと思っています。
このBlue Dalタペストリーを作成してくれた卒業生の皆さん、そして、川島織物さん、本当にありがとうございました。
皆様も、学園にお越しの際には、ぜひこのタペストリーをご覧になってくださいね!
追記)一番大切なことを書くのをついうっかり忘れていました。このパッチワークに関して、「創立100周年」を記念して全校舎を建築したお祝いということで、大成建設さんが"パッチワークプロジェクト"を支援してくださいました。改めて、大成建設さんにもお礼を申し上げます。