2009年8月6日木曜日

社会で役に立つ女性とは

当校の創立者、高木君先生は

「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」 (人から信頼される女性、実際に社会で役立つ・活躍できる女性)

を育成することに情熱を傾けました。

この社会で役に立つ女性とは、いったいどういう女性のことを言うのだろう?としばしば考えることがあります。

もちろん何かの分野(ビジネスや政治、地域社会、スポーツ、芸術など)で際立った功績を残す女性、こういう女性はもちろん社会で役に立っている女性と言えると思います。ただし、そういった壮大な何かを成し遂げる女性たちだけではなく、毎日の生活の中で、何か相手のことを考えて行動できる女性、そういう女性は誰でも「社会で役に立つ女性」と言えると感じます。

というのは、今日もまたY150の会場のHama Boom Boomプロジェクトブースで生徒たちが活動をしている姿を見て、つくづく「彼女たちは、社会で役に立つ女性」だな、と実感したからです。

たとえば、初日にブースにいたときに、ハチミツを試食していただくためのスプーンが、すぐに(ハチミツを入れた)お皿のハチミツの海に溺れている(=すぐにハチミツでドロドロになってしまう)という状態だったのですが、今日その場所を見ると、こんな状態になっていました。




紙コップが登場し、そのコップの側面にスプーンがきれいに立てかけられていました。もうこれで、スプーンがハチミツでドロドロになることもありません。







そしてまた、初日にはなかったラップでハチミツやクラッカーを入れたお皿がカバーされています。






私が、そばにいた生徒に

「初日よりもずいぶんとこのあたりがきれいになったね!」

と話すと、彼女は恥ずかしそうに

「私、家からラップと紙コップを持ってきたんです。」

と話してくれました。誰に言われたわけでもないのですが、このような細かい点にもパッと気配りができる彼女はとても素晴らしいと思いました。まさに社会で役に立つ女性です。

また、今日は生徒たちが率先してブースに来てくれた子どもたちと一緒に缶バッジを作っていました。





これらはすべて当校の生徒たちが手作りで作った缶バッジです。(かわいいですね☆)








その彼女たち、ブースに来た子供たちに缶バッジの作り方を丁寧に教えてあげています。彼女たちもまた、社会で役に立つ女性たちだと思うのです。








ちなみに、私も一つ、バッジを作ってみました…(駄作でお恥ずかしい…)





自分の得意な分野で他の人のことを考え・思いやって行動できている彼女たちを見て、創立者の考えていた「信頼し得る婦人、実際に役立つ婦人」とはこんな生徒たちのことを言っているのではないかと感じた一日でした。