2014年3月6日木曜日

みんなは立派なマーケター - 商業科1年生最後の課題

今年度、商業科1年生の生徒たちは「ビジネス基礎」という授業の中で毎週"リクルートやローソンなどで伝説のマーケター"と呼ばれた野林徳行先生からマーケティングについて教えていただきました。

3学期の最後の課題は「高木学園の商業科に応募者が殺到するためにはどうするか?」を考えるというものでした。

大変お忙しい野林先生が週末に全てのレポートを採点してくださっただけでなく、このような表にその内容までまとめて送って下さいました。

毎回私も見せていただいているのですが、今回の内容は特にわが・高木学園商業科がテーマとあって、受講いている1年生の声を大変楽しみにしていました。


(ちなみにピンクの線はあまりに重要ポイントだったため、私が読みながらバンバン引きました。)

「(パンフレットなどに)今実際にそのコースで学んでいる人の言葉を入れて、中学生目線にしてあげるといいと思います。」

「商業科で習っている科目をゲームなどに変えてみると、商業科でやっていることが(中学生にも)理解できて良いのではないかと思います。」

「コラボ商品をもっと詳しく紹介し、商品を展示、配布できるものは配布する。」

!!!

いかがですか?高校1年生でありながら、ここまで真剣に"誰に対してアピールするのかをふまえて提案ができる"ということに、私はもう大変感動してしまいました。

さらに、授業への感想の場面では、多くの生徒が 「家でCMやお店で商品を見たりすると、誰に向けて作られているか、を自然に考えるようになっていた」と言っていました。さらに、この授業ではグループでのディスカッション→プレゼンテーションが毎回のようにあったのですが、生徒たちはそのことに対しても 「これまであまりこういう経験をしたことが無かったけれど、とても楽しかったしためになった」 と感想を述べていました。

とりわけ、私がもし野林先生だったら号泣したと思った言葉は・・・

「何気ない毎日の風景がマーケティングの宿題で変わったり、1学期の感想でもっと自分の力を発揮したいという言葉を宣言通りかなえることができました。」

これも高校1年生の感想です。

生徒の成長を本当に嬉しく、頼もしく感じます。

・・・

ということで、商業科1年生の皆さん!この課題が課題で終わってしまうとは思わないでいただき・・・今後をお楽しみに・・・フフフ!(皆さんの意見はしっかり受け止めておりますby理事長)