終業式の日に、ノートの開発試作品についてアンケートを行ったことをお伝えしましたが、今日はそのアンケートの結果をよく理解し、それを企業の方にどのようにお伝えするかプレゼンテーションの練習を行いました。
冒頭で、先日のアンケートの結果を理解し・・・
多くの支持を集めた試作品であっても、どこをさらに改善すればよりよくなるのかを考えていきました。
8月に入るとすぐに、その結果を企業の方にご報告することになっています。そこで、そのためのプレゼンテーションの準備を行うことにしました。
まずは、黒板にこんな4つのポイントを書きました。
この4ポイントを含めて、自分が準備した試作品について紹介してみてください、と生徒に伝えると・・・
「えー。難しい・・・。先生、少し時間ください。。。」
ということで、しばらくしてから、彼女たちのプレゼンテーションを聞くことにしました。
30分後。生徒たちが緊張しながらプレゼンテーションを行いました。"まとめるのが難しい、緊張する、失敗しそうでこわい・・・"などと言っていた生徒たちでしたが、そこで一言。
「みんな、これって、将来みんなが進学したり就職したりするときに面接で自分のことを話す、すごく良い練習の機会にもなるのよ。
黒板に書いてある"ノート"を"わたし"に置き換えてみて。
- わたしはどんな人なのか?
- わたしはどんなことを解決できるのか?
- 他の人とわたしは何が/どうちがうのか?
- なぜxx大学が/xx社がわたしを合格させるべきなのか?
今こういうプレゼンテーションについて考えたり練習したりしておくことは、将来、絶対に役に立つから。それに、今回のプレゼンテーションでちょっとうまくいかないことが仮にあったとしても、何も失うことは無いでしょ。」
というと、生徒たちは
「そうかなぁ・・・。」
と半分納得したような、それでも半分緊張したような表情をしていました。
今日の練習をふまえて、生徒たちは再度夏休み中に考えをまとめて練習をしてくるそうです。企業の方へのご報告の様子は、来月にまたご紹介します。