2010年6月14日月曜日

当校で育てる3つの力

高木学園女子高等学校で学ぶこと何を意味するだろう?と、よく考えます。

私は、当校で学ぶこととは、創立者・高木君先生の理念「社会で信頼され、役に立つ女性」となるための3つの力を育てることだと思っています。

① 学力
日々の授業や「学力向上プロジェクト」を通じて。

社会で様々な役割を担っていく上で、学力はとても大切です。海外と仕事をする人には英語が必要となるでしょうし、論理的に考えて何かを計画したりするときには、数学の考え方が大切になってきます。そして、どんな場面でもコミュニケーションは欠かせません=国語の力がモノを言います。その他、理科や社会、芸術、体育など、学校で学ぶ力は全てそれ以降の人生に役立っていきます。

そう考えると、学力を伸ばすことは社会で活躍女性になるためにはMUST(必要不可欠)です。

② 女子力
全員で学ぶ茶道や、マナー講座などを通じて。

私たちは女性として生まれてきました。「女性らしさ」(美しい言葉づかいや、優雅な物腰、まわりの人に対する気配りなど)を自然に身につけている女性は素敵で輝いています。

(たとえばキャビンアテンダントを思い浮かべてみてください。どうして彼女たちが素敵だと感じるのでしょうか?彼女たちは、美しいマナーや振る舞いを身につけているから輝いて見えると思います。)

社会で信頼される女性であるためには、そんな「女子力」もとても重要だと考えています。当校ではそんな力も自然と身につけることができます。

③ 社会力
クラブ活動や放課後プロジェクト(企業や地域とのコラボレーション-地域清掃や地域のイベント参加、コラボ弁当やノートの開発など)を通じて。

高校生の頃から、自分の才能を社会で活かすことは大いに可能だと思います。そんな経験を通じて、当校の生徒には自分がどのように社会に貢献できるのかを考え・実感してもらいたいと考えています。

高校時代に社会で力を発揮することを実感できた生徒は、その後の人生をどのように生きたいかがより明確になり、社会で活躍できると思います。

現在も高木学園女子高等学校はこのような3つの力を育てていますし、今後ますますこれらの力を育てるためのプロジェクトを充実させていきます。





ノート開発プロジェクトの生徒が描いた絵です。彼女たちは、こんな素晴らしい絵や企画の才能を社会で活かすことで「社会力」を身につけています!