先日この場で、菊名新聞(というコミュニティ新聞)のO編集長が近く松山に引っ越されるとお伝えしたのですが、今日は編集長自らそのお別れの挨拶状を持って学校に来て下さいました。
なんと登場したのは、筒!こんなに素敵な挨拶状は生まれて初めて頂きました。
そして中を開けてみると…中から出てきたのは
巻物の挨拶状なのです!しかも編集長の達筆な毛筆です。こんなに感動する&ずっと大切にとっておきたいと思う挨拶状はなかなかありません。
編集長自ら、どのようにしてこの巻物を作ったかをお話して下さいました。この写真の下に写っているのが、その巻物の挨拶状を広げたところです。巻物の挨拶状は、1枚1枚全て手描きなのかと思いましたが、実は印刷だそうです(!ただし、宛名は一枚一枚書いていらっしゃるとのこと。)
「250枚くらい準備してるでしょ。本当にお金もかかるし、時間もかかるし、大変なんだけど、楽しいことをしていると自分も周りで手伝ってくれる皆さんもワクワクしちゃって。大変さも時の経つのも忘れちゃう。」と編集長はおっしゃっていました。
編集長が引っ越しされてしまうのは、本当に寂しいです、とお伝えしたのですが、編集長曰く
「このままずっとここにいると、(菊名新聞やら他の本の編集やらで忙しすぎて)自分のことが何ひとつできなくて。私も人生あと10年程度。これからは自分が本当にやりたいと思っている"全国88箇所めぐり"などを、元気なうちにやっておきたいんだよねー。」
そういう理由であれば、お引き留めするわけにはいきません。ますますお元気で編集長ご自身の人生を大いに楽しく過ごしていただきたいなと心から思いました。