2009年7月29日水曜日

将来の道が開けてきました!

今日、校内を歩いていると、部活の練習で登校していた生徒に声をかけられました。

生徒:「先生、先生、ちょっとちょっと!」

私:「何?」

生徒:「私、実は、大学のAO入試で"内定"もらったんだ!」

私:「そうなんだー!おめでとう!いつ???」

生徒:「昨日!」

私:「わー!すごいじゃない。こんなに早い時期に!何学科?」

生徒:「製菓学科!」

彼女は、家庭科に在籍する3年生の生徒。昨年度に当校と崎陽軒さんで開発した『百々(もも)』の開発代表チームのメンバーでした。その彼女、AO入試の面接会場で、『百々』の開発に関してのプレゼンテーションを行ったそうです。

生徒:「私、発表の紙を準備していったんです!まず、全校生徒にアンケートをとったり、おかずの内容をイラストにしたり、お弁当箱の箱のイメージを考えたり、掛け紙(外にかける紙のことです)のデザインをどうするか考えたり、そして新聞社やテレビ局にもPRしに行ったり、と私が去年1年にお弁当開発チームとして行った全てのことを、写真つきの紙を使って説明したの!そしたら、大学の先生たちも、パッと身を乗り出してとても興味深そうに聞いてくれたんだー。」

私:「すごい!良かったね。」

生徒:「私、明るい未来が見えてきちゃった!これでずっとなりたいと思っていたパティシエへの道が開けた気がする!」

と情熱を持って話していました。

お弁当『百々』の開発が生徒たちのやる気を高め、このように生徒の夢に近づくためのステップとなったことをとてもうれしく感じました。高木学園女子高等学校では、これからも生徒がやりたいことを見つけ、そのための人生を歩んでいくきっかけとなるような、様々な機会を提供し続けていきます。


後日談) 翌日、この生徒とまた校内でばったり会いました。彼女は、またも進学情報雑誌を熱心に読んでおり、これからの自分の人生に大きな夢と希望を抱いているようでした。がんばれ!