2009年7月2日木曜日

社会に出たら大切なのは?

今日は1時間目、3年生情報処理科の授業にお邪魔させてもらいました。生徒たちの課題研究の発表会が行われたためです。

会場に到着すると、生徒たちが最後の調整を行って発表の最終準備をしていました。そしていよいよ、課題発表スタートです。




PowerPointを用いたプレゼンテーションです!(年齢を感じてしまいますが、ここでまた私は"最近の高校生ったら本当にすごい!"と感動しっぱなし。私がPowerPointを本格的に使うようになったのは会社に入ってからですが、今の高校生たちはすでにプレゼンテーションの際にPowerPointを使いこなしています。)

私が見学したグループは"情報社会のモラルについて-情報社会における情報モラルの在り方について-"とのタイトルで発表を行いました。ネット上の犯罪やネチケットなど、現在の情報社会を取り巻く問題とそれに対する対応方法などをコンパクトにまとめていて、大変わかりやすい発表でした。

その後、見学に訪れていた先生方からコメントがありましたが、

「実際の社会では、人と人とのコミュニケーションが大切ですから、原稿を読むのではなく、一人ひとりに語りかけるようにプレゼンテーションできるようになると、なお良いですね。」

「実際の社会では、プレゼンテーションも大切ですが、それと同じくらい"企画書"など、レポートにまとめる力も大切になってきます。これからみんなは数十ページのレポート提出が課されていますが、人にきちんと伝わるようにレポートをまとめる力、これも身につけていって下さい。」

などなど、実際に社会に出たときに、どのような能力を身につけているべきか、について先生方からアドバイスがありました。

当校の創立者は101年以上前に、当時の日本社会で女性が活躍できるための能力として裁縫を教えてきました。その創立者の想いは、今の時代にもこれら先生たちのコメントからも分かるように"現代版"にアレンジされて脈々と受け継がれています。