今日は、当校の校舎の建築1年目、2年目の点検が行われました。(当校の校舎は3年以上にわたってブロック毎に建築が行われてきたため、ある棟は完成後2年目、ある棟は1年目、というように区切りが分かれています。)
この建物点検では、当校サイドの代表メンバーと、設計デザイナーさん、建築施工会社さんが一緒に建物を見て回り、点検を行っていきます。
久しぶりに校内を回った当校の建設作業所長さんが、
「高木学園さんの生徒さんは、以前から挨拶が素晴らしかったですが、今日はそれだけでなく、生徒さんたちがこれまで以上に明るく・活気があるように感じてとてもうれしかったです。」
とうれしいお言葉をくださいました。そして、インテリア空間のデザインをしてくださった方も、それと前後して
「生徒さんたちにとっては、ここはもしかしたら家よりも長い時間を過ごすことになる空間かもしれない。そうであれば、ほっとするような空間、自然と明るい気分になってしまうような空間を創るべきだと思って、はじめの段階からそのように空間をデザインしていきました。実際に建物がすべて完成したあと、生徒さんたちがそこに"住み"、そして今日のようにいきいきと過ごしている姿を見ると、本当に感動で胸がいっぱいになります。」
とおっしゃいました。
当校の建物には、明るい光をできるだけ取り入れるような工夫が施されていたり、広い廊下におしゃべりできるような場所がたくさんあったり、と本当に居心地が良く、毎日学校に来るのが楽しくなる空間になっています。
どの高等学校に通うかによって、その3年間に吸収するもの・その人となりに大きな違いが出てくると思います。それらに影響を与えるのは、まず先生や在校生(友達、先輩、後輩)、卒業生といった「人」によるところが大きいと思いますが、それらの「人」と接する「空間」の役割もまた、非常に大きいのではないかと感じた一日でした。