先週土曜日に当校の創立者である高木君先生の50回忌の法要を行いました。創立者は創立50周年の翌年に亡くなりましたので、今年が没後50年ということになります。
当日は学園の関係者のほか、君先生を直接知る卒業生の方々にもご参列いただきました。
その法要の中で、お寺のご住職が
「50年前に君先生がお亡くなりになったとき、私はまだ見習いの身分ではございましたが、葬儀のお手伝いをさせていただきました。そのときに、お別れの言葉を述べられた生徒さんのお言葉が大変女性らしくて優しさと愛情に包まれていながら立派だったことを昨日のように思い出すことができます。君先生は素晴らしい教育をなさって生涯を閉じられたとそのときに感じました」
とおっしゃいました。その後、卒業生の方とお話させていただいていたところ、
「さきほどのご住職がお話になった、生徒代表というのは、実は私なんです。当時生徒会長をしていたものですから、お別れの言葉を述べさせていただきました。あっという間の50年間でした」
とおっしゃっていました。
創立者の生き様が、生徒や周りの方に波及していたように感じられた50回忌でした。