今年から、鶴見区馬場にある禅のお寺「建功寺」で大みそかに境内を竹と和紙のろうそくでともしだすプロジェクトに参加させていただくことをお伝えしてきました。
12月12日。いよいよこの日の午後(期末試験の終わったばかりの)当校の生徒も、多摩美術大学の学生さんたちと一緒に実際の準備作業に加わらせていただきました。
みんなと向かったのはお寺のガレージ。膨大な数の竹があり、お寺の境内の場所ごとにA-Dのグループに分かれています。当校生徒および私は、それぞれのグループのリーダーに作業の手順などを教えていただき、実作業に入りました。
私と3年生の1人は、竹の中をくりぬく、という作業に取り掛かりました。
竹の節のところには、ふたのようなものがあって、それをきれいにくりぬいていきます。(イメージ的には、缶詰の蓋を開けるというような感じの作業です。)生まれて初めて、竹を扱いましたが、竹って実はとてもすがすがしい香りがするんだ!と初めて発見しました。
違うグループでは、当校の生徒がご住職自らから作業の方法を指導いただいています。
気づけば今年もあとたったの2週間強!これから準備作業は本格化していきます。大みそかに横浜方面にいらっしゃる皆様は、ぜひ鶴見区馬場の建功寺へ「万燈除夜の鐘」を見にいらしてください。(11:30 pm ころにお寺の門がオープンいたします。)
今年は「心の燈火 - 人とのつながりに気づく夜 -」というテーマで、あかりを共に燈すことで自分以外のひととのつながりに気づくことのできるような演出を予定しています。