2008年12月9日火曜日

さまざまな活躍の仕方

昨日の日記で「ファッションショーモデル大募集!」の告知をした旨をご紹介しました。

一夜あけた本日朝、ある先生からこんな質問をいただきました。

「うちのクラスのある生徒が、将来ヘア・メイクの方面に進学しようとしているんですが、モデルではなくてそのモデルたちのヘアをセットする裏方としての応募ができないかどうかと言っているんです。先生(=私)に質問しなさい、って言っておいたのですが。」

とのことでした。実は、そのファッションデザイナーの方と事前打ち合わせさせていただいた際に、

「ヘアメイクとか裏方でヘルプしてくれる生徒さんがいると助かるんだけどね・・・」

とそのデザイナーさんがおっしゃったので、私としてはこういう生徒からの申し出は大変うれしい限り!ぜひぜひお願いします、と先生にお伝えした30分後・・・

私の部屋にまたまた訪れた2人の生徒たち。

生徒1:「先生、昨日に引き続きまた来ちゃった!(彼女は、はじめからモデルとして何が何でも応募する~!と張り切っていて、昨日も質問に訪れた生徒です)」

私:「今日はどんなご質問で?」

生徒2:「あの、実は、私、モデルではないんですけど、将来美容師になりたいと思ってて、今度のファッションショーのときに、髪型セットのお手伝いとかさせてもらえないかなって・・・ダメかな・・・」

私:「あー、さっきその話、xx先生から聞いたよー!そんな申し出してくれて、すっごくうれしい!本当にお願いしていい?!どうもありがとうー!!!」

生徒1:「このショー、本当に本当に楽しみなんだ!私、絶対がんばる!」

ということで、二人は試験期間(本日から金曜日までは期末試験が行われています)の憂鬱さもすっかり忘れて笑顔で帰っていきました。

このやり取りを通じてつくづく感じたのは、世の中ではさまざまな活躍の仕方があるということです。

ファッションショーに限って言えば、モデルとして活躍するもよし、今日申し出てくれた生徒のようにバックステージでヘアメイクさんとして活躍するもよし、また音響や進行などの役割で活躍するもよし。

このことは生き方全般にもあてはまると思います。自分が本当に「私はこういう役割で一番力を発揮できる」と感じられる分野を見つけられるようなお手伝いができること、それこそが当校の目指すところですし、そんな機会をこれからもたくさん作っていければと思っています。