12月1日。本日は、当学園創立100周年記念講演会の2回目が開催されました。本日講師としてご来校いただいたのは、当学園卒業生のテンプスタッフ代表取締役社長・篠原欣子(しのはら よしこ)さんです。
大変失礼な物言いながら、とても74歳とは思えない若々しさの篠原社長。同じ女性でありながらも、心から尊敬と憧れの念を持ちながらお話を聞かせていただきました。
篠原社長は
「お金を稼ぎたいとか、社長になりたいとか、そういう思いからではなく、自分が仕事をご紹介したテンプスタッフに登録している人/会社から"篠原さんに紹介してもらった仕事はとてもやりがいがあった"とか"篠原さんから紹介いただいたスタッフの方はとても良かった"など、人が喜んで下さるのに後押しされて、ここまで仕事をしてきました」
とおっしゃっていました。そしてその篠原社長を支えてきたものが、当学園創立者・高木君(たかぎ きみ)が常々口癖のように言っていた
「人に信頼される女性になりなさい、社会で役に立つ女性になりなさい」
という教訓とのことです。
38歳で起業されて、以降36年間も社長として会社を育てていらした篠原社長はまた、こうもおっしゃっていました。
「この仕事は人に始まり、人に終わる。だから、人の心を幸せにすることを、いつも考えなければいけないと思っています」
偉大な方こそ、非常に謙虚で、つねに努力を続けられるのだな、と心から感動し、勇気をいただいた講演でした。
講演の後には、生徒から直接篠原社長に質問をさせていただきました。
最後に、感謝の花束を贈呈させていただきました。
また、同級生の方も講演会に参加され、篠原社長に花束を渡されました。
こうして、当校創立者の想いを実際に社会で実現されている偉大な先輩の姿を見せていただき、また当校の卒業生のあたたかいつながりを感じることのできた、素晴らしい講演会となりました。
篠原社長、お忙しいところご来校いただき、本当にありがとうございました。