2012年5月15日火曜日

制服の改善について

今日は生徒会の生徒たちが、制服の改善案についてメーカーさんにご相談しました。

現在の2年生、3年生に対してアンケートをとった結果をもとに、どのようなところが改善されると良いと考えているかなどをご説明・ご相談させていただきました。



普段、高校生が企業の方に直接このようなお話をさせていただく機会はほとんどありません。

(ちなみに、メーカーさんでもこのような形で直接生徒からの声を聞くことはあまり無いとのことでした。)

ブレザー、スカート、リボン・ネクタイ、シャツ、カーディガン、ベスト、靴下など。それぞれについてお話させていただきました。


生徒たちの声をそのまま聞いていると

「こんなアイテム(たとえばこんな仕様で/こんな色で)が欲しい」

などの意見もあるようです。しかし一方で価格は大変気になるポイントでもあるそうです。そこで私からもメーカーさんからも一言。

「みなさん、例えば、今あるアイテムにさらに他の色のものを追加したいとします。そうすると、そのアイテムでは種類が増えることになって、1種類あたりみなさんが買う枚数が減少しますよね。そのことは必然的に、1枚の価格が上がることを意味しています。(より多く同じものを作るほど低コストで生産することができる、逆に1枚あたりの生産量が減少すれば単価は上がります。)ですから、欲しいと思っても、とんでもなく高い値段になってしまう、そのようなことは往々にして考えられることです。例えば今の1.5倍くらいに価格が上がってしまう、それでも欲しいのかどうか。そのような視点も持って下さいね。」

というと、生徒たちは

「うーん、そっか・・・値段がそんなに上がってしまうとちょっとなぁ・・・」

と現実に直面しています。

今日ご相談させていただいた内容のうち、制服の"機能"として改善ができるものについては、メーカーさんで早速検討して下さることになりました。

その内容などもまた追ってご報告したいと思います。