2012年3月19日月曜日

文化の継承と発展

先日、ある先生から見せてもらいました↓






「見て下さい!卒業生のお母様が手作りで作ったお人形なんだそうです。すごく良くできていませんか?」

確かに!3日に卒業した3年生たちで最後となった制服の、本当に細部に至るまでそっくりに再現されています。

さらにお人形の表情からも、何とも本校の生徒の雰囲気が伝わってくるようです。







本校は今年、創立から104年目となりました。制服については、創立者・君先生がデザインした初代制服は60年以上着用され、その次にこの写真にある制服へと変更しました。そして20年弱。4月からは今の1、2年生が来ている制服のみが本校の制服となります。この104年間に制服が変わり、校舎もリニューアルされました。しかし、学園の文化は今も脈々と継承されています。「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てるという創立者の理念は現在もこれからも生き続けますし、生徒と先生の距離が近く家族的な雰囲気も今後とも大切に守って行きます。

しかし、この104年の間に大きく変わったこと、特に21世紀に入り、テクノロジーの進歩などの影響もあって、社会がよりグローバルになり、物事が高速で進むようになったことを常に認識しておくことが必要だと思います。こうした社会の中で、生徒たちが「役に立ち、信頼される」ために必要な教育を実践することが、本校の使命だと考えています。

本校の独自の文化を継承しながら発展させていく - これから数年の間に本校の教育がどのように変化していくかも、ぜひご覧頂ければと思います。