2012年1月31日火曜日

まなぶ=あそぶ

今、こんな本を読んでいます。



テレビなどで橋本先生の国語の授業について、ご覧になったことがある方も多いかもしれません。

今年100歳を迎えられる橋本先生は、長年にわたり灘中学・高等学校で国語を教えていらっしゃいました。灘校と聞いて"受験のテクニックを教えてきたのか"と思われたら…大違いなのです。橋本先生は、むしろそれとは対極の授業をされてきた方で、生徒たちに国語という教科を通じてまなぶことの楽しさ、"まなぶ=あそぶ"ことを伝え続けてきた先生です。





先日、神奈川県の黒岩知事にお目にかかった際に、黒岩知事も橋本先生についてお話されていました。知事は灘校出身で実際に橋本先生の授業を受けられ、人生が豊かになる素晴らしい授業を受けたとお話されていたのが印象的でした。

実際にこの本を読んでいくと、共感・感動することばかり。先生はこんな風におっしゃっています。

『「学ぶ」という義務を「遊ぶ」という気持ちに切り替えられれば、子どもたちは進んで「学ぶ」ことに参加するようになります。これを大人が教えてあげなければなりません。』(17ページより引用)

"まなぶ=あそぶ"にするきっかけを創ることができるのが学校であり、それぞれの教科の先生であると思います。高木学園女子高等学校でも、それぞれの学科でより生徒の皆さんが楽しく遊ぶように学ぶことができるよう、現在色々先生達がプランを考えているところです。遊ぶように学んで、皆さんの人生が豊かに楽しくなるように、今後ますます努力していきたいと思います。