2011年4月22日金曜日

Pray for Tohoku - ノート開発プロジェクト第ニ段階

本校の生徒たちと、ある文具メーカーさんとが"ノート"の開発を進めてきたことは、この場でたびたびお伝えしてきました。このノート、デザイン・仕様は完成し、あとは納品を待つのみとなっています。

今日は、このプロジェクトについてあるご報告をしたいと思います。

実は、このノートは当初、今頃のタイミングに通常の店舗で販売することを念頭に、開発を進めてきました。そして、「さあ、これから生産して販売スタート」というタイミングで、私たちは3月11日の東日本大震災を経験しました。

そして、連日報道される被災地の状況、そして被災地の子どもたちの姿を見て、プロジェクトメンバーを含めて私たちは、以下のように決断することにしました。

今、一番ノートを必要としている方々(=被災地の子どもたち)に、このノートを届けよう!

この私たちの開発したノートを、東日本大震災で被災した方々の支援のために役立てて行こうと考えています。

どのような形で、支援が行えるのか - そのことを考え、行動するために、当初のノートプロジェクトメンバー(現・3年生)から2年生以下の希望者が第2代プロジェクトメンバーとして、このプロジェクトを引き継ぎ・発展させていくことにしました。

デザインまでを完成させてくれたオリジナルメンバーは6名で進めてきましたが、第2代プロジェクトメンバーに立候補してくれたのは12名。かなり大所帯とはなりますが、この新メンバーがオリジナルメンバーのアドバイスなどももらいながら、今後プロジェクトを進めて行きます。

今日はその12名のうちの2年生に、少しだけ集まってもらいました。


まだ未公開であるノートの最終デザインを彼女たちには初公開。「わぁ~~~!!!可愛い~~~☆☆☆女子力上がりそう~~~!」との好反応。オリジナルメンバーが努力を重ねて開発した製品を、とても気に入った様子でした。(うれしい!)

"社会で役に立つ女性になりなさい"という創立者・高木君先生の言葉を胸に、このノートが被災地の方々に少しでも役立つように、これから生徒とともに行動していきます。