2011年4月1日金曜日

究極の選択 - わかれ道




今朝、校内で頭を抱える生徒・・・。

「あぁー、どうしようー!決められないぃぃ・・・。」





お伝えしているノート開発プロジェクトで大きな決断を迫られていて、心の底から悩んでいる様子です。先日少しお伝えしたように、紙業界にも大震災の影響で大変な事態が起こっていて、このプロジェクト自体もその影響を相当大きく受けています。そして

- 納期(完成の時期)を優先させるのか
- 仕様(ノートの機能)を優先させるのか

の究極の選択を迫られているのです。1年以上もの時間をかけて考えてきたノートですから、簡単に仕様を諦められない。一方で、時期もきわめて重要です。本当はどちらも優先!と言いたいところですが、どちらかを選びとる決断をしなくてはならなくなり、生徒たちが「うーん。。。」と唸っています。

生徒たち:「えー、これ、本当に究極すぎる選択ですよ、先生ー。どちらかしか選べないなんて辛すぎる・・・。なんとかうまく折衷案とかできないものですかね?」

私:「残念ながら、どちらかを優先させないと無理な状況なんだよね・・・。」

生徒たち:「選べない・・・。」

私:「あのね、多分みんなのこれからの人生において、究極の選択に直面することってたくさん出てくると思う。どちらかを選ぶかで、その後が本当に変わってしまう、わかれ道ね。でも、人は生きている限り、そういう決断をする連続だと思うの。どちらを選択するかに正解は無いけれど、自分で選択したからには責任を持ってその後を全うして欲しいし、今回なんかはまさにその典型だよね。」

という話を続け、生徒は相変わらず「うぅーーーーーーーーーん・・・・・・・」と唸り続け、それでも最後には決断を下しました!もう後戻りはできません。

あとはこの後、ノート開発プロジェクトメンバーを中心に私たちがどのように行動するかに全てがかかっています。このノートのゆくえがどうなるか、もう少しお待ちください!(完成したノートは、世の中に役立つ形で活用したいと考えています。)